ズボラなのに、ちゃんとしたい。
ーその気持ちに、
ずっと振りまわされてきた気がする。
ズボラなのに、ちゃんとしたい。
昔から、そんな気持ちをこじらせてきた。
手を抜くと、なんだかモヤモヤしてしまう。
がんばると、すぐにしんどくなる。
そのあいだにある、ちょうどいい場所が、
なかなか見つけられなかった。
たとえば、仕事でぐったりして帰ってきた夜。
冷蔵庫には食材もある。
作ろうと思えば、作れる。
でも今日は、もう、なにもしたくない。
出前でもいいか…
そんなとき、
誰にも責められてないのに、
なぜか「ダメだな」って思ってしまう。
わたしも、ずっとそうだった。
「がんばる」か、「がんばらない」か。
0か100かの極端な選択肢のなかで、
ずっと揺れていた気がする。
そんなある日。
ふと、気づいたのです。
野菜を蒸すだけで
なんとなく救われる日がある。
キッチンに立ちたくない夜でも、
冷凍しておいた魚を焼くだけで
“ごはん”になる。
料理が「やらなきゃ」から、
「やってよかった」に変わる瞬間。
それはきっと、
がんばらなかったけど、ちゃんとできてる。
そんな満足感から、生まれていた。
今のわたしにとっての“ちゃんと”は、
完璧に作ることじゃない。
見た目を整えることでもない。
自分を置き去りにしないこと。
「今日はこれでいい」って、
自分に言ってあげられること。

野菜を切りはじめたら、
心も体も、すこしずつ整っていく気がした。
少しずつ、そんな「ちょうどいい場所」が
見つかってきた気がする。
このnoteでは、
ズボラなのに、ちゃんとしたい。
そんな気持ちに寄り添うごはんと、ことばを、
少しずつ綴っています。
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「今日もサボった。でもちゃんと作ったことにした。」
ーーがんばれなかった日のごはんに、やさしく〇をあげた日の話。
「雑でも完璧でもないけど、救われた日のごはん。」
ーーちゃんとじゃなくても、食べたらちょっと元気になれた日のこと。
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