現実と幻想のあいだを歩くミステリー小説_ペッパーズゴースト/伊坂幸太郎
今回は「現実と幻想のあいだを歩くミステリー小説」の紹介です。
こちらの作品、noteを巡回していたとき、ふと目に留まったchicochicoさんの記事で興味を持って読み始めた本です。
また面白い本があれば、ぜひ教えて欲しいです!!
ありがとうございました🙇✨
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『ペッパーズゴースト/伊坂幸太郎』
作者
伊坂幸太郎さん
生年月日:1971年5月25日
出生地:千葉県松戸市
最終学歴:東北大学法学部卒業
主な受賞歴:
2000年 第5回新潮ミステリー倶楽部賞 『オーデュボンの祈り』
2004年 第25回吉川英治文学新人賞 『アヒルと鴨のコインロッカー』
2004年 第57回日本推理作家協会賞(短編部門) 『死神の精度』
2008年 第21回山本周五郎賞 『ゴールデンスランバー』
2008年 第5回本屋大賞 『ゴールデンスランバー』
2020年 第33回柴田錬三郎賞 『逆ソクラテス』
概要
単行本発売日:2021年10月
文庫本発売日:2024年12月
出版社(単行本・文庫本の順):朝日新聞出版・朝日新聞出版
物語のあらすじ
中学教師の檀は、猫を愛する妙な二人組の小説原稿を生徒から渡される。
さらに他人の未来を観る力を持つことから謎の集団とも関わり始め……。
苦い過去を乗り越えて檀先生は、世界を、自分を救えるのか!?
毎ページすべてが楽しく愛おしい、一大エンターテイメント!
感想
作家生活20周年超えの集大成として発売された非常に面白い作品です。
伊坂幸太郎さんらしい軽快な会話と、静かに積み重なっていく違和感が心地よい一冊です。
派手な事件が前面に出るわけではありませんが、人の言葉や行動が少しずつ意味を帯びていく展開に惹き込まれました。
教師という立場から語られる視点は、善悪や正解を単純に割り切らず、読む側にも考える余白を与えてくれます。
そして先生の「他人の未来を観る力」が絶妙に作品に絡み展開されていくのがとても面白いです。
中盤には私の好きな「どんでん返し」が待っています。
絶対に「あれっ?」ってなります。
そしてそこから終盤にかけての展開もハラハラドキドキで読む手が止まらなくなります。
出てくる登場人物や球団の設定も面白く、ツッコミが止まりません!!
読み終えた後には、身近な出来事や人間関係を少し違った角度から見直したくなる、そんな余韻が残る作品だと感じました。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!!
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