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過去と未来が交差する

「ホテルクラシカル猫番館  
横浜山手のパン職人5」を読
         みました。
専門学校時代の友人・愛美と
の再会シーンで、胸がきゅっ
   と締めつけられました。
1年の音信不通を経てぶつか
る無言のわだかまりは、誰も
が経験する「取り返せない時
   間」の切なさそのもの。
ベーグルを作りながら初心を
思い出す3人の姿に、自分の
中の古傷もそっと撫でられて
いるような感覚を覚えます。


ホテルクラシカル猫番館 
横浜山手のパン職人5
小湊悠貴 (著)

4月、専門学校時代の友人、
    愛美と再会した紗良。
かつては愛美とルームシェア
をするほど親しかったのに、
ケンカ別れして音信不通にな
         って1年。
わだかまりの残ったままの二
         人だった。
さらに同じく専門学校時代の
ライバルだった秋葉とも再会
するが、彼とも気まずくなる
    事件がかつてあり…。
3人がおたがいにあやまりた
い気持ちを持ちながら、かつ
て専門学校で習ったベーグル
を初心を思い出そうという気
  持ちをこめて一緒に作る。
新緑がまぶしい5月、薔薇咲
く猫番館で従業員の友人をも
てなすためにピロシキづくり
          に挑戦。
そして紗良と要の関係は? 
さまざまな想いが動き出す第
           5巻。

ホテルクラシカル猫番館
横浜山手のパン職人5
小湊悠貴 (著)

「人間関係のほころびを繕う
         パンの力」

秋葉との気まずい過去を乗り
越えるエピソードでは、パン
生地を捏ねる手の動きと言葉
にならない想いが重なり合い
           ます。
 特に「謝りたいのに謝れない」
というもどかしさが、ベーグ
ル作りの工程とシンクロして
    涙腺を緩ませました。
新緑の5月に薔薇咲く猫番館
で挑むピロシキ作りをする従
業員たちの絆を深める姿は、
    鮮やかで壮観でした。

「要との関係性が紡ぐ新たな
            風」

紗良と要の距離感の変化が、
 今作最大のドキドキポイント。
コンシェルジュとしての毅然
とした態度と、紗良への優し
い眼差しのギャップに「この
関係はどうなるの?」とペー
ジをめくる手が止まらなくな
         りました。
過去の人間関係と現在の成長
が交差する中で、2人が歩み
寄る瞬間はまさに物語の醍醐
          味です。

「読後は薔薇の香りがするベ
ーカリーで寛ぐような安らぎ」

専門学校時代のトラウマと向
き合いながらも前を向く紗良
の姿は、読む者に「過去は糧
になる」と教えてくれます。
井上のきあさんが描く新緑の
猫番館の情景が、心の隙間を
  優しく埋めてくれるよう。
ピロシキからこぼれる具材の
描写までが、なぜか懐かしい
記憶を呼び起こす魔法にかか
     ったかのようです。

光るキーワード
「横浜山手」「パン職人成長
物語」「人間関係修復」「ベ
ーグル」「ピロシキ」で検索
  する方に刺さる内容です。
友人関係の修復に悩む方、職
場のチームワークを深めたい
方、そしてほんのりした恋模
様が好きな方へ──春の訪れ
と共に心を洗う、珠玉のスト
        ーリーです。
猫番館の庭で咲き誇る薔薇の
ように、さまざまな想いが美
 しく結実する第5巻でした。

Kindle版

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自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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