心温まるひととき
「ホテルクラシカル猫番館
横浜山手のパン職人2」を読
みました。
この物語は開いた瞬間、まる
で横浜山手のホテル「猫番館」
の厨房に立ち、香ばしいパン
の匂いに包まれているような
気分になります。
紗良がパン職人として奮闘す
る日々は、ただの仕事ではな
く、彼女自身の成長と人々と
の心の交流を描いた優しい物
語です。
ホテルクラシカル猫番館
横浜山手のパン職人2
小湊悠貴 (著)
噛みしめるのはパンのおいし
さだけじゃない。
横浜山手のホテル・猫番館で
働くパン職人(ブーランジェ
ール)の紗良。ここに勤めて
早3ヵ月。
今日も「事情」を抱えたお客
様がやって来る。
長逗留して新作を執筆する小
説家は、「今後はパンを出す
な」と言い放ち……!?
ホテルが舞台の、おもてなし
に満ちたハートウォームスト
ーリー。
声援(エール)が聞こえるさ
くらんぼのデニッシュ、旧く
甘い記憶を呼びおこすマロン
コロネなどが焼きあがってま
す。
横浜山手のパン職人2
小湊悠貴 (著)
「パンが紡ぐ人と人との絆」
今回の物語では、長逗留する
小説家が「パンを出すな」と
言い放つ場面が印象的でした。
その言葉の裏に隠された理由
を紗良が探りながら、彼の心
を解きほぐしていく過程は、
読んでいて胸がじんわりと温
かくなります。
声援(エール)が聞こえるさ
くらんぼのデニッシュや、旧
く甘い記憶を呼び起こすマロ
ンコロネなど、紗良が焼き上
げるパンには物語の中で大切
な役割があり、その一つ一つ
に込められた思いが伝わって
きました。
「登場人物たちの過去と現在
が織りなすドラマ」
紗良だけでなく、ホテルスタ
ッフや宿泊客たちもそれぞれ
事情を抱えています。
ベルスタッフの小夏や紗良の
叔父・誠の過去に触れるエピ
ソードは、彼らの人間味を感
じさせるものでした。
また、薔薇園で行われるウェ
ディングパーティーでは、新
婦の父親がサプライズ参加す
るという展開に涙腺が緩みっ
ぱなしでした。
「読後感はまるで温かなコー
ヒーとクロワッサン」
この本は、忙しい日常に疲れ
た心をそっと癒してくれる作
品です。
紗良の素直さや芯の強さには
励まされますし、猫番館とい
うホテルそのものが非日常的
な空間として読者を包み込ん
でくれます。
次巻ではどんなお客様が訪れ
るのか、どんなパンが焼き上
がるのか、とても楽しみです。
おすすめポイント
「横浜山手」「ホテル」「パ
ン職人」「ハートウォームス
トーリー」といったキーワー
ドで検索する方にぴったりな
作品です。
このシリーズは、人間関係や
食べ物を通じて心温まる瞬間
を求めている方にぜひ読んで
ほしい一冊だと思います。
Kindle版

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自己紹介
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