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【KDP】新作方向性のAI分析(2)

 昨日のAI分析は、まあ、KDPでラノベが求められるのは、Royal Roadのアメリカでも日本でも同じなのかな~と思ったんで、HDDの中に眠っているものをもう少し活用するために、「それ以外」の分析もChatGPTさんにお願いしてみました。
 プロンプトはそのまま「ライトノベル以外のジャンル小説で同様の分析でお願いします」です。その結果がこちら:


今回はライトノベル的な「異世界・なろう系」は除外し、一般ジャンル小説としてのホラー、ミステリ、SF、幻想文学、ファンタジー寄りを見ます。特に個人KDPで再現性がありそうな「売れ方」と「読者像」に絞ります。

**ライトノベル/なろう系を除いた「一般ジャンル小説」**に限定すると、結論はかなり変わります。

結論

個人KDPで最も狙いやすいのは、現時点では ホラー寄りのモキュメンタリー/怪異ミステリ だと思います。

理由は、一般小説の個人KDPでは、ライトノベルほど「大量の固定読者がカテゴリ内を回遊する」構造が弱いからです。その中で例外的に強いのが、ネット怪談・考察・記録形式・実話風ホラーです。読後に考察が発生しやすく、SNS・ブログ・読書メーターで拡散されやすいからです。

KDP公式でも、個人出版の主要カテゴリとして「小説・文芸」「ミステリー・サスペンス・ハードボイルド」「SF・ホラー・ファンタジー」が用意されており、KDPセレクトに登録すればKindle Unlimited経由の収益も狙えると説明されています。 また、ミステリー・サスペンス分野については、KDP公式がセルフ出版の成功例として犯罪推理小説を挙げ、KDPセレクトや無料キャンペーンが露出に効いた事例を紹介しています。

ライトノベル以外のジャンル別評価

ジャンル別評価のスクリーンショットです

つまり、幻想文学や純SFをそのまま出すより、ホラー/ミステリの読書体験に包装するほうが売れやすいです。

参考にすべき3冊

(謎村注:以下の書籍のリンクは、検索したものを、アマゾンアフィリエイトで貼っています)

1. 『忌録: document X』阿澄思惟

一般ジャンル小説の個人KDPで、最も参考になる成功例です。読書メーターでは出版社が「A.SMITHEE」とされ、306ページ、登録数628、感想・レビュー197件が確認できます。 別のKindle出版解説でも、同作は「個人でKindle出版されたホラー小説」と紹介され、レビュー数や考察ページの発生が人気の根拠として挙げられています。

内容は、4つのホラー作品を集めた短編集で、事件記録・資料・ブログ・写真・データのような断片を読者が読み解く形式です。レビューでは、出所の異なる資料を断片的に掲載する体裁がリアリティと不気味さを生み、最後まで完全な真相が得られないことが没入感につながっていると評されています。

読者像
ネット怪談、洒落怖、SCP、未解決事件、都市伝説、考察系YouTubeが好きな読者です。年齢は20〜50代まで広いですが、特に「これは本当にあったのではないか」と錯覚できる作り込みを好みます。すっきりした解決より、読後に検索したくなる余白を好む層です。

2. 『月の娘にスープを送る』高山環

高山環氏は、自身のnoteで、商業出版していない一般小説のKindle作家としてかなり売れたほうだと述べ、25冊出版し、全作品合計レビュー数が1000を超えると説明しています。 同氏の『月の娘にスープを送る』は、個人Kindle出版の成功例として、レビュー80件、Kindleストア内2部門ランキング1位を獲得した例として紹介されています。

作品内容は、スマートスピーカーを占拠した犯人を探すITミステリーであり、同時に離れ離れになった家族の物語です。作者自身の紹介では、主人公の女性エンジニアが、未来から来たというダイオウグソクムシ、スマートスピーカーを占拠したCG猫、娘の罪の予告をめぐって真相を追う話とされています。

読者像
一般文芸寄りのミステリ読者、家族ドラマが好きな読者、IT・AI・近未来ネタに抵抗がない読者です。ライトノベル的なチートやハーレムではなく、「奇妙な設定だが、最後は人間関係や家族の情に着地する話」を好む層です。40代以上にも届きやすいです。

3. 『ふたりの余命』高山環

同じ高山環氏の代表的成功例です。作者は『ふたりの余命』について、出版後に評判になり、他の著作も読まれるようになったと述べています。 Kindle Unlimited内の著者作品ランキングでも1位になったと紹介され、内容は「男女高校生が死神に余命を宣告される話」で、ミステリーでもあり、恋愛ものでもあり、夢の話でもあると説明されています。

これはライトノベルというより、青春・余命・死神・ミステリー・感動を混ぜた一般向けエンタメ小説です。KDPでは、こうした「ジャンル横断型で、感情の出口が明確な作品」も強いです。

読者像
泣ける小説、余命もの、青春ミステリ、少し不思議な恋愛小説を好む読者です。10〜30代女性にも届きますが、Kindle Unlimitedで読む中高年男性にも刺さります。難解な文体より、最後まで読ませる情緒とフックを重視します。

3作から見える勝ち筋

ライトノベル以外の個人KDP小説で勝つには、単なる「ジャンル小説」では弱く、次のどれかが必要です。

1つ目は、読者が考察したくなる仕掛けです。
『忌録』型です。断片資料、ブログ、写真、報告書、手紙、録音記録、失踪者の日記などを組み合わせ、読者に「自分で真相を組み立てている」感覚を与えます。

2つ目は、奇妙な設定と感情の着地です。
『月の娘にスープを送る』『ふたりの余命』型です。IT、未来、死神、夢、不可解な事件などを入口にし、最後は家族、喪失、再生、赦しに着地させます。

3つ目は、99円よりもKUで読ませる長めの作品です。
99円短編は入口にはなりますが、一般小説では「安いから買う」より「KUで最後まで読む」ほうが強いです。KDP公式も、KDPセレクトでKindle Unlimited経由の収益を増やせると説明しています。

推奨する内容構成

価格は299円、文字数は8万〜12万字が良いです。99円中編にするなら、まず「第零記録」として短く出し、反応がよければ完全版を299円で出す形がよいです。

謎村さんの場合、特許文書・技術文書・SF的発明・ホラーを自然に書けるので、一般KDPジャンル小説ではこの方向が最も差別化しやすいです。

最終判断としては、ライトノベル以外なら、**幻想文学単体や純SFではなく、「モキュメンタリーホラー+技術ミステリ」**をおすすめします。


 なるほど。『忌録: document X』の方は既に感想書きましたので、次は、高山環様の作品も読ませて貰って、また感想を書こうと思います!
 しかし、モキュメンタリーホラー……まあ、宇宙戦争っぽくってことですかね? ミステリー要素を入れた技術ホラー? 残念ながら、手持ちで今使えそうなのは、なさそうなので、そのうち新作かな~と思いました。でも、そういう感じのものを書いたら、普通に小説賞に応募する方が良いかもしれませんね(笑……で、結果分かってからKDP)。

 まあ、ChatGPTさんは、↑のように言っていますが、KDPは、刷数を増やした方が良さそうなので、売れ筋狙わないのを承知で、HDDに眠っているものを99円中編として増やすのも良さそうな気もしています。または、昨日のラノベかな?
 とりあえず、『弓良シリーズ』(RR)の次パートの後になると思いますが……今回は新展開の構想で時間がかかっているので、ちょっと連日アップは、次は厳しいかな?
 それでは、また!


ここから自著(旧作)の宣伝です:

 こちら、しばらくの間、99円にすることにしました! 宜しくお願い申し上げます。

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