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第7回「週刊ことさきく」:3日で英文がスイスイ作れるようになる!本当です

(前回は↑です)

第7回「週刊ことさきく」をユーチューブにアップしました。

今回は「3日で英文がスイスイ作れるようになる!」をテーマにお話をしました。

進行役の高橋さんが「それはウソです!」と言い切るところから始まり、最後には「納得しました。」で終わる内容です。

URLは、https://www.youtube.com/watch?v=qclxIQTDYws
です。

ぜひご覧ください。

☆☆☆

0:50 成瀬 
「3日で英文がスイスイ作れるようになる」。高橋さん、本当だと思いますか?

0:54 高橋 
ウソです。
3日だと全部英語学習に使っても60数時間。それでスイスイと英語を作れるようになるのは無理です。
まあ、「スイスイ作れる」のレベルにも、よりますね。

1:35 成瀬
3日というのは、1日10時間、3日で30時間、英語を学習すれば、という話です。
これは自分の経験からきています。私は20歳から英語の勉強をはじめて、最初に1年間に3000時間ほどの英語学習をしました。
これは様々な意味で効率的ではありませんでした。
であるから、うまくやれば、学習速度は10倍速になると考えています。

4:30 
中級程度の英語力、つまり国際会議に参加できる程度の英語コミュニケーション力と、実務書が読める程度の読解力を身につけるには、300時間の学習は必要不可欠であると思います。

5:30 
しかし日常会話程度の英語力であれば、そのさらに10倍速である30時間で身につけられるのではないかと考えています。
その根拠のひとつとなるのが、これまでの30年で教えてきた人たちの伸びの速さです。


6:30
高橋さん、日常英会話にはどのくらいの単語が必要だと思いますか。

6:50 高橋
3000語、ぐらいですか。

7:00 成瀬
私は1000語で十分だと思っています。動詞だと200語。
昨日のレッスンで英会話を30分ほどしましたが、そこで出てきた動詞は20程度。全単語数も200語はいっていません。
だとすれば、日常の普通の会話に必要な単語数は300語程度。これだと30時間で覚えられます。

10:30 高橋
そうやって分解して考えると、ゴールが見やすくなりますね。




10:40 成瀬
オグデンの「ベーシックイングリッシュ」は、850語でなんでもいえるといっています。ですから、日常会話だけであれば、00語であるのはおかしくありません。
では文法のほうはといえば、中学で習う構文力で十分です。高校レベルの構文力はいりません。
そして、30分の英会話のなかでの主語のほとんどは「I」でした。

まとめると、30分の日常会話に必要な単語は、主語がI, you, itなど10種類程度、動詞は20語程度、単語数は全体でも300語程度です。
であれば、3日で十分ではないでしょうか。

15:00 高橋
たしかにそのとおりですね。

15:10 成瀬
いまこれを聴いている方も半信半疑でしょうが、そこが問題だと私は思います。

15:20 高橋
もっと難しいのではないかという決めつけがある。

15:30 成瀬
そのとおりです。そういう思い込みがある。しかし、冷静に考えると、まったく大丈夫なんです。ちょっとした文法ミスなどは問題ありません。致命的ではないからです。

17:00 成瀬
難しいことがいえないと思うかもしれませんが、原子命題に分割してシンプルなセンテンスをつくってそれをロジカルにつなげていけばよい。つまり、複雑なこともいえるのです。

19:00 高橋
つまり、もやもやっと難しいと思っていたことを分解していけばいいんですね。それだけなんですね。

19:30 成瀬
人間の発話行為については多くの研究がなされていますが、その人たちが考えていることも、私が考えていることと全く同じです。
私たちが考えていることを英語としてアウトプットするプロセスをきちんと理解して、もっともシンプルなものをターゲットとして、おこなっていけばよいのです。そうすれば英語でアプトプットは簡単にできます。

24:00 成瀬
私が50年前に3000時間の英語学習をしたときには、こういったことを何も知りませんでした。
当時私は、英語が使えるようになるには、少なくとも10000語を覚えなくてはならないと思っていました。
ここで聞いている方の多くも、たくさんの単語を覚えて、たくさんの難しい構文を覚えなければ英語はマスターできないと思っているのではないでしょうか。
はっきりいいますが、最初はそういったものは、いらないのです。

26:00 成瀬
最初からそうした英語学習をするのは、赤ちゃんにステーキを食べさせるようなもの。赤ちゃんに必要なのはお乳、そして離乳食。
大事なことは限られた単語をうまく運用すること。
それさえできてしまえば、私たちは英語をすらすらとつくれるようになります。

問題は、限られた語彙を運用する具体的な方法を、日本の英教育が皆さんにきっちりと教えていないことです。
そのメソッドを、いま私がつくっているところです。
ということで、高橋さん、納得していただけたでしょうか。

31:00 高橋
納得です。
ただ、日常会話ではなく、もっと高度な文を書こうとすると、それよりも上のレベルの語彙や構文が必要となりますね。
だから、その後には、もっと高度な語彙や構文の学習を積み重ねていけばよいということでしょうか。



32:00 成瀬
そこがポイントでして、私はいまの日本の英語教育は砂上の楼閣だと思ってています。難しいことはたくさん教えるが、基礎をきちんと固める教育をしない。だから基礎が豆腐のようにふにゃふにゃなんです。
語彙や構文が増えることに対する執念というか、それが素晴らしいものであるという思い込みということ、youやmakeやgetを使うのは幼稚であると勘違いというか、そういうものであると私は思います。

33:00 成瀬
これも私の実体験からきています。
たとえば、私の専門である経済学や金融などの分野の英語テキストは、全然難しくないんです。
難しいだろうと恐る恐る読んでみたところ、驚くほどに簡単でした。
おそらく、みんな、騙されているんです。
専門書の英語は難しいものだと、思い込まされている。
大学の先生が目指しているのは、TIMEやNew York Timesに代表されるようなスノッブな英語です。それは一部の人には必要でしょうが、普通に人には必要がありません。
つまり、「幼稚」という感覚がずれているのだと思います。

38:00 成瀬
とにかく、基礎が大事です。
簡単な語彙と簡単な構文で、自分のいいたいことをロジカルに英語でアウトプットできるようになること。それがしっかりとできてから、難しいことをやっていけばよいのです。
基礎もできないうちに、上に難しいことを乗せようとしているのが、これまでの日本の英語教育です。
なぜそういうようになったかといえば、リーディング中心だからすぁう。アウトプット中心に向きを変えると、それではだめだとすぐにわかります。
そういう間違った方向での英語教育を日本はおこなってきました。

39:30 高橋
正しい方向の英語学習を、若い人にやってもらいたいですね。たとえば高校のうちにそうした英語教育を受けると、まったく変わると思います。英語を好きにもなると思います。
先生、ドリルかなんかつくってください。

41:00 成瀬
ぜひつくりたいとおもいます。
私は翻訳者だから、日本語をキューにして英語をつくっていく「心と言葉のグローバル日英作文」というメソッドを開発しています。

最後に、ここまで聞いてくれた人にお知らせです。
塾生・「被験者」(ようするに、ただで成瀬のレッスンを受けられる人)を募集中です。
ぜひ「ことさきく」サイトからご連絡をください。
特に、高校生・英語の先生の参加をお待ちしています。

(つづきは↓)

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