伊江島でタッチューに登り、ヤンバルクイナに出会い、いえぃと叫ぶ ー 旅の栞 伊江島ぐるり旅【午前編】ー
なにっ!?
もう一度、レンタカーの確認書に記載された、その一文を読み直す。
・・・
読まなかったことにしよう。
知らなかった、と、ばっくれよう。
幼少期に見た、アニメのワンシーンのように、心の中で、悪魔と天使が争っていた。「黙っていれば、わかんないよ。」悪魔がささやく。
「いやいや、嘘ついたままじゃぁ、旅も楽しくないぞ。」天使がキッパリと反対する。
◇◇
本日も、なぐなぐツーリストのツアー(なぐツー)に参加いただき、ありがとうございます。本日は、沖縄の離島、伊江島への旅に、ご案内いたします。いえーぃ!
伊江島の悲しい歴史は、先日記事にしましたので、本日は楽しさ全開でお送りします。伊江島で、いえぃ。
もう一度、伊江島の位置を確認しておこう。

沖縄本島の、北西部にある本部港から、フェリーで30分。通常は一日4便。
数時間で島を一周できると書いてある記事が多いが、のんのん。魅力満載の島なので、なぐツーは、たっぷり一日使うよ。
▼ レンタカーフェリー使えない問題
島を満喫するならレンタカーでしょ。那覇で借りたレンタカーで、そのまま伊江島に上陸しよう。ということで、伊江島に渡るフェリーの予約も済ませた。
クルマを載せるなら、事前予約をしておこう。私は、2週間前に予約しました。また、ヒトだけなら予約不要で、当日早いモノ勝ち。早いモノ勝ちと言っても、通常は満席にならないので、ご安心を。
ところが!
冒頭に戻る。
初日の那覇空港にて、レンタカー確認書に
『 離島に渡るフェリーには、載せられないことを確認しました。』
という、チェック項目があるではないか!
今まであまり意識していなかったが、レンタカーで離島に渡ることを禁止している会社が増えているようだ。
黙って渡っちゃえ
と、一瞬思ったが、いかんいかん。旅先では(も)、ルールを守ろう。旅そのものが、現地の方に、負担をかけている行為だ、という事を忘れちゃあいけない。
わわわわっ
フェリーのキャンセル電話しなきゃ
あっ、伊江島でレンタカー欲しい!
など、いきなりワタワタする、旅のはじまりであった。
で、翌日

▼ 出航!
伊江島の船に乗り込む。
朝早く、9時出航。
名護市内のホテルからなら、港までクルマで30分。8時には港の駐車場に到着していたい。8時半には駐車場が、満車でした。
デッキにでる。
ぼーっと、海と空を眺める。
吹き抜ける風が心地よい。
島が刻々と近づいてくる。
この瞬間が、すごく好きなんです。
ワクワクするんです。

目の前にそびえるのが、伊江島のシンボル「城山」、通称「タッチュー」
我々が今から目指す山だ。
私は、山登りが好きなのだ、島も好きだ。
となれば、島にある山は登るしかない!ダンっ!
城山(タッチュー)は、しま山100選にも選ばれている。
▼ 歩く
伊江島に着いたら、城山(タッチュー)までの案内チラシを手に入れよう。案内板も充実しているので、迷うことは少ない。

しばらく舗装路を歩くので暑いが、南国の街並みを見ながら歩けば時間を忘れる。
港から30分ほど歩くと、南登山口に着く、このあたりから日陰が伸びる。

ここから、5分ほど階段を登ると、中腹展望台に到着。ここまでは、車でも来ることができる。
見上げると、尖った(タッチューな)山容が見える。
よし!
期待で、ワクワクしてくる。

ここで、飲み物を補充して、トイレも済ませておこう。ここから30分だが、地獄の登りが待っているのだ。
覚悟はいいか! おー!
整備された階段が続く。自分の歩幅に合わないので、必要以上に体力を消耗する。6月後半、梅雨明け直後の沖縄の気温は、真夏のそれであった。湿度も高く、汗が止まらない。
▼ 異変
ふと前を見ると、妻の調子がおかしい。
「目の前が暗くなってきた」と、妻
軽い熱中症だ。立ち止まり、水分補給をする。
ペースを落とし、一段一段ゆっくりと登る。
再び、立ち止まる。
早く気づけなかった、自分
何もできない自分が、哀しくなる。
少し落ち着いてきた。あと少しだ、
振り向くと、視界が広がり、下界が見えてきた。おぉー、疲れが吹っ飛ぶ。

階段が終わり、琉球石灰岩のゴツゴツした岩肌が見えてきた。沖縄のギラギラな陽光に反射して、白く眩しい。
標高200メートルに満たない山だが、達成感と展望が抜群。ぜひ、伊江島に来たら登って欲しい。いえぃと叫んで欲しい。あっ、水分補給と熱中症には、注意しよう。
山頂で岩角に座り、ハイジに出てくるような、ふわふわ雲が移動するのを眺める。

妻の体調も戻った。
さぁ、くだろう。
港から山頂まで、歩いて50分。
中腹展望台からなら、登り20分。
▼ 小休憩
中腹展望所に戻ってきて、トイレとお土産を物色していると・・・
ドッシャー!!!
しばらく雨宿り。
その間に、お土産ゲット。
なぐツーおススメのお菓子は、コチラ

伊江島は、ピーナッツの名産地。ただ、気を抜くと中国産ピーナッツをつかまされるので注意。こいつは、少し高いが「伊江島産落花生100%」。優しい黒糖の甘さと、その黒糖に負けない存在感のピーナッツ。うまし。

伊江島には、小麦畑も広がる。
全粒粉をぎゅっと固めた、落雁のようなお菓子。口に入れると、ホロホロと崩れ溶けていく。コーヒーのお供にどうぞ、
▼ 港までぶらり歩く
うっそうとした道を歩いていると
うっそー!
妻が叫ぶ
ヤンバルクイナ!!
カメラを構えるが、一瞬で黒とオレンジの鳥影は、走り去った。
ふたりで、興奮しながら「ぜったいあれは、ヤンバルクイナだよね!」黒い体にオレンジのくちばし。
後日調べたが、伊江島での目撃情報はあるが、公式には生息域ではなさそう。。どなたか、生息しているのか教えてください!
写真に収められなかったのが、つくづく悔しい。気を取り直し、目撃場所近くの素敵な木々をパチリ。

近づき、見上げる。

心が落ち着いてきた。
さーて、港に戻ろう。
これで、午前の部は終了。
午後からは、レンタカーゲットだぜ!
レンタカーで、ぐるり一周巡ります。
次回もおったのしみにー!

(つづく…)
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