2026年5月
サイクリングにちょうどいい季節だったこともあって季節の花を見に行くついでにあちこち走ってきました。
2026/05/31 神奈川県 川崎市
久保台、辰ノ谷、巳ノ谷、南谷、原間谷、西谷、北之谷
久保台は高すぎる丘の上。台なので当然非谷戸。
辰ノ谷はその丘陵に食い込む急坂の谷戸型。
巳ノ谷は辰ノ谷とセットの命名だろう。同じ丘陵に食い込んでいる。
南谷はかなり大きな小字だったのだが開析谷自体はだいぶ急坂。もしかしたら一つ隣だったかも。
原間谷は川にかかったかなり大規模な谷戸。
西谷は谷奥が墓地になっていた。
北之谷は谷壁部がどちらもマンションになっていてかなり創刊。
久保台以外すべて谷戸型である。
走行距離:36km
2026/05/30 千葉県 市川市~船橋市
谷中、街道端、大海道西、大海道東、大海道端、花ヶ谷台(はながやつだい)、花ヶ谷(はながやつ)、入谷津、海道、谷田、西海道、下海道、内海道、高谷分、鎌ヶ谷津台、鎌ヶ谷津、浅間谷、飛谷津、小谷津、西ノ谷、大谷津、西ノ谷、谷辺田、本郷谷、格子谷、井戸久保、上谷津(かみやつ)、北谷津(きたやつ)、中ノ谷、谷中、高谷原、下谷、間ノ谷、下谷、相ノ谷、谷中
今回の調査は少し面白い話が聞けたので以下にまとめてみました。↓
千葉県上谷津・北谷津~広すぎる開析谷と東京ディズニーランド~|Myah Nyah
走行距離:90km
2026/05/24 東京都 練馬区~埼玉県 朝霞市
少納言久保後、少納言久保、少納言久保西、久保後、久保新田、久保、久保前、蛇久保、原谷津(原ヶ谷戸)、下海道、富士谷、弁財谷、境久保、久保
光が丘公園のローズガーデンを見学したのち近在の谷戸地名を見て回った。
以前真冬に調査中雪が降り始めて調査断念した地域のリベンジである。
少納言久保後・少納言久保西はそれぞれ高台の上で非谷戸。少納言久保後は少納言久保の北側にあったので「後=北」の命名だろう。
少納言久保自体は開析谷+低地。
久保は小規模な開析谷+大きな窪地といった印象。
久保後・久保前はそれぞれ久保の北と南にありこれも「前・後」=「南・北」の意味と考えていい。こちらはどちらも地形拘束と川筋があり、久保自体の本流と合わせて周囲の川筋がすべて久保に集まっているようだった。おそらく大きな窪地だったのだろう。
久保新田は高台にあり、こちらは谷地型か元非谷戸だろうか。
蛇久保は大きな起伏が確認でき、おそらく開析谷と思われるが本体が自衛隊基地の訓練場のため断定はできず。
原谷津は小規模な谷戸型。古地図の時期によって地名が変化している。
下海道は斜面+窪地。東京近在のカイト地名としても海道としてもちょっと変わった地勢。
富士谷は大きめの開析谷で谷戸型。弁財谷も比較的急斜面の谷戸型。
久保は斜面の下の窪地、といった形状。おそらく開析谷と思われるが造成されているため断言できず。
境久保は細い川筋が道として残っていた。谷戸型でいいだろう。
走行距離:57km
2026/05/23 東京都 あきる野市~八王子市
谷後耕地、久保前、下久保、上久保、長者久保、開戸上、開戸、開戸下、一ノ谷前、岩ノ入、片井戸入(到達不可)、根小屋、三地久保、一ノ谷(現三ノ谷)、二ノ谷前、二ノ谷、三ノ谷前、三ノ谷(現一ノ谷)、船窪、引谷ヶ谷戸(ひきやがやと)、蟹ヶ入、谷戸、引谷、上ヶ谷戸、宮ノ入
秋留台公園のバラ園を見学するついでにあきる野市近辺の谷戸地名を見物。
谷戸耕地は川そばだがしっかり開析谷で谷戸型。
下久保と上久保は同じ丘の東西に形成されているそれぞれ別個のクボに見えた。かなり珍しい命名な気がする。
長者久保は河岸段丘下の窪地に見える。非開析谷で、谷地型。
開戸地名は開戸が小さな開析谷または川筋。開戸上は非谷戸。開戸下は河岸段丘の下なので地形的に断絶。非谷戸だろうか。
岩ノ入は小さな開析谷。あきる野市同様このイリは谷戸型でいいだろう。
根小屋は山の麓の川筋が開析谷で、谷戸型。今は集落になっている。
三地久保は森に飲まれて原形がないが開析谷ではあるようだ。
一ノ谷、二ノ谷、三ノ谷だが、過去はそれぞれ三ノ谷、二ノ谷、一ノ谷だったようだ。谷戸の命名が入れ替わるというのは面白い。ただ現一ノ谷はどう見ても農耕の後が見えなかったのは不思議。
もしかして読みはヤではなくタニかもしれない。
船窪は深い開析谷。深すぎて川部分だけ断崖の下みたいになっている。
引谷ヶ谷戸はしっかり谷戸で、地名としてはだいぶ重要なもの。
引谷は坂を登って登った先にあった。棚田もあり神社もありでしっかり谷戸型。
蟹ヶ入は舗装されていたがまあ谷戸型でいいだろう。
谷戸は普通に谷戸型。宮ノ入は小さいが開析谷。どちらかというとヤトというよりはサワに見える。
走行距離:107km
2026/05/17 東京都 世田谷区~品川区
山谷、東水窪、狸谷、中宮ヶ谷、花ヶ谷下、花ヶ谷、霧ヶ谷、座頭窪、谷ノ中、幡ヶ谷上、幡ヶ谷下、谷在家
山谷や非谷戸。
狸谷は駒沢オリンピック公園内の開析谷。
東水窪は谷戸近くの開析谷。
中宮ヶ谷はしっかり谷戸型。
花ヶ谷下は地形特性なし。非谷戸もしくは谷地型。花ヶ谷はちゃんと谷戸型。
霧ヶ谷は公園目になっているが位置的に公園自体はおそらく座頭窪であろう。霧ヶ谷自体は公園横の谷底の小開析谷と思われる。
谷ノ中は大きな川筋の底に位置する小地形でこれ自体は非谷戸であろう。
幡ヶ谷上・下は大きな地形特性があったが開析谷と言っていいかどうか地形が変わり過ぎて断言不可。保留。
谷在家は名前通り谷地型でいいだろう。
走行距離:42km
2026/05/16 神奈川県 横浜市 南区~保土ヶ谷区
谷戸坂、谷戸耕地、井戸ヶ谷(再訪)、殿ヶ谷、堂ヶ谷、大久保、曲谷、長者ヶ谷、山寺谷、鮫ヶ谷、溝久保、大久保、別所大谷、矢畑、西之谷、上星ヶ谷(再訪)、池谷左、池谷右、池谷、池谷西側、郷土窪、瀬戸谷西側、瀬戸谷→背戸ヶ谷(再訪)、瀬戸谷東側、瀬戸谷入口
山下公園と港の見える丘公園で季節のバラを堪能したあと横浜市の南区~保土ヶ谷区あたりにかけての谷戸を見学して帰宅。
このあたりの谷戸は基本的にほぼすべて谷戸型で宅地型の造成型谷戸。
高い丘陵から直滑降の急坂が多いのが特徴的。
気になったもののみ紹介するとまず別所大谷。非常に狭くピンポイントな丘の上。おそらく谷地型。
矢畑は丘の上だが開析谷構造でおそらく谷畑→矢畑の転化だろう。
池谷左と池谷右は池谷の南側にある。谷戸地名に左右の字が使われるのは(人名由来以外では)珍しい。池谷から見た方角だからか池谷左が東側、池谷右が西側にある。
瀬戸谷はかなり細長い谷戸で左右の谷壁部にも同様の地名。瀬戸谷入口は谷壁沿いのかなり細い坂道となっており、おそらく瀬戸ヶ谷が深い開析谷の底にあるため谷戸根から降りるための道だったのだろう。
景色で見ると殿ヶ谷がだいぶアグレッシブな街谷戸になっていて見ていて飽きなかった。
井戸ヶ谷は急斜面の谷戸にたまにある谷頭部から降りようとすると急坂から急に急階段になるトラップあり。ブレーキの効きが甘いとおそらく直滑降で即死すると思う。
走行距離:95km
2026/05/10 埼玉県 戸田市
前谷、後谷(再訪)、細谷、前谷、前谷
前谷だらけ。すべて谷地型。
2番目の前谷は後谷とセットで細谷を挟んでおり、この細谷に対する「前」「後」だったと推測される。細谷がどのような土地だったかまでは不明。今は完全に造成され切っており痕跡はない。後谷のみは公園となっており往時の地形を若干伺わせる。
走行距離:59km
2026/05/09 埼玉県 鴻巣市
谷足、外谷、中三谷、天神久保
鴻巣にポピーを見に行くついでに谷戸見物。
谷足は微低地だが開析谷とは言い難く、谷地型であろう。
外谷は用水路+遊水地だが非開析谷。これも谷地型。
中三谷はそもそも谷戸型にも谷地型にも見えない。おそらく三谷≒山谷であろう。とするなら非谷戸か。
天神久保は現地にそれらしき地形跡が全く見受けられなかった。整地されてしまったのだろうか。
走行距離:115km
2026/05/06 神奈川県 横浜市
甚吾谷、大師谷、三百久保、釈迦堂谷、稲荷谷、長谷、鹿ヶ谷、衛門ヶ谷
天気が思わしくなかったのでバラ園を諦めて谷戸調査にシフト。
甚吾谷と三百久保はその他(跡地利用)型でどちらも線路になっていた。当然谷戸型。
釈迦堂谷と長谷は遊水地を兼ねた公園に。
他は基本すべて谷戸型の開析谷で、宅地型の造成型。いかにも神奈川都市部の谷戸といった趣である。
唯一最後の衛門ヶ谷だけは宅地の中途に突然下り坂が出現しそこに棚田が現れた。
上谷戸部分だけ昔のままの谷戸の風景が残っている神奈川でちょくちょく見られるパターンである。当然これも谷戸型。
最後にいいものが見られて満足。
走行距離:52km
2026/05/05 東京都 葛飾区
谷仲、小谷田、東屋、西屋
本日は実家から東京に帰る途中の谷戸地名とその候補を見て回る。
谷仲はマンションの公園のひとつに再整備されていた。周囲は地勢からおそらく谷地型で、谷仲≒谷中と考えるとこの地名そのものは非谷戸だろう。
小谷田は完全に面影なしだがおそらく谷地型。
東屋と西屋は用水路沿い。非谷戸でいいだろう。
走行距離:67km
2026/05/04 東京都 文京区
三軒家、稲葉谷津、西稲葉谷津、東稲葉谷津、東三軒家
本日はみどりの日に付き無料となった都立庭園を見て回りつつ六義園近くの谷戸地名を見学、その後実家に帰るコース。
三軒家と東三軒家は川そばで、おそらく集落を指す。非谷戸でいいだろう。
稲葉谷津は小さな開析谷が通じており、これは谷戸型。
東稲葉谷津と西稲葉谷津は同じ開析谷を分割したものに見えた。稲葉谷津とは別筋。これも谷戸型。
走行距離:72km
2026/05/02 千葉県 鴨川市~御宿町
奥谷、畑谷、西谷、東谷、久保山、久保、久保、井貝戸、滑谷(ヌカリヤ)、谷(やつ)、板谷(いたや)、宮谷、釜ヶ谷、安倉谷(あぐらやつ)、中谷、谷、川谷、荒谷、小谷、湯谷、奥谷、守谷(もりや)、曲谷(まがりや)、中谷、関谷(せきやつ)、白井久保、杉ノ谷
千葉遠征最終日。最終日だけ朝から奇麗に晴れた。
井貝戸は範囲が広くて同定はやや困難だが、おそらく谷地型と思われる。
滑谷(ヌカリヤ)と板谷は谷地型。他は谷戸型でいいだろう。
今回も判明していない谷地名は「ヤツ」読みと思われる。
走行距離:110km
2026/05/01 千葉県 館山市~南房総市~鴨川市
彼地谷、香谷(こうやつ)、品ノ谷、大谷、久保、西谷、長谷、北ノ谷、長谷、谷田、ソフケ谷(ぞうがやつ)、堰谷、山スケ谷(やまさげつ)、古谷、久保、亀ノ谷、東谷、中ノ谷、西ノ谷、関ノ谷、薊谷、長ノ谷、榎ヶ谷、二ツ谷、房ヶ谷、西ノ谷、大谷、吉ヶ谷、久保田、貉谷、長谷、背戸窪、西谷、洞谷、谷ノ脇、星谷、谷藤原(やつふじわら)、貉ヶ谷、明星谷下、明星谷
千葉遠征三日目。
ソフケ谷は「そうがやつ」。現地の方に読みを教わった。
山スケ谷は「やまさげつ」。おそらく元が「やますけやつ」だったものが読み癖で短くなったものだろう。
谷戸地名で「ヤ」が省略されるパターンが三浦半島の宮ヶ谷戸(みやげと)のように僅少ながら幾つか確認されているのでその類型と思われる。
二ツ谷は頻出谷戸地名として三ツ谷・四ツ谷を取り上げた時に述べたが↓
少々珍しい数字が「二」である~ツ谷地名である。現地を確認したところやはり元湿地帯だった。
今回も読みが判明していないものは二ツ谷以外ヤツ読みでいいだろう。
なお本日は朝から土砂降りにつき雨が止んだ13時くらいから調査開始せざるを得ず、そのため本来の目的地を回り切ることができなかった。いずれリベンジ予定。
走行距離:42km
