AERAと週刊読書人で『松本清張の昭和』(講談社現代新書、祝・5刷)をご紹介いただきました!
AERAの下山進さんの連載で『松本清張の昭和』(講談社現代新書、祝・5刷)をご紹介いただきました。『日本の黒い霧』の「もく星号遭難事件」に関する記事です。下山さんはノンフィクション作家で元文藝春秋の編集者です。Yahoo!ニュースにも転載されております。
酒井信さんの『松本清張の昭和』がちょっと話題になっているので読んでみた。
ひとつなるほどと思ったことが。
それは松本清張が“ノンフィクション”を文春に積極的に書いていたことを強調している点だ。
『日本の黒い霧』はその代表だが、まさに清張の“ノンフィクション”は、推理も交えながら、テーマの本質にきりこもうとする、文藝と春秋(ジャーナリズム)を兼ね備えたものだった。
『日本の黒い霧』の「もく星号遭難事件」については、福岡行きだったこともあり、西日本新聞の連載の候補には入れておりましたが(清張の文章よりも事件そのものが興味深いと感じましたが)、下山さんのように、後世の方がバトンを受け取って、掘り下げた分析を展開できる点が、清張作品の奥深いところだと思います。

それと週刊読書人の3月27日号(3631号)で、立教大学の尾崎名津子先生に『松本清張の昭和』の書評をご寄稿頂きました。
これまで諸説あった清張の出生地を、文献や実地の調査と考察に基づき特定するなど、酒井の評伝は検証が手堅く、信頼して読んだ。出生地だけでなく清張の生育環境も、その詳細を具体的かつ総合的に描く著作はこれまでになかった。本書では、清張の父母の姿や小学校の教師からの影響、十二歳の時すでに詩誌に投稿していたこと、広告業界での仕事の様相など、意外な側面が浮き彫りにされる。<中略>
それ以前の様子については手の届きにくい状況があったが、丹念な跡づけを伴う抑制された記述に支えられ、このたび清張の前半生が立体的に明らかにされたことの意義は大きい。
もちろん、作家となってからの約四〇年間も、本書は丁寧に描き出す。
3月27日号、出来!
— 週刊読書人 (@Dokushojin_Club) March 26, 2026
巻頭特集:対談=久木田 水生×岩内 章太郎
<テクノロジーの発展、人間の変化>
久木田水生著『麦とTwitter』(共立出版)刊行を機に
巻末:「国立大学の学費値上げ問題について」反対運動当事者学生へのインタビュー(八十島士希・檜田相一・原田佳歩)https://t.co/PUPhY4F4nR pic.twitter.com/g8L85qKjbq
『清張が聞く!』(文藝春秋)と一緒に、近代文学の知見を踏まえた的確な分析を頂き、大変興味深く拝読いたしました。要点を手際よくまとめながらも、情感のこもった文学研究者らしい文章でした。ありがとうございます!
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これまで『松本清張の昭和』(講談社現代新書)をご紹介頂いた新聞・雑誌・Webメディアについて、まとめてみます。
新聞は読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、中日新聞・東京新聞、西日本新聞、静岡新聞と共同通信の配信による地方紙です。
松本清張を敬愛する塩田武士さん(日本経済新聞)と佐藤究さん(西日本新聞)から、大変ありがたい書評を頂きました。同世代を代表する「社会派」のお二人から、素晴らしいご好評を頂き、しびれました。
日経では1面の「春秋」でもご紹介を頂きました。発行部数の多い紙媒体のメディアでは、現時点で朝日や毎日や週刊文春などを除くと、おおよそご掲載を頂きましたので、非常に大きな関心を頂いたと言えます。
読売新聞 書評 福間良明先生ご寄稿
日本経済新聞 書評 塩田武士さんご寄稿
日本経済新聞「春秋」
中日新聞・東京新聞 書評 風元正さんご寄稿
産経新聞 インタビュー記事
西日本新聞 佐藤究さんご寄稿
静岡新聞 郷原宏さんご寄稿
共同通信の配信記事 福島民報・秋田魁・北日本新聞・河北新報、岐阜新聞、下野新聞、大分合同新聞、南日本新聞など

週刊誌では週刊新潮、週刊現代、週刊エコノミスト、AERA、週刊読書人、オンライン版では、ニューズウィーク日本版、ダイヤモンドオンラインにご掲載を頂きました。オンライン版を含めると、歴史ある媒体からご関心を頂いたと言えます。
週刊新潮 書評 田中秀臣先生ご寄稿
週刊現代 書評 仲俣暁生先生ご寄稿
週刊エコノミスト 井上寿一先生ご寄稿
ニューズウィーク日本版
ダイヤモンド・オンライン
NHKラジオ「読むらじる」
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/teg20260222.html

引き続き、新刊『松本清張の昭和』(講談社現代新書、2025年12月25日発売、5刷)をよろしくお願いいたします!
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