楽天大学ラボ/酒井信×三宅香帆×宇野常寛「変わる日本文学―社会の「構造」と「本音」を読む」が公開されました!
楽天大学ラボで三宅香帆さんと宇野常寛さんお話しした動画「変わる日本文学―社会の「構造」と「本音」を読む」が公開されました。お時間のあるときにでもぜひご視聴ください。
多くの現代小説について俯瞰的に論じることができて、お二方のお陰で良い動画になったと感じています。
https://youtu.be/8SMtshKFZ5s?si=SMAzZcANz8Dhc9Hy
動画の目次や概要、言及した書籍などについては、YouTubeのサイトから下に引用します。宇野さん三宅さんともに話を展開する力や時代を俯瞰する言葉を持たれる方なので、即興で多くの名作の話題が出てダイナミックに論点を展開できる、非常に楽しい収録でした。
目次
00:00 オープニング
04:42 村上春樹以後、日本文学はどう変わったのか
19:01 日本文学の「中心」と「周辺」はどう変わったのか 33:00 なぜ女性作家の文学が強いのか
45:07 氷河期世代の文学は何を描いたのか 01:07:23 文学を読むと何がわかるのか
01:13:11 エンディング
〈概要〉
現代において日本文学は、映像化や国際的な評価を通じて、世界的に大きな注目を集めています。
かつての「村上春樹一強」の時代から変容し、新たな表現が次々と生まれている今、日本文学は何を描こうとしているのでしょうか。
本動画では、松本清張・吉田修一といった作家論で知られる批評家の酒井信氏と、ベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の著者である文芸評論家の三宅香帆氏をゲストに迎えます。
対談では、松本清張から吉田修一へと受け継がれる「社会派」の系譜を軸に、自意識の表現を超えて「構造的な暴力」を描く現代小説の重要性や、シーンを席巻する女性作家の台頭に焦点を当てます。
急速に変化する現代において、私たちはなぜ小説を読むべきなのか。 評論家・宇野常寛氏を聞き手に、日本文学の現在地を紐解きます。
〈出演者〉
酒井 信|批評家 1977年長崎県生まれ。早稲田大学卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。明治大学准教授。専門は文芸批評・メディア文化論。 著書に『現代文学風土記』『吉田修一論:現代小説の風土と訛り』『メディア・リテラシーを高めるための文章演習』『松本清張はよみがえる:国民作家の名作への旅』『吉田修一と『国宝』の世界』など。
三宅 香帆|文芸評論家 1994年生まれ。高知県出身。京都大学文学部卒業、京都大学人間・環境学研究科博士前期課程修了。京都市立芸術大学非常勤講師。文芸評論や社会批評などの分野で幅広く活動。“働きながら本が読める社会をつくる”をミッションに、読書や物語の魅力、働き方や生き方などについて発信、講演を続けている。 著書に『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『「好き」を言語化する技術』『ニュー日本文学史』など多数。
宇野 常寛|評論家 1978年生まれ。批評誌『PLANETS』『モノノメ』編集長。明治大学特別招聘教授。ニュース番組や討論番組など様々なメディアに出演。著書に『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』『日本文化の論点』『遅いインターネット』『チーム・オルタナティブの冒険』『庭の話』『ラーメンと瞑想』など。
〈関連書籍〉
出演者の著作
『松本清張の昭和』 酒井信(著)
『吉田修一と『国宝』の世界』 酒井信(著)
『ニュー日本文学史』 三宅香帆(著)
『考察する若者たち』 三宅香帆(著)
■動画内で紹介された書籍 ※著者ごと・紹介順
『国宝』 吉田修一(著) 上:下
『悪人』 吉田修一(著)
『怒り』 吉田修一(著) 上:下
『犯罪小説集』 吉田修一(著)
『イン・ザ・メガチャーチ』 朝井リョウ(著)
『生殖記』 朝井リョウ(著)
『テスカトリポカ』 佐藤究(著)
『地面師たち』 新庄耕(著)
『地図と拳』 小川哲(著)
『神の子どもたちはみな踊る』 村上春樹(著)
『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹(著) 第1部 泥棒かささぎ編:
第2部 予言する鳥編:
第3部 鳥刺し男編:
『そこのみにて光輝く』 佐藤泰志(著)
『OUT』 桐野夏生(著) 上:下
『夜の谷を行く』 桐野夏生(著)
『グロテスク』 桐野夏生(著) 上:下
『ババヤガの夜』 王谷晶(著)
『BUTTER』 柚木麻子(著)
『満願』 米澤穂信(著)
『黒牢城』 米澤穂信(著)
『まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん(著)
『砂漠』 伊坂幸太郎(著)
『成瀬は天下を取りに行く』 宮島未奈(著)
『コンビニ人間』 村田沙耶香(著)
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宇野常寛さんと三宅香帆さんとの過去の対談については、下のリンクにまとめています。
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