東京十社めぐり 一日目
突然思い立ち「東京十社めぐり」をはじめる。まずは蘊蓄の説明、そして一日目に参拝に上がった四社をご案内。
東京十社とは
皇居が京都に在った昔から、国家鎮護のために天皇陛下から勅使が遣わされる神社があり、「勅祭社」と呼ばれていました。明治天皇が東京にお移りになられた際、この「勅祭社」(22社)に准ずる神社として「准勅祭社」(12社)を定められました。これが東京十社の始まりです。
つまり、天皇が東京の鎮護と万民の平安を祈願されるお社のことを勅祭社と言い、これは、まるで皇居の周りを大きく囲むように、結界を張るかのような場所の神社が選ばれています。
そして、最初定められた准勅祭社十二社の制度は、昭和50年(1975年)に昭和天皇の即位50年を奉祝した際、准勅祭社十二社のうち東京23区内に鎮座する十社のみに変更されています。
勅祭とは
神社に勅使(天皇の使者)が派遣されて行われる祭祀のこと。
十社すべて東京23区内におさまっているので、一日で全部回れそうですが、急いで参拝しても意味ないのでゆっくりまわってきました。
一日目は「品川神社」「芝神明宮」「富岡八幡宮」「亀戸天神社」の四社。
品川神社
御祭神:天比理乃咩命
宇賀之売命
素盞嗚尊







これら以外にも、境内にはたくさんの石碑群があって、歴史を感じさせてくれる神社でした。

芝大神宮
御祭神:天照大御神
豊受大御神







富岡八幡宮
御祭神:応神天皇(誉田別命) 外8柱
誉田別命とは、第15代天皇である応神天皇の生前の名前だそうです。








亀戸天神社
御祭神:天満大神 菅原道真公
天菩日命(菅原家の祖神)




八幡神社の御神牛
神社境内に祀られる臥牛像のこと。
ご祭神の菅原道真公と牛は縁が深かったと言われており、八幡神社・天満宮では神の遣いとして信仰されています。




これはお百度参りをする際に往復の距離の目安として設置されているものです。
後ろの赤い橋は「太鼓橋 男橋」
これは後になって知ったこと。
亀戸天神社には池を中心に3つの橋(男橋・平橋・女橋)がかかっており、それぞれ仏教の「三世(過去・現在・未来)」を表しているらしいです。
男橋 今まで生きてきた「過去」を現す。
太鼓橋の形は今まで歩んできた人生の紆余曲折や苦難を表しているのだろうか。
平橋 今が見える「現在」を現す。
平たい橋は目の前にあるものが余すことなく見渡せる。「今」を見つめる感覚にも近い。
女橋 拝殿の手前にあるゆえか、希望の「未来」を現す。
境内を歩いているときは、道が四方八方に伸びていて、正確な順路などないので好き勝手に散策したけれど、全体的に迷路の中を歩いている印象を受けた。この3つの橋の存在がその感覚を生み出したのかなと今になって思う。
過去現在未来を行き来する、行ったり来たり、行ったつもりが戻っていたり、時空を超えてそれぞれの時を味わう的な。時間は、過去・現在・未来すべて同時に存在するという言葉を思い出す。



