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【遁走詩】 Seek 〜第二弾〜


トッカータとフーガ
グリスに足をとられて
濡羽色に染まったもの
鈍い羽音ひびかせた
どこからかしのび寄る影
まばたきとシンクロする
水際のボトルディギング
「君好みのレトロ」
ビン底心底奈落の底へ
転がる個の賽、六面白目
スタッカートとヴィーヴォ
「ソコデ刻ンデロ」
読唇術、此処に極まれり。
ヒョイと手伸ばし置かれた天面
割れろティールグリーンの障壁
落ちろティールグリーンの城壁
「落チタラドウナル?」
お前誰

お前誰
破れた鏡に問いかける
散らばる破片、万華鏡
たくさんのわたし
たくさんのあなた
たくさんのめだま
こちらが動けばあちらが動く
それはわたしのはずなのに
それはあなたのはずなのに
破片のひとつを手に取った
破れた鏡の奥の方
小さな花が咲いていた
そっと花びら手を伸ばす
唇の紅がやっと笑った

唇の紅がやっと笑った
紅をさす私のくすり指は痛むのに

痛みを宥めて、夜の海
どこに行こうかと迷う足

丸い光は、何もくれず
懐かしい香りは、誰も連れて来ず

人の声は拾わぬ耳に
風をもとめて揺れる髪

身体が私ならいいのにと

くすり指が、笑えばいいのにと



こんにちは、今日も暑いですね。
夏はもっぱら練乳いちご氷バーなやまびよりです。

昨日に引き続きお届けする、コハクシスさんと湖畔さんとの共作、遁走詩。


コハクシスさん

湖畔さん


第二弾は、ラスト一行のみを次の人に手渡し、そこから詩を紡いでいくというなかなか難易度の高い、刺激的な試みを楽しんでみました。

誰がどの詩を担当しているか予想していただきながら、前作とはまた違った詩の世界をお楽しみください。
お二方との共作はとても楽しくて、ほんとうありがたいなぁって思います。

コハクシスさん、湖畔さんも続々とアップされました。共有した詩を持ち帰り、それぞれ思い思いにタイトルをつけたことも、また一興です。お二人の情景、スキです⋯!

ちなみに私、これを綴りながらズボンのボタンとかくれんぼ中です。腹からどこかへはじけ飛んで、漫画みたいでした。



#なんのはなしですか



いまいちど

必要なもの
あなた……1人
詩を作りたい友人……1人以上
ルール
・詩を詠む順番を決める
・1人目が詩を詠む
・2人目は、1人目の詩の最後の一行を、
 自分の詩の最初の一行として詩を詠む
・以降、同じように繰り返す
注意点
・漢字、ひらがな、片仮名、句読点なども
 そのまま引き継ぐ
・前の詩の続きを書いてはいけない
・前の詩のイメージを引き継ぐ必要はない
・一篇ごとに独立した詩として書く
・何篇で終わるかは、参加者同士で決めてよい

遁走詩のルール




コハクシスさんバージョンはこちら。

湖畔さんバージョンはこちら。
(素敵な舞台裏、タネ明かしあり)





想狗さん。ありがとうございます。




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