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Tokyo Disneyland REACH for the STARS が表現したもの

東京ディズニーランドの
キャッスルプロジェクション、
REACH for the STARS。
9月14日で終了してしまうため、
現在はファイナル施策
REACH for the STARS : Everlasting Dreamsとして
本編後にドローンショーを組み合わせ
上演されています。

私はこのショーが大好きです。
今までのキャッスルプロジェクションの中で
一番好き。その理由は
「テーマに対しても、
ディズニーの世界に対しても、
誠実な表現を丁寧に重ねている」
ショーだと思ったから。

今回はそんなお話を記していきますね!


ディズニーのショーは、だいたいなんらか
素敵なテーマを持っていることが多いです。
"夢は必ず叶う"とか"魔法を信じて"みたいなね。
だけどそういうのって、素敵ではありますが
うまくしないと白々しくもなりかねません。
ショー自体に感動しても、メッセージとしては
「それくらいの気持ちで努力を
していけばきっと、って話だよね」とか、
「ディズニーの世界ではそうなんだよね」とか、
なにか、フィルターを一枚挟んで
考えなければなりません。

そんな中で、この"リーチ"のテーマは
タイトルそのまま、「星に手を伸ばそう」。
最初リリースが出たとき、私は正直、
「おぉ、またいつものそういう系ね!
今回は星なのね。了解、わかったよ〜!」
くらいに思っていました。

でもね。実際に見てみたら
私はこのショーを侮っていたと思いました。
そのテーマが驚くほど誠実に表現されていて、
私の中にも、綺麗に降ってきたからです。

まず、そのキャラクターとシーンの選び方。
人気キャラクターを選んだというよりは
ディズニーを多面的に魅せる工夫を感じます。
近年の作品、マーベル作品のシーンもあって
海外パークの雰囲気にも近い仕上がり。

シーンも、星を目指したい!と思うところから
ちょっと挫けるところ、
乗り越えて飛び立つところまでの
気持ちをきちんとなぞるように
選ばれています。

ディズニーというと、
「かわいい夢の世界」みたいな
印象を持たれることが多いですよね。
もちろんそれも
ディズニーの一面ではありますが、
私はそれだけじゃないと思うんです。
もっともっといろんな面がある。

綺麗なこともあるし、かっこいいこともある。
温かいこともあるし、赴き深いこともある。
そして、どんなときにも共通しているのは
それぞれにちゃんとした由来があること。
そんな風に奥深く、
とても多面的な世界だと思うんですよ。

リーチってそこに対しても
うまくバランスがとれていると思うんです。
広く一般的に想像されるディズニー観に
縛られず、テーマに沿うよう、かつ
ちょっとだけ意識的に、
「今はこんなのもディズニーの仲間なんだよ」
と見せているような。
かと言って従来のキャラクターたちを
置き去りにするようなこともなく、
なんとも、考えれば考えるほどに
ディズニーの世界への
敬意と愛情を感じる構成です。

演出内容については、
"感動的"を狙ったような要素がとても少なく、
全体的にさっぱりと
クリアなエネルギーに満ちた雰囲気が
とてもいいですね!
これは私の好みもあるのかもしれないのですが、
スマートでかっこいいんです。

無駄な含みがなく、まっすぐに明るい。
これもきっと、テーマに対して
誠実に考えられた故だと思うんです。
感傷に浸ってばかりいても、
遠い願いには届かない。
「届く!届くよ!!」って、
明るい跳躍力がなくちゃ!

そんな雰囲気によく似合った演出として
レーザーやサーチライトの多用があります。
本当にバカスカ打つんですよ!笑
歴代のキャッスルプロジェクションを
思い返しても、
数はトップなんじゃないかと思います。
あの強い光が空気を一直線に割いて照らす感じ。
私あれが大好きなんです!!
それが数集まる光景は
やっぱりかなりのエネルギー、
そして臨場感があります。

そして、それに対して
私がもうひとつ素敵に思っている点。
それは、そういうものって
天候に左右されないから
パイロ(花火)やフレイムキャノン(炎の演出)が
カットの日でも、
通常盤に近い印象で上演できること。

もちろんパイロの華やかさは鉄板だし、
フレイムキャノンの迫力も
ちょっと他には代え難い!!
リーチにはもちろんそれらも
効果的に組み込まれていますが、
それに加えてレーザーやライトを
目立たせてきたのは、
リーチの素敵な個性だと思っています。

私の一番の推しシーンはショーの終盤、
ベイマックスのヒロの
「飛べる方が良いって思えないなんて、
どうかしてる!!」ってセリフから
メインテーマに入るシーンです!
そう、リーチは
メインテーマがそもそも最高なんです!!
先程書いた"クリアなエネルギー"。
それをバッチリ写したような、
まっすぐな印象の楽曲。
「If you can dream it , you can do it」と
さりげなくウォルトの言葉が
組み込まれてるのもいいですよね…!

特にそのCメロ、
「Higher and higher , lighter and lighter〜」
のところが、私は大好きで!!
本当に空へ伸びていくような
メロディーラインに、
英語に詳しくなくてもわかりやすい歌詞。
テーマと音楽、そして映像が
自分の中で綺麗にクロスするような。
それはそれは、素敵な瞬間です!

そして、その後の
「さぁ、次はあなたの番だ
心を開いて夢を羽ばたかせよう
きっと輝く未来を手にできる
自分を信じて、星に手を伸ばしてごらん」
というナレーション。

これだけを読むと、
やっぱりちょっとふわふわしてますよね。
でもこれがね、現地で聞くと
とてもストレートに、ギュンと響くのですよ!!
それはきっと、ここまでの積み重ねが
誠実であったからこそだと思うんです。

「ごらん」で終わるのも優しいんです!
「星に手を伸ばしましょう」じゃないんです、
「星に手を伸ばしてごらん」なんです。
強制してない。
寄り添って、背中を押してる。

一歩間違うと綺麗事で終わってしまう、
あまりにも綺麗なテーマ。
それをこんなにも自然に響くものとして
届けてくれるショーは、
ちょっと珍しいように感じます。

個人差はあると思いますけどね。
私には、特別に大好きなショーになりました。
終わっちゃうの本当にもったいないな、
残念だなぁ…!!


私にとってひとつ心残りなのは、
座り見で観るチャンスがなかったこと。
座り見って有料席だけなんですよね、
私はなんだかんだ、
いつも課金なしの立ち見エリアでした。
しかし私は背が低いです。153センチだけ。
前に大きな方が来てしまうと一発アウト、
そうでなくても、どうしても
下の方は見えません。

下の方にも、映像だけでなく
雲をイメージしたスモークが焚かれており、
本当に空の上のような光景になるよう
演出されているのだそうで。
それも肉眼で見てみたかったな。
ラス日までにもう一回
観に行けたりしないかな…!?笑
せっかくポップコーンバケットも買ったから
これ持ってまた観たいなぁ。

終演まであと1か月くらい。
私は別にオリエンタルランドの人では
ありませんが、笑
このショーが全力で表現した
明るいエネルギーが
たくさんの方に伝わりますように。
そんな風に思ってしまうほどに
魅力がいっぱいの、素敵なショーです!!


読んでくれてありがとう!
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