扱いづらい”わたし”~就職できなかったあの日~
ちゃんと やってるのに何が足りない
どこにも採用してもらえない
何かダメなの?社会のフォーマットに
当てはまらなくてもいいんです━━
それが、”わたし”でいる証だから
あなたは社会のフォーマットに
ハマりますか?
いま振り返って思うのです。
わたしが“型”(フォーマット)に
ハマらなかったのは
“わたし”で生きようとしていた
証だったのかもしれない。


「ふつう」に馴染めなかった過去。
何度も不採用通知が届くたびに
自分の価値が薄れていく気がした。
わたしは、過去
何十回も面接に落ちてきました。
面接1回で内定を
もらったことなんて
一度もなかった。
それこそ、書類審査なんて
内定率 0%……
履歴書も、志望動機も
ちゃんと考えた。
服装も言葉遣いも
ちゃんと整えた。
でもなぜか、うまくいかない。
理由は、ずっと分からないままでした。
ある時
面接官に言われました。
「きみ、扱いづらいね。」
………あ、これだったのか。
わたし、やっぱり社会の
“ハミ出しもの”なんだ。
どこかでそんなふうに
思ってしまいました。

それでも、どこかで
納得できない自分がいたんです。
“扱いやすい わたし”に
なるために、感情も反応も
ぜんぶ飲み込んできたけど
息が詰まりそうでした。
だって本当は
空気に敏感で、人の言葉に
すぐ傷ついて
でも、誰かの痛みにも
すぐに気づける――
そんな自分を、「悪い」と
思いたくなかったから。

この社会には
たくさんの“型” (フォーマット)があります。
「働き方はこうあるべき」
「ママならこうして当たり前」
「女なら」
「男なら」
「年齢的にそろそろ」
…それ、誰が決めた?
いつのまにか
「そのとおりに生きられないわたし」が
「ダメなわたし」になってた。
でも、それって
本当に“ダメ”なんだろうか。

わたしは
この世のフォーマットに
きれいにハマりませんでした。
それでも、生きてます。
泣いたり笑ったり
誰かのやさしさに
救われたりしながら。
わたしがわたしでいられる場所は
たしかに少ないけど――
ゼロじゃなかった。
それを見つけられたとき
やっと、息ができるように
なったんです。

あなたがハマらないのは
あなたの“形”がダメなんじゃなくて
その“型”が、あなたに
合ってないだけかもしれない。
自分が間違ってるわけじゃない。
まわりの基準が
あなたのやわらかい形に
合っていなかっただけ。
わたしは、ずっと
「なんで生きにくいんだろう」って
思ってたけど
それは、“自分でいようとする力”だった。
だから、あなたのその違和感は
まちがいじゃない。
むしろ、とてもまっすぐな
証拠なんだと思う。

「そのままでいいよ」
って言ってくれる場所なんて
どこにもないと思っていた。
でも、ほんの少しずつ――
“わたしのままでいられる人”に
出会い
“わたしのままでいられる時間”を
過ごし
“わたしのままでいられる場所”が
ちゃんと、この世界にあった。
それは、他人の中に じゃなくて
ほんとうは、わたし自身の中に
あったのかもしれない。


扱いづらくて、結構。
型なんかにハマらなくて、上等。
そして
きっとこの世界のどこかに
「あなたのままで、ちょうどいい」
って言ってくれる場所が
あるはずです。
「生きづらい」は
「自分でいようとする強さ」
それが、あなたのいちばんの
誇りになりますように。
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