見出し画像

50代|学び直し|Webデザイナースクール10ヶ月🌸卒業🌸デザイナーは挫折したけど『一生もの』を手に入れた


早期退職してすぐの去年4月から通っていた「Webデザインスクール」を、10ヶ月で無事に卒業しました👏

50代からの学び直しとして挑戦した、私の10ヶ月の記録です。


私は昨年3月に27年間勤めた会社を早期退職した、51歳の女性です。


今日は、これから私と同じように「50代から学び直し」に挑戦しようとしている方に向けて、10ヶ月で私が学んだことをまとめて報告したいと思います。

そして、最後『これからの自分』についても綴らせて下さい。




1.入学して数カ月のワクワク期


数十年ぶりに、51歳で私は「生徒」となりました。

同じスクール生も、トレーナーの方も、ほぼ全員が年下でした。
でもここでは、年齢は関係ありません。


私は人生経験豊富な、デザイナーの卵。 
(って、勝手にそのころ思ってました。)

退職祝いでご褒美に買った憧れのMacbookを持って、はじめて行った校舎。あの日のウキウキと緊張は、今でも忘れられません。

私はこれで、食べていくんだ。
なんて、思ったりして(笑)。
気合十分でした。

スクールに通い始めた頃は、
何もかもが新鮮。

憧れのツールも思い切って購入しました。

・Illustrator
・Photoshop
・フォント
・文字組み

こうした「デザイナーっぽい世界」に触れ学んでいるだけで、毎日がとても楽しかったです。

知らない世界を知るって、こんなに楽しいんだと思いました。

そして、久しぶりに
自分の学びのために時間を使えることが、何よりの喜びでした

退職前なんて、子供の休みが多くて自分のための有給すら使えなかったし、大げさではなく、1日でソファでのんびり寛ぐ時間が30分も取れなかったのが普通でした。

子育てしながらフルタイムで働くお母さん達は、そういう方結構多いですよね。きっと。


ほんとに自分の時間、全然なかったんです。

なので、
学びの時間がとても贅沢に感じました


とにかく、分からないことがあってもスクールのトレーナーさんに頼ったりAIに頼ったりしながら一生懸命に取り組みました。

最初の課題でOKがもらえた時は、本当に嬉しかったなぁ。



2.長くは続かなかったワクワク期



それから2か月ほど。
思っていたよりも早い段階で、壁にぶつかりました。

あんなに憧れていたソフト。
でも…。

思ったように操作できません。
思った通りのデザインも作れません。


ほんっとに、イライラしました(涙)

その時の投稿がこちら↓。
懐かしいです……。寄り道具合が酷い。


YouTubeを見たり、分厚い専用の教科書を買ったり。
教材動画を0.5倍速にして、
一時停止しながら何度も繰り返し見たりしました。

とにかく、毎日必死に手を動かしました。
それでも、なかなか技術が追いつかない。

頭に思い浮かんだデザインを形にできないもどかしさ。

何度覚えても忘れてしまう、ショートカットキー。
もともと記憶力はないけど、
更に記憶力の衰えを受け止めざるを得なくなり、自分が嫌になりました。


「これ、まだ習ってないよ。」と思った操作が、
実はすでに動画で解説されていた、なんてこともしょっちゅう。

進んでは、戻って。進んでは戻って……。


「一日一歩♪ 三日で三歩♪ 三歩進んで 二歩下がる〜♪」です。
(あれ、もちろんこの歌ご存知ですよね。皆さん、笑。)

三日で一歩進めれば、良い方だったかもしれません。


気がついたら、ディスプレイと壁まわりが付箋だらけ(笑)。


頭と目の疲労も相まって、
ある日ふと部屋を見渡したときのこと。

「……ん。キョンシーの部屋みたいだな。」
(私の世代しかわからないかもですが。)

モニターの周り、机、壁、
あちこちに付箋という名のお札が貼られていました。
小さなキョンシー達に囲まれてる。

【注意】
付箋は貼りすぎると、目的の付箋を探せず意味が無くなります(笑)


頭も目も疲れて付箋がキョンシーの札に見えた夜


特にIllustratorのペンツールは、慣れるのに1か月以上かかりました。

あれをスラスラと使いこなしているデザイナーさん達。

やっぱりすごい。



この時期の『唯一の産物』といえば、
操作練習のために自分の写真をトレースして作ったnoteアイコンです。

トレース練習で作成したアイコン(今マイナス20歳美化Ver.)


最後に仕上げた「お団子ヘア」の部分に、
当時のイライラが滲み出てしまってますね……(笑)。
ぐちゃぐちゃ〜。


実は誠実に模写したので、今は消してしまってないのですが、ほうれい線とか、シワとか、とてもリアルに描けていました👏。


暴露しますが、最近それらが気になって、noteのアイコンくらいは若返り♪と、あらゆるシワを消してます。
(現実も、ポイポイとシワをDelete出来たら良いのに(笑))


そんな遊びも交えながら、何とか課題をこなしていった毎日でした。



3.結論:わたしは、デザイナーには向いていない



周りの生徒さんのセンスや
講師の方々の熱量。

その世界を知れば知るほど
思ってしまいました。

「わたし、デザイナーには向いていない」

デザインを仕事にするには
想像以上の根気と情熱が必要でした。

px(ピクセル)レベルの微調整
日々のトレース
デザインの言語化
最新の技術やトレンドへのアンテナ


本物のWebデザイナー
という職業の凄さを
身をもって知ることになりました。

技術だけではない、貪欲な最新情報の入手。


デザイン制作にかける熱量が、わたしに全然足りない。
でもその熱量は「好き」がないと出せない。


逆に言えば、本当にデザイン制作が「好き」であれば、
きっと目指せたんだと思います。

自分の手で何かを作るって、本当に素晴らしいと思います。

でもわたしは残念ながら、
Webデザイナーの夢は、この時点で終わりました。



4.最後までやり通す覚悟



最後にご紹介しますが、私は経済産業省の「リスキリング制度」を利用してスクールを受講しました。

リスキリング制度を利用した場合の補助については、通うスクールにもよるとは思いますが、基本的にスクール課題を全て提出し、卒業することが大前提です。

なので途中で『合わない』『違う』と思っても、最後までやりきる必要があります。


本当に辛かったのは、ここからでした。
嘘ではなく、上手くいかなくて何度か本当に泣きました。


ここからは、もう、気合です。


最後までやり切りたい、という気持ちと
苦手意識を覚えたあとのモチベーションアップが難しい。

課題のレベルはどんどん上がる。
でも課題をこなさなくてはならない。

そこで、私の大きな協力者となったのがAIでした。
おかげで今では、色々なAIの虜です。

挫折から得た大きなものの一つです。



そして、2月。

私は、全ての課題を完了させ、晴れて卒業することができました。


思っていたほど、甘くはなかった。
楽しいことばかりではなかった。
たいそうな大人なのに、「できない」と泣いた時もあった。

でも、なんだかんだ言ったけど、結局仕上げた。
やり遂げた達成感はすごい。


卒業制作が完了した時は、一人でガッツポーズをしました。

卒業制作発表会では、スクール生からのコメントで
「実際に訪れてみたいと思う、素晴らしいサイトでした。」
と、最高の褒め言葉までいただけました。


結局、
『Webサイト制作の企画からデザイン、そしてコーディングまで、自分の力で制作することができた。』のです。


デザイナー講師の方々、スクール運営の皆さんに感謝です。


Webデザインを学ぶことで、デザイン以外の多くの事が学べました。

派生して色々なことに出会えた貴重な10か月。


noteもその一つです。



5.Webデザインを学んだから見える世界



でも、デザイナーには向いていない。

その気持ちは変わりません。

でも、学んだからこそ
見えるようになった世界があります。

デザインの意図を想像する楽しさ。
デザイナーさんの思いを想像する楽しさ。


これは、学んだからこそ得られた視点です。


目に入る文字やレイアウト。
街中にあふれるデザインを見て楽しめる。
電車に乗ると、発見の宝庫ですね。

それって、結構凄くないですか。


自分はデザイナーにはなれなかったけど。


デザインを見て、
その背景にある思考を想像することで、
世界が広がりました。

世の中にある全てのデザインを、いままでと違った視点で見て楽しめる。
これは一生ものを手にしたな、と思いました。



6.Webデザイナー志望からディレクター志望へ



スクールではWebに関わる様々な職種の授業もありました。

その中で知ったのが
Webディレクターという仕事です。

デザインを作る人ではなく

・クライアント要件をまとめる
・全体を設計する
・プロジェクトを動かす
・チームをまとめる など。


気づきました。

これは

27年間会社でやってきた仕事に近い、共通点がある。

ということに。

どんな分野でもクリエイティブに関わる仕事ができ、
自分がそこで経験を活かせればいいと。

この分野なら、私でもいけるかも!

そう思いました。

そこからは、履歴書の書き直しです。
希望職種が変われば、アピールポイントも変わりますからね。

目標の職種がわかってからは、毎日毎日、求人を見ました。



そして私は現在、縁があって、
広告代理店の「ディレクター見習い」として転職しました。


今回、お仕事させていただく会社は、今までよりも遥かに小さな会社です。
そして正社員でもありません。初めての時給制。


もともと今後の人生を考えた時に、フルタイムの正社員は精神的、体力的にも厳しいと思っていました。 違う働き方をしよう、と。

さらに、Web制作ではなく紙媒体中心の広告代理店となります。


お給料だって、前より全然安いです。
全てを叶えることは、やはり難しかったというのが現実です。

それでも、自分が必要とされている今に、満足しています。


通過点に過ぎませんが、クリエイティブな職種につきたかったというわたしの夢は叶えられました。

この10ヶ月の挑戦がなければ
この場所には辿り着いていません。



そして、先日うれしいことが。

転職先でセミナーチラシの校正を初めて任された時、
チラシのデザインの違和感に気づくことができました。


デザインスクールで、何度も言われていたことがあります。


「Web業界で有名なデザイナーが良いと言われているデザインをたくさん見て、良くないデザインに対して違和感が感じられるようになること


言われたとおり、
在籍中はたくさんの良いとされるデザインを見てきました。

その結果、デザインの違和感を感じることができたんです。
メチャメチャ嬉しかったですね。

天地が合っていない
フォントサイズのバランスの違和感
余白の違和感
視認性の問題


「少し細かいかも知れませんが・・・」
とだけ添えて伝えた結果、指摘した内容の殆どが認められ、デザイナーさんに修正依頼をされました。

スクールでのことが役に立っていると実感しました。
本当に嬉しかった。


そして更に嬉しいことが。

転職先の自社サイトのリニューアルを任せてもらえることになりました。

これって、Webディレクターの仕事って言えますよね。(笑)

入口が違かったのに、中に入り、やりたいことが繋がったのです。

このことは、また別途語らせて下さい。



7.50代人生再設計の第二章幕開け



スクール卒業を一区切りに
これからの活動も少し形を変えていこうと思っています。

私の50年近い人生の中には、noteのプロフィールに少し触れているように、波乱万丈に過ごした時期があります。


早期退職してすぐにスクールに入ってしまったので、書いていきたい思っていたことがほとんど投稿できずにいました。

今後は、自分が生きてきて苦労してきたこと、乗り越えてきたこと、それを踏まえて今後の人生を設計し、早期退職で再スタートさせていること。

これらを、マガジンとして整理していく予定です。

自分のためのnoteから、
少しだけ誰かの役に立つ情報発信をするnoteを育てていきたい。

過去を遡り、思考を整理しながら伝える。
第二章の幕開けです。


同じように
人生の再設計を考えている方の
すこしでも参考になれば嬉しいです。


4月には、自作アイコン画像も卒業させ、プロフィールも更新予定です🌿



最後に、これから学び直しを考えている方に、どうしても伝えたいことがあります↓


🔶 学びなおしを検討している方へ、知っておいてほしいこと🔶
ーリスキリング制度と教育訓練の違いー



27年間勤めた会社の早期退職を決め、Webデザイナーにキャリアチェンジするために、すぐに行動したことがあります。

Webデザインは、どこで学ぼう?


学ぶ場所のリサーチです。
とにかくネットで調べまくりました。


受講形式:オフライン、オンライン、併用
費用面:受講金額と補助の有無
内容:カリキュラム、何を得意としているスクールなのか
サービス:サポート体制やフォロー体制


そして、そのリサーチを進める中で国の支援制度で、金銭的補助や訓練などを受けられる制度があることがわかりました。

具体的には、ハローワークの「職業訓練」と、経済産業省の「リスキリング支援制度」です。

職業訓練は実質無料。(条件により月額支給もあります。)
リスキリングは、スクールの卒業などの条件をクリアすると助成金としてスクール費用の半額(最大70%)戻って来る制度があります。

▼「職業訓練」と「リスキリング」の違いを図解にしてみました。
参考にしていただけたら嬉しいです。(公式リンクは記事最後に掲載)

学び直しの国のサポート


わたしは、どちらを利用すべきか、両者を徹底的に比較検討しました。
(詳しくは公式ページをご確認下さい。最後にリンク張ってます。)


ハローワークの職業訓練について
ハローワークへ足を運び、職業訓練の対象校にWebデザインを学べるところがあるのかを確認。ネットでも調べられますが、初めての場合はハローワークで退職前に説明を聞くことをお進めします。

リスキリング支援制度
退職前ネットで「リスクキリング やりたいこと」で検索して、対象スクールを検索。たくさんスクールがあるので、気になるところは直接説明会や個別相談に申し込み話を聞くのがベストです。

私は、結局、対面とzoomをあわせて合計5校の話を直接聞きました。
口コミは色々ありますが、やりたいことと感じ方は人それぞれ。


大切なお金です。自分の目と耳で聞いて、是非検討してみてください。


ちなみに、わたしはスクール選びだけで、1か月はかかりました。


最終的に選んだのは、わたしは
リスキリング制度を利用したスクール受講でした。

理由はシンプルでした。

3月末の早期退職後にすぐ、
「確実に4月からスタートしたかった」からです。

職業訓練は抽選などで開始時期が左右されます。
また、Webデザイナーは人気枠のため選考に落ちることもあるのです。

もし落ちてしまうと、翌月も同じ訓練校に募集があるとは限らず、開始時期が読めないリスクがあります。


私は退職後、ブランクを作らずに決めたタイミングで学び始めたかったのです。


もう一つは「質の高いスクールで、自分への投資として覚悟を決めたかった」


という理由もありました。

わたしの個人的な考えですが、費用はかかりますが、職業訓練校よりもスクールの方が情報のキャッチも早く、講師の質も高いと思ったからです。
(実際には職業訓練校を知らないのでなんとも言えませんが、私が見学したところは紙ベースの教材が多かった印象です。)

また、一旦は全額を支払うことで、

「必ず卒業する」
「必ず技術を身につける」

そう自分にプレッシャーをかけたかったのです。
実際に自分も挫折した時に、乗り越えられた理由の一つになってます。
(助成金が返ってこないと困る!!って、正直必死でした、笑。)

良く事前に調査して、ご自身にあった制度を活用されると良いと思います。


※最重要ポイント‼️です。

リスキリング制度(助成金バック)は、在職中の申し込みが必要です

退職して離職中では基本利用できないため、退職後に何かを学びたい方は在職中にどこで学ぶかのリサーチを始めて、在籍中に申し込みが必要です。

退職のタイミングを含め、『いつまでに申し込みすればリスキリングが利用でき、いつから受講可能なのか』を必ずスクールにて確認する事をおすすめします。

2025年情報:最新情報は下記公式ページでご確認下さい。


▼参考 ハロートレーニング(公的職業訓練)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089216.html

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業



🌿卒業の節目でしたので長文になってしまいました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました🌿

もし同じように
「50代からの学び直し」
「これからの人生」
について考えている方がいたら、

スキやコメントで教えてもらえると嬉しいです。
フォローもお待ちしております!

🌸皆さんの応援が励みになります🌸


いいなと思ったら応援しよう!

moccha(もっちゃ) ここまで読んで頂きありがとうございます。 この発信が誰かの一歩につながっていたら嬉しいです。 頂いたチップはこれから前に進むための『学び』に使わせていただきます。