【ノネンヴェルトの僧房】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事では次の曲を紹介します。
ノネンヴェルトの僧房 - ピアノ独奏のためのエレジー 〔第4稿〕 S.534iii
知られざる傑作エレジー(悲歌)。1841年に取りかかり、最晩年まで改訂し続けた作品。1880年完成。リヒノフスキーの詩による歌曲稿、ヴァイオリンやピアノ連弾稿あり。ノネンヴェルトとはドイツの島の名前。
この演奏はレイフ・オヴェ・アンスネスによるものですが、彼は「この曲は自然的、瞑想的であり情景を感じることができる。巡礼の年のような作品もそうだが、聴衆に映像や匂いを感じさせることができる」と語っています。
【関連作品】
ピアノ独奏のためのエレジー S.534i
「ノネンヴェルトの僧房」の初稿。1841年作。
演奏はジョエル・ヘイスティングス。
ノネンヴェルトの僧房 - ピアノ独奏のためのエレジー 〔第2稿〕 S.534ii
「ノネンヴェルトの僧房」の第2稿。1844年作。
演奏はジョエル・ヘイスティングス。
ノネンヴェルトの僧房 〔第2稿・異稿〕 S.534ii bis
ノネンヴェルト第2稿の異稿であり、比べると華やかになっている。1844年作。
演奏はレスリー・ハワード。
アルバムの綴り 第2番 S.167
ノネンヴェルトの第3稿。
演奏はジョエル・ヘイスティングス。
アルバムの綴り "セレナード" S.166g
ノネンヴェルト風の楽想。1840年代に書かれたと推測される。
演奏はロマン・コシャコフ。
【その他】
ヘ長の小品 S.695
この曲は音楽的には「ノネンヴェルトの僧房」と全く関係ありません。1843年にノネンヴェルトにて書かれた未完の小品。自筆譜には完成してない部分がいくつも書かれているが、その未完部を省き完成している根幹の部分を取り出して演奏したもの。旋律はオペラ調だが、誰による主題かはわからない。リスト自身による可能性もある。
演奏はレスリー・ハワード。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています
・ノネンヴェルトの僧房 第4稿 S.534iii
・アルバムの綴り 第2番 S.167 (ノネンヴェルトの第3稿)
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それではみなさま良い一日を
