MVP Archive History | Apollo Archive Special 01 : SATURN V

基本情報
名称:Saturn V
開発:NASA
主要製造企業:
Boeing
North American Aviation
Douglas Aircraft Company
IBM
運用期間:1967–1973
全高:約110.6 m
打上重量:約2,900 t
目的:有人月探査計画の打上げ
Saturn Vとは
Saturn V は、アポロ計画のために開発された超大型ロケットである。
人類を月へ送り届けるために設計され、現在でも実際に運用されたロケットとしては最大級のものに数えられる。
Apollo 8 からApollo 17 までの有人月ミッションを宇宙へ送り出した。
構造
Saturn V は 3段式 ロケット で構成されていた。
第1段
S-IC
F-1 エンジン 5基
地上からの離昇を担当。
第2段
S-II
J-2 エンジン 5基
高高度での加速を担当。
第3段
S-IVB
J-2 エンジン 1基
地球周回軌道投入と月遷移軌道投入を担当。
打上げ能力
Saturn V は 約118 t を地球低軌道へ投入できた。
さらに、司令船・月着陸船・飛行士・燃料・機器類を含むアポロ宇宙船全体を月へ向かわせる能力を持っていた。
主なミッション
Apollo 8・Apollo 9・Apollo 10・Apollo 11・Apollo 12・Apollo 13・Apollo 14・Apollo 15・Apollo 16・Apollo 17
また、Skyab 宇宙ステーションの打上げにも使用された。
Saturn Vが果たした役割
アポロ計画では、司令船・月着陸船・誘導コンピュータ・管制システム
など多くの技術が注目される。
しかし、それらを宇宙へ運ばなければ計画そのものは成立しない。
Saturn V は、人類を地球から月への旅へ送り出した打上げシステムだった。
その後
1973年の Skylab 打上げを最後に Saturn V の運用は終了した。
現在はアメリカ国内の複数の博物館で実機が保存されている。
その巨大な機体は、アポロ計画を象徴する技術遺産の一つとなっている。

