東京都シルバーパスがPASMOに。2026年10月から変わること、注意点をわかりやすく整理
研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。
AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。
早く年を取りたいわけではないけれど、シルバーパスは魅力的です。
それがPASMOに変わるというニュースです。
年収135万円以下で年12000円。都営交通とほとんどのバスが乗り放題。
魅力的です。
ただし、年金以外に頑張って働いていると135万円は超えてしまいますね。
私は副業だけで越えそうです。
東京都内に住む70歳以上の人を対象とした「東京都シルバーパス」が、2026年10月の更新からICカード化されます。
現在使われている磁気カードに代わり、今後は「記名PASMO」にシルバーパスの情報を登録。バスや地下鉄に乗るときは、カードを読み取り機へタッチして利用する方式になります。
毎日の移動が便利になる一方、利用できないPASMOや、更新時に必要な手続きもあります。変更点をまとめました。
東京都シルバーパスとは
東京都シルバーパスは、東京都に住民登録がある満70歳以上の人を対象とした制度です。寝たきりの人を除き、都営バス、都営地下鉄、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーのほか、都内を走る対象の民営バスなどを利用できます。
年間の利用者負担額は所得状況によって異なり、2026年度は次のようになっています。
住民税が非課税、または前年の合計所得金額が135万円以下の人:1,000円
上記以外の人:12,000円
利用できる路線や購入条件の詳細は、東京都シルバーパス公式サイトで確認できます。
2026年10月から磁気カードを廃止
大きな変更は、現在の磁気カードがPASMOへ切り替わることです。
新しいシルバーパスの利用開始日は2026年10月1日。9月30日までは、現在の磁気カードを引き続き使用します。
PASMO化されることで、乗車時は改札機やバスの読み取り機にカードをタッチするだけになります。適用区間を越えて乗車した場合も、都営地下鉄では不足運賃をチャージ残高から自動精算できるようになります。
ただし、新しいPASMOを9月中に受け取っても、シルバーパスとして使えるのは10月1日からです。それより前に利用すると、通常の交通利用としてチャージ残高から運賃が引かれ、原則として返金されません。
移行方法は2通り
PASMOへの切り替え方法は、次の2つです。
1.現在持っている記名PASMOを使う
本人名義の記名PASMOを持っている場合は、そのカードにシルバーパス情報を登録できます。
バスは10月1日から利用できますが、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーを初めて利用する前には、地下鉄情報を書き込むための手続きが必要です。
2.新しいPASMOを発行する
PASMOを持っていない場合は、更新時に新しいカードを発行できます。
この場合、シルバーパスの利用者負担金とは別に、PASMO発行費用として1,000円が必要です。内訳は、返却時に戻るデポジット500円と、交通・電子マネーとして使えるチャージ500円です。
継続更新時には、この発行費用はかかりません。
SuicaやモバイルPASMOは使えない
注意したいのは、交通系ICカードなら何でも利用できるわけではないことです。
シルバーパスを登録できるのは、原則として券面に利用者本人のカナ氏名が記載された記名PASMOです。
次のようなカードは利用できません。
Suicaなど、PASMO以外の交通系ICカード
モバイルPASMO
無記名PASMO
クレジットカードや社員証との一体型PASMO
障がい者用PASMO
申請者本人以外の名義になっているPASMO
有効な定期券や企画券が載っているPASMO
10年以上利用していないPASMO
無記名PASMOは、鉄道駅の券売機などで氏名を登録し、記名PASMOへ変更できる場合があります。
対象外のバスにも注意
PASMO化された後も、シルバーパスを利用できる路線そのものが一律に増えるわけではありません。
たとえば、中央区のコミュニティバス「江戸バス」や、江東区のコミュニティバス「しおかぜ」は対象外です。PASMOをタッチできる車両であっても、シルバーパスが適用されるとは限りません。
普段利用している路線が対象かどうかは、事前に公式サイトや運行事業者の案内で確認しておくと安心です。
更新案内を早めに確認しよう
今回のICカード化によって、カードを差し込む手間がなくなり、乗車や精算はスムーズになりそうです。その一方で、利用するPASMOの種類や申請方法を間違えると、予定どおり更新できない可能性があります。
対象者には東京バス協会から更新案内が送られています。申請区分によって期限や手続きが異なるため、封筒が届いている人は早めに内容を確認してください。
特に1,000円パスの更新を希望する場合は、課税状況の確認を伴う電子申請または郵送申請が必要です。2026年度の案内では、申請期限は8月16日、コンビニでの支払期限は8月31日とされています。
制度の詳細や最新情報は、「シルバーパスがICカード(PASMO)になります」公式案内で確認できます。
磁気カードからPASMOへ。長年親しまれてきた東京都シルバーパスが、大きな転換点を迎えます。利用する本人だけでなく、家族も一緒に手続きや注意点を確認しておくとよさそうです。
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