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書店に並ばない本が3ヶ月で実売900部を突破。書籍出版経験ゼロの私が、インプレスNextPublishingの岡本編集長と歩んだ出版の軌跡⑥

 出版社「インプレス NextPublishing」さまより、1月30日に書籍「書く人生のはじめかた 文章力より大切な“書き続ける”ための心構え」を発売する予定です。(※日程は変更になる可能性があります)

 こちらの書籍は、書店の本棚に並ぶものではなく、電子書籍と紙の本「POD(プリント・オン・デマンド)」という形式で購入が可能です。

【NextPublishing】
NextPublishingは、インプレスR&Dが開発した電子出版プラットフォーム(またはメソッド)の名称です。電子書籍と印刷書籍の同時制作、プリント・オンデマンド(POD)による品切れ解消などの伝統的出版の課題を解決しています。これにより、伝統的出版では経済的に困難な多品種少部数の出版を可能にし、優秀な個人や組織が持つ多様な知の流通を目指しています。

PR Timesより

 紙の本は、Amazonまたはお近くの書店でご予約・ご購入いただけます。
Amazonですと1〜2日でお届けできますが、書店でのお取り寄せは数週間ほどかかる場合がございます。ご理解いただけましたら幸いです。

赤裸々ぶっちゃけマガジン作ってよかった

 本書の発売にあたり、noteで連載していたマガジン「本の出版まで赤裸々にぶっちゃけるマガジン」にて、これまで制作の過程を随時ご報告してきました。

 その中でも、岡本さんに「みくさんに声をかけた理由」を伺った記事は、Xでも大きな反響をいただきました。

5年前をもう一度振り返る

 この記事にも書いた通り、岡本さんとの出会いは5年前に遡ります。

 5年前に参加した「クズ男エッセイコンテスト」で受賞した直後に岡本さんよりnoteをフォローしていただき、

「出版社の方からフォローが来た……!どどどどうしよ!えっ、えっもしかしてスカウトされちゃう?(気が早い)」

と、あの頃は1人胸をバクバクさせていました。当時も出版社系メディアでライターとして記事を書くことはありましたが、SNSで編集者さんから直接フォローされることはほとんどなかったので、あの瞬間はいまでも鮮明に覚えています。

 とはいえ、当時の私は本当に「しがないライター」の1人でした。あの頃は、

「コンテストで受賞したら、エッセイストになれるんじゃね?」

なんて、ほんのちょっぴり調子に乗っていた時期でもあります。

 そもそも出版社の方とは昔からお仕事をご一緒していたので、岡本さんからフォローされたからとはいえ、あまり深く構えることもありませんでした。どちらかというと、岡本さんよりお声がけいただいてクラブハウスでお話しする機会があっても、

「きゃー、シゴデキなイケメン編集者さんと話せる……!ドキドキそわそわ♡」

というウキウキ感で、胸がいっぱいでした。

お仕事に繋がるかどうかよりも、完全にイケメン編集者さんとの出会いを楽しんでました。すいませんでした。

 そのご縁が、こうして形になるとは思ってもおらず、あの頃を振り返ると本当に感慨深いものがあります。

シゴデキ編集者さんから多くを学んだ数か月

 この数か月で、岡本さんからは本当にたくさんのことを学びました。(1ヶ月に1回、オンラインセッションを受けています)


 ビジネス書の書き方がわからず、最初に提出した原稿はまさかの「自伝」を執筆。

「いやいや、自伝て。そんなの著名インフルエンサーでもやらないでしょ……」

 今なら笑い話として昇華できるのですが、あの頃は天然で自伝を書いてしまいました。みくさん、勘違いにも程があります。

 結局、その部分はエッセイとして書き直し、いしかわゆきさんのコンテストに応募し直すことにしました。

 実はいつか、kindleでも何でもいいので、自分の仕事を振り返る意味も込めて「ライターの仕事」についてまとめたものを一冊作りたいとは思っていました。

 ただ同時に、これまで編集の方と一緒に進める仕事しかしてこなかったため、すべてを自分1人で作り上げることには正直なところ怖さもありまして。noteは全然平気なんですけどね……。

 もしあのまま一人でビジネス書を完全自作していたら、間違いなく「痛い人」になっていたので、あの時岡本さんより「みくさん、本を書きませんか?」と声をかけてもらえたことには、本当に心から感謝しています。

妥協しないシゴデキぶりに感涙

 その後も何度か編集・修正を重ね、年末には岡本さんより

「細かい部分の調整が甘いので、年末年始のうちにもう一度細かく見ていただき、赤字を入れてほしいです。この段階でも、まだ質を上げられると思います」

という連絡をいただきました。

 ちょうど大阪旅行の最中だったので、ホテルで再校をチェックしたのですが、原稿は見違えるほど美しく整えられていて、編集の力をひしひしと感じました。感動して1人でうるっとしていたら、夫に

「あんた、幸せな人だな……」

と、笑われたほどです。

最後の最後まで妥協せず、作品を磨き上げてくださった岡本さんには、感謝してもしきれません。本を書くにあたり、家族にも話したことのない本音(これからやってみたいお仕事とか。意外と人に話すのは勇気がいるんですよ)もすべて打ち明けました。

 それらを静かに受け止めた上で、さまざまな提案をくださり、いくつもの道筋が見えてきました。本は「誰かの書く人生の支えになるもの」をテーマに書きましたが、書き終えた今、むしろ私自身の「書く人生」が大きく変わったように感じています。

自信をもって棚卸ししてよかった


 自分の仕事を棚卸しし、自信をもって何万文字もの原稿を書ききる――始める前は簡単にできると思っていたのに、実際に取り組んでみると想像以上に難しいものでした。

 振り返れば、私はこれまで他の誰かや商品・サービスの良さを見つけて紹介することは得意でも、自分の仕事そのものに自信を持ち、それを言葉にして伝えることは一度もしてきませんでした。

 してこなかったというより、避けてきたのです。言い切ることが、苦手だったから。人から「偉そうな人」って思われたくなかったんですよ。今思えば、みんなにいい顔がしたかっただけ。他者評価を、必要以上に気にしていただけなんですよね。

 かつては何度か講師のお誘いもありましたが、全部「私は向いていないから」という理由で断りました。

 だからこそ、今回の経験が大きな転機になったのだと思います。本を書ききったことで、イベント登壇のお仕事をいただく機会も増え、どの場面でも以前よりすらすら話せるようになりました。

 しっかり自分のお仕事を棚卸しして、自信をもって一冊を書き上げた経験が、確かな支えになっているのかもしれません。改めて、この度は貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

 自信が持てたことで、さらに挑戦したいことが増えました。人前で話す機会が増えたので、もっと話術を向上させたいです。Voicyにも応募したりしていますが(現時点では落選中)、いつか合格して自分のチャンネルが持てるようになりたいです。

不得意分野にあえて挑戦すると、できることが増え、見えている世界が少し広くなります。その瞬間に出会えると、胸がわくわくします。

 私はこれまで多くのメディアで実績も積んできたし、業界歴が長いので人に語れる程度の知見はそれなりにあります。だから今回、岡本さんよりビジネス書執筆のお話をいただけたのだと思っています。けれども、そんな自分にもまだまだ成長できる可能性が残っているんだなぁって。

その瞬間に人生の中で立ちあえることは、一体どれほど幸せなことなのでしょうか。

 今後は販促のご相談も控えているので、もしかしたら近いうちにまた「マガジン」を更新することになるかもしれません。こういう話は、早めに読者の方へお届けした方がきっと楽しんでいただけると思っています。では、これからもどうぞよろしくお願いします。

【完】

⭐︎この記事を書いた人

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