🌙ペイフォワードプロジェクト 葉月さん 織部さん 黒豹さん

ペイフォワードプロジェクト、簡単に言えば、三人好きな書き手を紹介するイベントに、誘われた。


フォロワーのコハクシスさんが私を紹介してくださった。酔った勢いで、何だか私がすごい文豪のような勢いで、紹介してくれた。しかも音声の語り部付きで。
満天星月子はペンネームなので、「満天星月子さんが・・・」と書かれたり言われたりすると、まだ自分の中で、他人という感じがする。どうも自分の事だとピンと来ないのだ。コハクシスさんはナメクジのような人で、本当にじっとりと文章を染み込むように読解してくれる。でも、ここまで書き手の心を見透かしているのかと思うと、この男の恐ろしさと才能に驚愕してしまう。

コハクシスさんは、先日もう別記事で紹介したので、省くことにして、この三名を紹介する。
葉月さんと、織部さんと、黒豹さんです。他にも紹介したい人いっぱいいますよ!書ききれなくてごめんなさい💦

発案者のLaLaLaさんより、 参加のルールは以下とのことです。
① コメントをもらったらスタート!
② 別の3人の記事を読んでコメントする
③ 自分の記事で紹介してバトンを渡す
④バトンを貰った方はスルーでもOKです。創作に集中していただいて構いません。

■葉月さん

多分私と同世代。40代半ばでしょう。ライターの仕事とタイミーの仕事と、夫と言う長男の世話をしながらサクッと生きている人。
彼女の周りにはいつも五月の風が吹いている。カラっとしている。じめじめしていない。そして、どんな文章も、とても簡潔にからりと、それなのにユーモアや核心をそがずに書いていく様が、まるで一つのショートムービーのよう。

葉月さんは幼いころからクラシックバレエをたしなみ、海外に留学し、プロのダンサーとして生きてきた。そのことを少し前まで回顧録としてNOTEに掲載してくださった。

私は義理の叔母に、バレエの先生がいる。海外公演をしたり、いつもお弟子さんが身の回りの世話をしてくれている。美人できりっとしていて、いつも忙しそうにじっとしていないのに、座っている時は微動だにしない。そして、黒か白かはっきりしている叔母だ。カッコいい。叔母は近づきがたい女優のようなオーラを放っているのに、叔母はなぜか庶民の私をよく可愛がってくれた。叔母は多分正直で裏表のない子が好きなんだと思う。叔母の前で、取り繕いなどすぐに見透かされてしまうから。

葉月さんのバレエの先生も、叔母のような先生だ。しかし叔母よりも何回りも怖い姿だったようだ。でも、私はそのバレエの先生を読みながら、叔母の事を思った。その人生はどんなものだったのか。叔父の介護をしながら、華やかな世界で働きながら、その実生活は大変庶民的だったし、公演のために、協力者を募って奔走していたことは何となく知っている。

また、高校の同級生の事を思い出す。私の出席番号の一つ前の女の子だった。身長は170センチほどあり、とても細い。首が長く、大変秀才だった。
英語も数学も何もかもをいつも高得点をたたき出し、それなのに、いつも笑顔で静かに座っていた。美人なのでたまに近くの男子校の生徒が見に来ていた。そして、彼女は、いつも何となく、心が別のところにあるなと言う雰囲気を出していた。「私はこのクラスが居場所じゃないの」そんなことを醸し出していた気がする。「絶対に負けたくない」そんな負けず嫌いな様子もうっすらとかんじられた。正直ほとんど話すことは無かったが、彼女の凛とした後ろ姿に、一本の硬い鋼を感じていた。
彼女は、そのまま現役で東京の国立大学英文学部に進学した。真底すごいなと思った。スタイルもよく、顔も可愛く、上品で、成績も優秀。

彼女はずっとバレエを習っていた。そのことは知っていたが、葉月さんのバレエ回顧録を見て、彼女の心の葛藤がようやく読めた気がする。
私達の国際クラスに入ったのは、もしかしたら、将来のバレエ留学を見据えてだったかもしれないし、もしかしたらバレエの文学の世界観が好きだったからかもしれない。結局彼女はバレエ留学はしなかったのだが、大人になって結婚してからも、彼女、バレエ教室でアシスタントで働きを続けていた。そして最近自分でバレエ教室を持つようになった。彼女は多分、ずっと心がバレエにあったのだとおもう。彼女は留学はできなかったけれど、「躍る」と言う夢を手放さなかった、その一本の鋼のような芯の強さが、バレリーナたるものだなと感じた。それを気づかせてくれたのは、葉月さんの回顧録だった。

以前から葉月さんの紹介記事を書く書くと言って、書く書く詐欺になるところだった。こうやって紹介できてよかった。葉月さんネタとしては、「真夏のカラスは見た!」の小説も書きたいと思っている。ずっと思っているのだが、まだまだ書き始めていない詐欺師月子です。

■織部さん
織部さんは、結構暗い文章を書くことがわりと多い。怒りとか妬みとか、解放とかをじわじわとマグマのように文章に放っている。いろいろ結婚生活とかで苦労していたようだ。今もそれなりに結婚生活に文句があるのかもしれない。(私もそれはそうだ)それでも、今の生活を切り盛りしている。しっかり働きながら、何品もの食事をつくり、毎晩小料理屋のような食卓を出していると思う。本当は簡単に納豆ご飯と味噌汁だけ食べたいときもあるだろうに、イライラとすることもあっても、ちゃんと作っているのが、つつましいと感じる。
とはいいつつ、私は彼女の真の姿は、しまじろうのミミリンだと思っているのだ。表面上は、クロミちゃんとか、ドキンちゃんとか、長沢君とかそんな文章を書いているのだが、たまにコメント欄に見せる、ピュアな様子や、アイコンだったブタのぬいぐるみの「チャーシュー丸(※今少々お出かけ中)」を見ると、本当にそう思う。彼女は本当は可愛いものを愛でたいのかなと。そして、チクチくと針を差しながらも、最終的には愛らしいチャーシュー丸を作り上げているのだと思う。

■黒豹さん
彼の書く小説は男の香りと労働の汗と血の匂いがします。生きることの切実さとその美しさ、友情や親子のジトっとした美しさがズバッと胸に入ってくる。

彼は、小説の中に、よく巨大な水の生き物が出てくる。蛇が出てきたこともあった。血なまぐさいシーンもよく出てくる。ぬめっとして、カンタンにはつかめないそんな人生の一つのシーンを、ドラマチックに書き尽くす、彼の筆舌を真底尊敬している。

そして、彼は、様々な世界に住んでいるかの如く書いている。いったいどのように取材をしているのだろうか。とても聞いてみたい。アフリカの村の男たちの小説も、一体どのように世界観を際立たせているのだろうか。謎の黒豹なのである。

いつも一万字以上の存在感ある小説をアップしているので、毎日新編が読めるわけではないが、その圧倒的な筆力に私はひざまずいている。引き続き創作に期待しています。勝手に紹介してすみません。

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#ペイフォワードプロジェクト


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