見えなかった虹と、見逃さなかったハエ
7月16日は虹の日。今日はちょっとお預けだったけど、虹が見えた日を想像して一本描いてみました。


7月16日は虹の日なんだそうです。ナナ・イロの語呂合わせで、梅雨明けの時期に虹が出やすいことにちなんだ記念日。「人と人、人と自然、世代と世代が七色の虹のように結びつく日」とされていて、先輩世代が後輩世代をサポートする日、という意味合いも込められているそうです。長崎は今日、朝から雨模様。雨上がりに虹が見えたらいいなと思いながら過ごしていましたが、残念ながら今日はお預けでした。虹が見えると、なんだかちょっと得した気分になるので、次の機会に期待です。
梅雨明けのこの時期は空に虹が出やすいらしく、そんな日を想像しながら、うちの猫のたまちゃんと窓辺で過ごす一場面を描いてみました。もし本当に虹がかかっていたら——たまちゃんも一緒に外を見ていて、しばらくは絵になる光景だったかもしれません。でも猫はやっぱり猫で、床を這うハエを見つけた瞬間、虹のことなんてきれいさっぱり忘れてしまいそうです。しっぽの先だけがそわそわ揺れて、瞳孔がきゅっと細くなって——次の瞬間には「バシッ!!」。
人と人を結ぶ、なんてロマンチックな由来を差し置いて、たまちゃんが結びたかったのは前足とハエの距離だったようです。虹は数分で消えてしまうけれど、目の前のハエは今そこにいる。猫の優先順位、案外まっすぐで気持ちがいいです。
*漫画は新宇佐美式で描きました。
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