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仕事の中の素材をnote記事にする方法|メモ・質問・音声から発信を作る【小さな商売の発信】

noteに何を書けばいいか分からない。
でも、仕事をしていると、お客さんから質問されたり、説明したり、判断したり、あとで残しておきたいことが出てきます。
この記事では、そうした仕事の中の素材を拾い、note記事へ変える考え方を整理します。
特別なネタを探すというより、すでにあるものを残し、あとから記事にできる状態にしておく話です。

noteに何を書けばいいか分からない。

こんにちは。ネタリエの綿樽 剛です。

小さな商売のnote発信サポートをしています。

「noteに何を書けばいいか分かりません」

という相談は、よくあります。

でも、実際に仕事の話を聞いてみると、何もない人はほとんどいません。

お客さんから質問されている。
初めての人に毎回同じ説明をしている。
サービスについて迷った理由がある。
仕事をしながら気づいたことがある。
うまくいかなかったこともある。
価格を決めた理由もある。

こうしたものは、全部記事の素材になります。

問題は、ネタがないことではありません。

仕事の中で生まれたものを、記事にできる形で残せていないことの方が多いです。

記事ネタは、仕事の外へ探しに行かなくてもいい

発信を始めると、

「何か役立つことを書かなければ」

「新しい情報を探さなければ」

と考えやすくなります。

でも、小さな商売では、仕事そのものの中にかなり素材があります。

たとえば、こんなものです。

・お客さんからよく聞かれる質問
・問い合わせで説明したこと
・初めての人が勘違いしやすいこと
・サービスを作った理由
・料金を決めた理由
・向いている人、向いていない人
・依頼を受けるか迷ったときの判断
・仕事で失敗したこと
・改善したこと
・道具や方法を変えた理由
・お客さんへ説明するときに使った例え
・最近、仕事をしながら考えたこと

こうして並べてみると、かなりあります。

しかも、こうした素材には、その人の仕事の考え方が入っています。

検索で調べれば誰でも書ける一般論よりも、

「自分は現場でこう判断している」

という話の方が、その人に頼むかどうかの判断材料になることもあります。

素材によって、向いている記事は違う

仕事の中で拾った素材を、全部同じ形の記事にする必要はありません。

素材によって、向いている記事があります。

お客さんから何度も聞かれる質問

これは、そのままFAQ記事にしやすい素材です。

「初めてでも大丈夫ですか」

「何を準備すればいいですか」

「どのくらい時間がかかりますか」

何度も口頭で説明していることなら、同じ疑問を持つ人がほかにもいる可能性があります。

初めての人が不安に思うこと

これは、相談前に読んでもらう記事に向いています。

サービスページだけでは書きにくい、

「こういう人には向いています」

「ここまでは対応できます」

「こういう場合は別の方法の方がいいです」

といった内容です。

仕事中の判断や迷い

これは、人柄や考え方を伝える記事になります。

なぜ、その方法を選んだのか。

なぜ、あえてやらなかったのか。

どこまでなら引き受けるのか。

判断の背景を書くと、その人の仕事の仕方が見えます。

失敗や改善

これは、実務記事や事例記事にできます。

失敗そのものを大きく見せる必要はありません。

何が起きて、どこを見直し、今はどうしているか。

そこまで書けば、仕事への向き合い方が伝わります。

その場で浮かんだ気づき

これは、短いメモや音声で残しておくと便利です。

その場では記事にならなくても、あとから別の素材とつながることがあります。

ネタを見つけた瞬間に、完成原稿まで作る必要はありません。

まず、消えない形で残すことの方が大事です。

質問は「質問台帳」に残しておく

仕事の中で特に記事にしやすいのが、お客さんからの質問です。

質問されたとき、その場では普通に答えて終わります。

でも、その質問を残しておくと、あとで記事の入口になります。

僕は、こうした質問をまとめておくものを「質問台帳」と呼んでいます。

たとえば、

・質問された内容
・どんな状況で聞かれたか
・そのとき何と答えたか
・ほかの人も迷いそうか
・記事にするとしたら、どんな切り口になりそうか

くらいを残します。

最初からきれいに整理しなくても大丈夫です。

「今日、こんなことを聞かれた」

だけでも十分です。

同じ質問が2回、3回と出てきたら、記事にする優先度は上がります。

その場の考えは、音声で残す方が早いこともある

質問とは別に、

「これ、あとで書きたいな」

と思うこともあります。

ただ、仕事中にパソコンを開いて文章を書くのは難しいです。

そんなときは、音声で残す方法があります。

僕も、完成原稿を音声だけで作ろうとはあまり考えていません。

でも、記事の材料を残すにはかなり便利です。

たとえば、

「さっき、こういう質問をされた」

「自分はこう答えた」

「たぶん、相手はここで不安になっていた」

「前にも似たことがあった」

「記事にするなら、この話も入れたい」

と話しておく。

数分でも、ここまで残っていれば後から使えます。

ポイントは、結論だけではなく、理由や具体的な場面まで残しておくことです。

「プロフィールは大事」

だけだと、あとから記事にしにくい。

でも、

「今日、ある人のプロフィールを見ていて、サービスは良さそうなのに何を頼める人か分からなかった。原因は肩書きより、頼めることが名詞で書かれていなかったことかもしれない」

くらい残っていると、記事の材料になります。

メモは、きれいに書かなくていい

記事素材を残すというと、整理されたメモを作ろうとする人もいます。

でも、最初から整っていなくて大丈夫です。

たとえば、

今日、問い合わせで○○を聞かれた。
みんなここ気になるのかも。
前にも聞かれた。
FAQにできそう。

これだけでも素材です。

あるいは、

この説明、毎回している。
サービスページには書きにくい。
記事なら書けるかも。

でもいい。

記事を書くためのメモではなく、

仕事中に消えてしまいそうなものを拾うためのメモ

くらいに考えた方が続きます。

あとから整理する前提なら、乱れていて構いません。

AIは、素材を記事の形へ整える工程で使える

素材が残っていれば、そこから記事にする工程はかなり軽くできます。

ここでAIが使えます。

たとえば、

・質問メモを見出し構成へ変える
・音声入力の内容を整理する
・似たメモをまとめる
・記事の下書きを作る
・説明が足りない場所を確認する
・重複している部分を削る

といった作業です。

僕自身も、こうした工程ではAIを使っています。

ただし、AIに何もないところから記事を作ってもらうというより、

自分の仕事の素材を渡して、読者に届く形へ整理する

という使い方が中心です。

素材が具体的であればあるほど、下書きもその人の仕事に近くなります。

反対に、素材がほとんどない状態で、

「個人事業主向けの記事を書いて」

とだけ頼むと、一般論に寄りやすくなります。

AIを使う前に、仕事の中の素材を残しておく。

ここはかなり大きな違いです。

最後に決めるのは人です

AIで下書きができても、そのまま公開するとは限りません。

ここは、人が見ます。

「この言い方は、自分の仕事の感覚と違う」

「この具体例は実際には起きていない」

「ここはもう少し説明したい」

「これはお客さんには公開しない方がいい」

「この話は今のサービス方針と合っていない」

こうした判断です。

記事にする素材を選ぶ。

どこまで書くか決める。

事実を確認する。

自分の仕事の言葉に戻す。

公開するかどうか決める。

この部分までAIに任せる必要はありません。

ネタリエでも、AIそのものを売りにしているわけではありません。

メモや質問、音声、過去記事など、すでにある素材を整理するための道具として使っています。

発信を止まりにくくするのは、「書く仕組み」より「残す仕組み」

発信を続けるために、

「毎週1本書こう」

「毎朝30分書こう」

と決める方法もあります。

もちろん、それで続くなら問題ありません。

でも、本業がある人は、書く時間を確保できない日もあります。

だから僕は、完成原稿を書く仕組みより先に、

素材を残す仕組み

を作った方がいいと思っています。

質問されたら残す。

気づいたらメモする。

説明したことを音声にする。

資料を保存しておく。

過去記事も素材として残しておく。

そうしておけば、書く時間が取れたときにゼロから考えなくて済みます。

素材がたまっている状態を作る。

その中から、今必要なものを記事にする。

この方が、小さな商売の発信には合っています。

仕事の中の素材から記事を作りたい方へ

ここから先は、今つまずいている場所に合わせて読んでください。

全部を順番に読む必要はありません。

お客さんの質問を記事にしたい方へ

繰り返し聞かれる質問を残し、FAQや相談前の記事へ変える方法をまとめています。

頭に浮かんだことを、その場で残したい方へ

完成原稿ではなく、理由や具体的な場面を音声で残し、あとから記事素材として使う方法です。

AIを使った記事制作の考え方を知りたい方へ

AIをどこで使い、どこを人が判断するのか。ネタリエの記事制作方針をまとめています。

まとめ

個人事業主やひとり社長は、たぶん記事ネタそのものには、それほど困らないと思っています。

仕事をしていれば、

質問される。

説明する。

迷う。

判断する。

失敗する。

直す。

気づく。

こうしたことが毎日起こります。

問題は、それが仕事の中で流れてしまうことです。

だから、まずやることは「記事を書こう」と頑張ることではありません。

仕事の中で生まれたものを、消えない形で残すことです。

質問なら質問台帳へ。

その場の気づきならメモや音声へ。

資料や過去記事も、そのまま素材として残しておく。

そして必要になったときに、AIも使いながら整理し、最後は自分で判断して記事にする。

この流れができると、毎回ゼロからネタを考える必要はなくなります。

まずは今日、仕事中に説明したことを一つだけ残してみてください。

それが、次の記事の素材になるかもしれません。

ネタリエについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。


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