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2026年4月15日(水)「医食同源・認知症」

今日の東京は曇りのち雨。
朝の最低気温は15℃、日中の最高気温は21.5℃。
今日からは二十四節気清明の末項、七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)」(虹が現われ始める時季)となりました。
今年はまだ虹が出てるのを見てないけれど、今降ってる雨は明日の朝には上がるみたいなので、明日虹が見られますかね?。さて、

昨日は「調理器具・Taru Holic/グラストップスモーカー」についてお伝えしましたが、本日は「医食同源・認知症」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

認知症。
昨今の日本に於いては国民皆保険制度や医療技術の発達等により、先週の「医食同源・平均寿命と健康寿命」でもお伝えした通り、両寿命は伸長して高齢化が進展、世界一の地位を占めるに至ってます。
ただ、全員が全員ぴんぴんコロリで死を迎えるコトなど実現出来ようハズも無く、ヒトは加齢と共に病気になったり、寝たきりになったり、ボケたりして行くのは当然と言えば当然の成り行きなのですね。
厚生労働省研究班が纏め、政府が2024年5月に公表した認知症の年齢階級別有病率の推計値では、80歳位迄は10%程度のヒトが、85歳位迄で約30%、90歳位迄だと約半数のヒトが認知症になっているようです(以下グラフは上述記事から拝借)。

ヒトは老いれば老いるホド認知症になる確率(?)増加傾向に。

また、ほぼ同時期に九州大学から公表された認知症者数の将来推計に拠れば、2022年時点での認知症者数は全国で443万人でしたが、2060年には645万人に迄増加する、となってます(以下グラフはコチラから拝借)。
2022年時点での日本の総人口は12,540万人なのでその割合では約3.5%、でも2060年の日本の総人口予測はググっと減って8,674万人なので、比率的には約7.4%となります。
コレって凄い人数でもあるし、スゴい割合でもありますよね。
ま、その頃には認知症予防薬だったり、治療薬だったりが出来てて、実際にはソコ迄到達するようなコトは無いのかも知れませんが。

この将来推計に拠れば、患者数もそう人口比率も増加の一途を辿るんですね~。

そもそも、認知症と言うのは、記憶力や判断力、理解力等の認知機能が低下し、日常生活に支障が出る状態を指すワケですが、単なる「モノ忘れ」とは異なり、生活の中で繰り返し困難が生じてしまう点が特徴です。
冒頭画像のように初期では進行性の記憶障害、中期では行動・心理症状が現れ、後期では日常生活に障害を来す、と言う3段階に分けられると言います。
もう少し具体的にみてみると、以下の図が示すような中核症状・周辺症状等があり、そのあらわれ方は様々となってます(以下図はコチラから拝借)。

認知症の中核症状と周辺症状。まぁ、色んな症状があるモノです。

そんな認知症には主としてアルツハイマー型レビー小体型脳血管性型・その他(前頭側頭型等)に分類され、その割合はザックリ以下図のようになっているとの由(但し、諸説あり。アルツハイマー型が7割弱と言う説もあるので)。

認知症の症別割合(但し、諸説アリ)。

ただ、何れの型の認知症であっても、共通する点を挙げるとすると、何れも食生活・運動・睡眠・ストレス等の日々の生活習慣が大きく影響していると言うコト(勿論、遺伝的要素もあるようですが)。
特に、何れの型の認知症であっても、そもそもが脳の老化が問題となる病気でもある為、脳の老化をさせない食事、ってのが大事になって来ているようです。

そんな状況下で昨今注目されているのが、地中海食や和食をベースにし、脳の健康を守る食事として世界的に研究が進んでいる「MIND(マインド)食」。
要は、認知症の発症リスクを下げるコトを目的に開発された食事法、なんですね。
MINDとは”Mediterranean- DASH Intervention for Neurodegenerative Delay”の略であり、直訳すれば「神経変性遅延の為の地中海食とDASH食の介入」とでも言いましょうか。
じゃあ、DASHはと言うと”Dietary Approach to Stop Hypertention”の略で、コレも直訳すれば「高血圧予防の為の食事の方法」ですかね。
このMIND食と言うのは、アメリカのシカゴ・ラッシュ大学医療センターの研究チームが提唱した食事法で、アルツハイマー型認知症の発症リスクを30~50%下げたと言う研究成果が注目を集めたモノなのだそう。
その特徴は以下3点。
1. 脳の老化を防ぐ食材を積極的に摂取
2. 脳に負担を掛ける食材を控える
3. 完璧を目指さず、続けられる範囲で実践

MIND食で推奨されている食材は以下の通り。
・ 緑黄色野菜(特に葉物)・その他野菜
・ 豆類(大豆含む)・ナッツ類(アーモンド・クルミ等)
・ 全粒穀物
・ ベリー類(ブルーベリー・イチゴ等)
・ 魚(特に青魚)
・ 鶏肉
・ オリーブオイル
・ ワイン(適量)

逆に、脳の老化を早める可能性がある食品として以下は控えめな摂取が推奨されてます(決して食べてはイケない!と言うコトではありません(笑))。
・ 揚物・フライドフード
・ バター・マーガリン
・ 赤身肉(牛・豚の脂身が多い部位)
・ チーズの大量摂取
・ お菓子・スイーツ類

こうして見てみると、このMIND食は矢張り日本の伝統的な和食とは非常に相性が良いモノに見えますね。
ただ、矢張りココでも重要となって来るのはその調理方法。
ポイントは以下。
・ 低温調理・蒸し料理活用(酸化ストレス低減)
・ 使用する油はオリーブオイルや菜種油を中心に(酸化し難く、良質な脂質摂取)
・ 塩分控えめ、出汁の旨味活用(高血圧予防)
・ 醗酵食品の日常的摂取(腸内環境整備、脳内炎症抑制)

勿論、バランスの良い食事を継続するのみならず、適度な運動の習慣化・良質な睡眠確保・人との交流や趣味を持つコトでのストレス軽減等も重要になって来ますので、その辺りは良く心得て。

と言うコトで、本日はコレにて。
明日は「醗酵食品・じゅうじゅうみそ」についてお届けする予定です。

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