白髪が気になり始めたら、まず整えたいこと|派手じゃないけど、身体が変わり始めた習慣
こんにちは、鍼灸師のいろはです。
noteの別アカウント、
「ココロとカラダの本音会議」の方でお話したのですが、
実は髪を切りました。
その時に、白髪について思うことがあって、
東洋医学と白髪のお話をしたんです。
それで、
こちらの「カラダ手帖」の方は
じゃぁ、いったい何をすれば良いの?
をお話ししていけたら良いなと思います。(お時間あれば本音会議も是非読んでみてくださいね。)
東洋医学が考える、白髪の原因は、
血と腎によるところが強いですよ。 というお話でした。
ここで軽く説明しておくと、
血は髪や肌の潤いを守り健やかに保ってくれるもの。
腎は生命のエネルギーが宿る場所だから、生命力が弱まると髪に関係しますよ。といった内容でした。
今日はそのつづきのお話です。
◆今日はちょっとうるさいことを言います
さて、
理由がわかったところで、ここからが問題。
「セルフケア」と調べはじめてみると、
黒豆、なつめ、頭皮マッサージ、睡眠、ストレス……
と、どこかで見たようなセルフケアばかりが出てきます。
でも、
「わかった。でもそんなに全部はできない。」
そう思いませんか?
選択肢がありすぎても、
何をどう取り入れたら良いのかわからない。
実際にやってみたとしても、
なんだか面倒くさくなってきた。
そうやって次第に私たちは「次」の方法を探すんです。
もっと効率の良いもの
もっと特別なもの
もっと早く変わるもの
耳の痛い話ですが、
心当たりがありませんか?
◆特別なものは何もない
でも東洋医学は、案外どころか、
とっても“地味”です。
なぜなら、
髪だけを切り離して考えないから。
「髪は血余」
「髪は腎に華する」
そんな言葉があるように、
結局どこまで行っても、
土台になるのは「血」の充実です。
腎のエネルギーも、血があってこそ巡る。
肝の巡りも、血が足りないと滞りやすい。
だから東洋医学では、
「何を足すか」の前に、“ちゃんと受け取れるカラダか”
を大切にするんです。
◆ちゃんと受け取れるカラダとは
では、
血が充実した土台作りに必要なものは何でしょう?
「血は何から作られるのか?」
そう考えると答えはシンプルです。
私たちが毎日口にするもの。
でも実は、
“身体に良いものを食べる”だけでは足りません。
例えば、
どれだけ身体に良いものを食べても、
普段の食事が、
冷たいものばかり。
早食い。
食べ過ぎ。
そんな状態では、脾胃(消化する力)は疲れてしまいます。
すると、
せっかく食べたものを“血”へ変える力も弱くなってしまう。
だからまずは、
消化力を鍛えることが必要なんです。
脾胃のはたらきを高める基本は、
温かいものを、ゆっくり食べる。
それくらいシンプルなことからで良いのです。
◆私が始めた「消化力向上習慣」
私が「血」を潤沢にするために始めた習慣は、
いたってシンプルです。
それは「朝に温かい汁ものを口にすること」。
東洋医学では、
「脾胃は温を好む」といわれています。
冷たいものや早食いで弱った消化器は、食べたものをうまく「気血」に変えることができません。
だからこそ、まずは胃腸を冷やさないこと。
これが、消化力を高めるうえで、一番大切なことです。
私自身、朝に味噌汁を飲むようになってから、
お通じや身体の巡りに変化を感じるようになりました。
特に大きかったのは、「抜け毛が減った」と感じたこと。
毛根が少しチカラを付けたのかもしれません。
東洋医学では「髪は血の余り(血余)」と考えるとお伝えしました。
つまり、血が足りなければ、髪まで栄養が届かない。
もちろん白髪には加齢や体質もありますが、
「髪に届く余裕」が戻ることは、
身体の内側の変化のサインなのかもしれません。
味噌汁が面倒な方は、「白湯」はどうでしょうか。
実は私も味噌汁の前に「白湯」を飲んでいます。
白湯についても、調べるとカラダに良い効果がたくさん出てきます。
先ずはここから始めるのもいいかもしれませんね。
◆人は結果が見えにくいと続かない
ここまで、つらつらと書いてきましたが、
結局、
人は結果が見えにくいと続かない。
それには同感です。
実は昔、オンライン英会話で、
英語が早く上達するらしいプログラムを受けたことがあります。
だけど、
2、3ヶ月続けてみたのに、上達しなかった。
ある日、先生に聞いたんです。
「先生、これで本当に英語が喋られるようになるの?」
先生の答えはこうでした。
「私はね、このレッスンを一日に何回となくやっているの。
もう、答えも全部覚えてしまっているわ。
あなたはそれくらいやってみてから言ってる?」
確かに。と思ったんです。
今日やって、明日結果が出るものは、
もしかしたら「カラダの奥に長くは残らない」ものなのかもしれません。
◆おわりに
東洋医学の養生は、どちらかというと“少しずつ育てる”もの。
だから私は今も、派手なことより、
朝に温かいものを飲む。
ちゃんと眠る。
冷やしすぎない。
そんな小さなことを、繰り返しています。
血も、髪も、身体も。
案外そういう「毎日の積み重ね」の中で、
静かに変わっていくのかもしれません。
今日の脾胃の消化力で少しお話した「白湯」。
これについては、大好きなホリスティックヘルスコーチのさくらさんが詳しい記事を書かれているので、是非読んでみてください。
