ジェンダーギャップ指数 シリーズ② フィンランド
フィンランドはジェンダーギャップ指数が2024年・2025年で2位、ジェンダー不平等指数は毎年5位前後と高順位である(日本2024年:ジェンダーギャップ指数148カ国中118位、ジェンダー不平等指数193カ国中22位)。また2023年の世界幸福度ランキングは1位である(日本:137カ国中47位)。

2024年:146カ国中2位
2025年:148カ国中2位
では日本もフィンランドのようになれば男女平等になり、幸福度も上がるのではないだろうか。
日本の労働時間
では日本の現状を見てみる。

この表によれば男性のほうが年間400時間も多く労働しており、過労死の目安とされる週60時間以上の労働者の割合も5%以上高いことが分かる。週60時間ということは週5日勤務ならば毎日12時間以上勤務しているということだ。
これを平等にするには2つの方法がある。『男性の労働時間を減らす』か『女性の労働時間を増やす』かである。
海外の労働時間
それでは海外の労働環境は どのようになっているのだろうか。
欧米の多くは定時退社が基本である。例えばドイツでは残業した分、次の日は早く帰ることになり、1週間での合計労働時間が変化しないようになっている。
そしてフィンランドでは16時には仕事を終わらせ、徐々にオフィスからいなくなる。早く帰った分は、子供の送迎(幼稚園や学校・習い事)など家族との時間に充てることができる。

残業している人が偉いとされる日本…
休みについて
日本では労働時間も多いが、昨今では家事育児もしなくてはならない風潮となっている。それでも休日に家族サービスを強いられるなど地獄でしかない。当然、自分の時間など皆無である。
まともに有給休暇が取得できない日本とは異なり、海外ではバカンスで1ヶ月の長期休暇を年の初めに社内で調整することは普通である。しっかりと休息を取ることで英気を養い、次の仕事へと繋げるのである。

そしてフィンランドでは16時に帰宅しているにも関わらず、しっかりと仕事が完了している。
平均年収ランキングではフィンランドは16位で55,048ドルだが、日本は24位で42,118ドルである。長時間働いて結果を残せていないということが明確となっている。如何に無駄な労働を、無駄な残業をしているのかが分かる。
最後に
もう1つの男女平等案である『女性の労働時間を増やす』ことをすべきか。
同じだけ働いて同じだけ疲弊すれば男女平等であり、女性の好きな収入も増えて良い事だらけである。
それともフィンランドを見習って『男性の労働時間を減らす』べきか。
残業を減らして収入を減らし、その分を家族のための時間とすることは男女平等や幸福に繋がるはずである。
既に家庭を持っている人ならば喜ばれる可能性はあるが、独身にとってはただの低収入の人になってしまう恐れがある。ただでさえ女性は男性の収入にしか興味がないのだから…。


どちらかを受け入れなければ男女平等、そして幸福度の上昇は見込めないだろう。
少なくとも男性に『もっと働け』『もっと家事育児』しろと、全てを押し付けてくるような環境では結婚や子供を作りたくなくなるし、女尊男卑が加速するだけである。
女性が大好きな欧米・北欧のマネをするならば、男性に掛ける言葉は『もっと休め』が正解である。
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