ジェンダーギャップ指数 シリーズ④ 産婦人科
ドイツは2024年・2025年の男女平等指数(ジェンダーギャップ指数)が9位であり高順位を維持している。ちなみに日本は2024年・2025年のジェンダーギャップ指数が118位である。

2024年:146カ国中9位
2025年:148カ国中9位
そんなドイツを見習えば、日本の男女平等も進むはずである。
産婦人科について
まず女性医師の割合について見ていく。
ドイツは女性医師の割合が約半数の48%であるが、日本は23%とドイツの半分以下である。

そんなドイツに対し、以下の投稿がされる。

下にドイツでの出産体験について まとまっている記事があるので載せておく。かなり過酷な状態であることが分かる。
一応要約するが実際の投稿を読んでみてほしい。
・陣痛がきてから病院を予約→
・病院に空き無し 婦人科へ行けと言われる→
・婦人科では病院に行けと怒られるが、病院に空き無し→
・廊下で3時間放置される→
・夜間担当に代わり帰宅させられる→
・出血したため医療相談するも空きがないため救急車で緊急対応病院へ→
・麻酔を依頼するもそのまま出産へ→
・細菌感染しクリスマスに13時間待合室で放置
日本には分娩予約があり、部屋が空いていないなんてことはありえない。下に一例として病院の紹介を載せておく。
ドイツの産婦人科が全く機能していないことが分かる。他にも似たような経験をした人が投稿している。

またドイツで働く医療従事者からも下のような投稿がなされている。


多くの国で寿命が伸び、医療従事者が不足している。今まで少なかった女性医師を導入して不足分を補おうとしてきたわけだが、女性を登用しても医療は逼迫しており効果が出ていない。
産婦人科であれば、特に女性医師の割合が多そうではあるが、それでもこの惨状である。他の診療科では1ヶ月以上待つのは普通という話をよく聞く。数日中に対応できているのであれば、これでマシなのかもしれない。
医療事情について
またドイツの医療について以下のような記事がある。
その中で下のような回答がある。
これはドイツの病院で働く日本人の女性医師の意見である。ドイツでは医療も「仕事」として割り切っており、担当医師が毎日替わることもよくあるという。

また記事では「女性医師が増えると医療の質が下がる」という因果関係は成立しないとしている。このドイツの惨状については、男女差ではなく、そもそもの国柄や考え方・姿勢やシステムの違いによるものかもしれないとの考察もある。
ドイツがヒドいというよりも、日本が特別なのかもしれない。
そして日本人女性医師はドイツのような働き方や医療への取り組み方を日本へ導入することは難しいとも発言している。
医療行為は多くが命に関わることであり、医師の終業時間がきたから延期とは日本ではならない。その結果、業務が過酷になりがちな救急科・泌尿器科・脳神経外科などは特に日本の女性医師に不人気となっている。

産婦人科は昔ならば『お産婆』などと女性が従事することが通常であった診療科であり、女性医師が大半を占めていてもおかしくないものである。しかし現在の割合はたったの3割強しか女性医師はいない。
最後に
ジェンダーギャップ指数に医療従事者の男女割合の項目はない。ただ人員不足のために女性を登用しても人員不足は解消されていない。もちろん日本のようにハードルを下げた女子枠を設けても効果がないことは明白である。
むしろ、このように男女差がある職業にスポットを当ててジェンダーギャップ指数に反映すべきではないか。3Kに当てはまる職業についての指数を出してほしいものである。
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