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昔の街道を歩いていて同じく昔の街道を歩いている人たちとすれ違う時の話。

 これまでいくつかの街道を歩いてきたのだけれども、街道歩きは世間一般的には人気がない。

 ということで街道歩きをしている時に同じように街道歩きをしている人に遭遇することはそんなにない。3人にも出会えば「今日はたくさん歩いているな」という印象になる。それぐらい街道を歩く人とは出会わない。(もちろん歩いている街道や時期や時間帯などで違うのだろうけど、あくまでも僕たちの場合、ということで)

 街道を歩いている人たちだな、というのはすぐにわかる。ほぼ間違いなくわかる。相手も僕たちが街道歩きをしているということが分かっている。お互いがちゃんとわかっている。なんというか独特の雰囲気があるんですよね。なんでだろう。

 もちろん街道歩きの定番のあの名著(と僕のなかでは呼んでいる、この本に関してはまたどこかで紹介したい)「ちゃんと歩ける」シリーズを手にしているのであれば確実に街道歩きをしているし、地図を片手に歩いていたり、本陣跡や高札場跡や一里塚跡などで立ち止まって達成感を感じていたり、「夢舞台 東海道」の道標の前で笑顔になっている人たちなどは絶対にそうである。

 そこでとてもどうでもいいことなのだけれど、すこし気になっていることが僕たちを含め街道を歩いている人たちの「すれ違う時の対応」である。僕が街道を歩いていてすれ違った人たちの対応はこんな感じである。

  1. お互いに「こんにちは」と笑顔で挨拶をしながらすれ違う

  2. お互いに軽く会釈をして微笑みながらすれ違う

  3. 何もなくただすれ違う

  4. お店を覗いたり、前方斜め上を見つめたり、同伴者と話をはじめたりと、明らかにすれ違う人と目を合わせないように意識的に「無視」しながらすれ違う

  5. 少し遠くから気づき反対側の歩道に移動する

 僕はたいてい 1 か 2 ですれ違うようにしている。その時の相手に合わせて挨拶をしたり、会釈だったりだけれども、基本的にコミュニケーションを取ろうと試みる。
 すれ違う相手の反応として多いのは 2 か 4 であるが、意識的な無視(!)の 4 が案外と多い。そうなるとこちらも挨拶や会釈をすることをちょっと遠慮したりする。

 そういえば昔どこかで似たような場面があったなと思い出した。海外ですれ違う「地球の歩き方」を持った日本人観光客の方たちと同じだ。  
 当時すこしだけ頻繁に海外に出ていたのでヨーロッパ・アメリカなどいろいろなところで「地球の歩き方」を持った方たちとすれ違っていたのだが、せっかくの海外でなんで日本人なんかとすれ違うのよ、という感じで結構「見ないふり」をされていた。

 もしくは、街なかで仲の良い知り合いを見つけたときは躊躇なく「どうもどうも」と話かけるが、同じ会社の別の部署の顔を知っているぐらいの同僚や、話が続きそうにないすこし面倒くさい知り合いを見かけたときなどに「ぐぬぬ、静かにやり過ごそう」とさっと避けてしまうアレとか。

 山歩きやハイキングのなどでは誰かとすれ違うときに「こんにちは」と挨拶をする、相手もちゃんと「こんにちは」と返してくれる。確かに暗黙的なルールやマナーがあったりするが、これはお互いに山を歩いている人だと認識できるからであり(山を歩いているのだから相手も自分と同じ目的であると考えるのは自然である)、また自然の中ということで声を出してもはずかしくない、むしろ気持ちよく感じさえするからだと想像する。
(他にも情報交換や遭難防止など山ゆえの納得の理由はある)

 いや待てよ、街道歩きをしているということは、もしかしたらあの山歩きやハイキングでの「挨拶」が苦手でアーバンなライフの中でのウォーキングをエンジョイできる街道というステージをチョイスしているのかもしれない。

 なるほど、であるならば、気兼ねなくコミュニケーションできる何か共通の目印やルールがあればよい。

 そこで僕たちまんぷくビールは、 THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB でウォーキングサコッシュをつくることにした。
 先述の「ちゃんと歩ける」本が収納しやすく取り出しやすい構造で、財布などをうまく格納できて、軽くて、肩の負担もなくて、トイレなどでもじゃまにならず、お店などでは手間なく肩から下ろせるようなそんなかっこいいサコッシュ。

 一番の推しは「ちゃんと歩ける本」がサコッシュからちらと見えるような造りで、周りから見ても街道を歩いている人であるアピールができること。
これさえ使っていれば「あっ、あのサコッシュは!」という感じで、お互いに何を気兼ねなく挨拶ができる!まさに最高な品である。

 もちろん日常使いや普段の散歩にもバッチリなサコッシュ。
 乞うご期待!

 さあ、みんなオリジナルサコッシュを持って恥ずかしがらずに「グッドウォーク!」と挨拶をしよう!われわれは共通の楽しみを持つグッドウォーカーなのだから!

 なんてことを考えながら街道を歩いている。うふふ。
 THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB をよろしくお願いします。

 でもさすがに「グッドウォーク!」は恥ずかしいから「どもども、こんにちは」ぐらいですね。

 まんぷくビール たかくら研究員でした。
 ( … つづく)


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