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THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB はじめました。

ただ歩く、これが何よりも贅沢な遊びであった。
多くの人は歩くことが贅沢な遊びだなんて?と思うかもしれない。
断言しよう、歩くことは人生において最も贅沢な遊びであると。

テレンス・ウォーカー著「THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALK」
Fukutomi Books  2024年 223ページ

 これは先ごろ、日本の旧五街道のすべてを2年の歳月をかけて踏破したイギリス人エッセイスト「テレンス・ウォーカー」が、彼の旅行記「THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALK」で記した一節である。

 僕たちまんぷくビールは彼の著書を読み、旧五街道を歩く楽しみや彼が感じた今の日本の街道跡や宿場の景色、彼の想いなどに大いに共感するところがあった。僕たちもこれまで旧東海道をはじめとして幾つかの街道を歩き、また今でも街道旅を続けている。その中でいつも感じるのは、テレンス・ウォーカーと同じように、これが「本当に贅沢な遊びだ」ということである。

 この現代に街道を歩くということは、300円ほどの代金で電車に乗れ、30-40分で移動できる距離を丸一日かけて歩いて移動することである。そう言ってしまうと元も子もないのだけれど昔の道をたどりながら歩くことをものすごく楽しんでいる。

 僕たちは始発の電車に乗りその日歩き始める目的地まで移動する。時には新幹線を利用することもあれば夜のうちに移動し前泊をすることもある。それらはすべてできるだけ明るいうちから歩けるようにするためである。楽しく遠くまで歩くためには明るいうちに歩くほうがよい。 そして日がくれる頃まで十分に歩き最寄りの駅から帰宅する。

 帰りの電車は朝から10時間ほどかけて歩いた距離を30 - 40分で通り過ぎる。その時にはすでに帰り際に地元のスーパーなどで購入したビールとお寿司と焼きそばを食べなが窓外を眺めているのだけど、今朝自分が下車した駅をなにごともなかったかのように通り過ぎる時に、「あぁ」という徒労感とともに、得も言われぬ満足感と優越感を感じている自分がいることに気づく。

 贅沢と感じるにはからだ全体で、気持ち全開で「楽しさ」を受け入れられている瞬間があるかどうかである。街道歩きは、本当に歩いて目的地に移動するだけ、途中もちろん色々な史跡や名所などに巡り会えることもあるが、日本の一般的な道をひたすら歩いているだけである。違うのはそこが昔大勢の人が実際に行き来した道であるということ。

 しかしこれが本当に楽しいのである。経験しないと、歩くことを面白く思えないと味わえないが、それでもこれが楽しく贅沢な遊びであることに間違いはない。ただ歩くためだけに長い時間と少なくないお金(交通費や宿泊費など)を費やしてまでも、である。まさに贅沢である。

 僕たちまんぷくビールは日本の五街道を踏破したテレンス・ウォーカーに敬意を表し、そしてこの贅沢な遊びをより多くの人に知らしめるために、「THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB」を設立した。

 このクラブは日本に残る五街道を歩く楽しみを伝えるだけではなく、「歩いて旅をする」ことのおもしろさ、素晴らしさを共有していく活動であり、誰でもいつでも参加可能なクラブである。歩くことの面白さを身を持って体験した時、あなたも「THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB」のメンバーである。

 まんぷくビールではこの「THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB」を通して、街道について、歩くことについて、楽しみ方について、歩き終えたあとの美味しいビールについて、限定オリジナルグッズ制作などなどいろいろな情報を発信していく。

 どうぞよろしくお願いします。

中山道のとある場所で「THE FIVE HIGHWAYS GOOD WALKING CLUB」限定のスウェットトレーナーを着るまんぷくビールのやまもと研究員。

 なお、高校生の女の子たちが旧街道を歩き友情を深め、街道歩きの面白さを伝えていく漫画「歩きます・歩く・歩くとき。かいどう!」の第6巻において主人公のひとり「あゆむ」が本クラブのTシャツを着用していることは驚きとともに大変うれしいことである。

まんぷくビール たかくら研究員でした。
( … つづく)

※ 一部フィクションを含む。


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