【神ツール】フォロワー作の"魔改造"ツールがすごすぎる 【SlideCast Studio】
こんにちは、まじんです。
今回は初の試み、フォロワーの魔改造作品のご紹介です!
以前、Gemini Canvasで動くスライド動画作成ツール 「AI Slide Studio」 を公開しました。
記事はこちら👇️
おかげさまで多くの方にご活用いただいているのですが、メンバーシップのフォロワーさんが、このツールを大幅に"魔改造"してくれたんです。
これまでも数多くの魔改造作品を見てきましたが、その中でもクオリティは群を抜いており、ぜひ皆さんにも使っていただきたいと思い、今回あらためて記事にしました。(ご本人の許可はいただいています)
なぜ私はGemini Canvas完結にしたのか
まず、AI Slide Studioをなぜあの形にしたのかという話をさせてください。
私のフォロワーには、エッセンシャルワーカーの方が多くいます。そうした職場では、Workspace内のGeminiやNotebookLMは使える一方で、外部のAIツールやAPI連携は社内ルールで禁止されている、というケースが少なくありません。
Gemini Canvasには、Canvas内でのみ利用できる特別なAPIがあります。これを使えば、ユーザー自身がAPIキーを取得する必要がありません。つまり、API連携が禁止されている環境でも、Geminiさえ使えればツールを動かせる。
そのため私は、あえて機能を絞ってでも、Gemini Canvasの中で完結する構成を選びました。
制約の多い企業環境でも使えること。それを最優先にした判断です。
とはいえ、心のどこかではこんな思いもありました。
GASでWebアプリにすれば、もっといろいろできるだろうな……
デザインのカスタマイズ、プロジェクトの保存など、考え始めるとアイデアは尽きません。ただ、そこまで突き詰めるには相応の開発工数がかかります。加えて、他にも作りたいものが多くあったため、今回はv2以降を作る予定はありませんでした。
aokumaさんとの出会い
そんなある日、Xを見ていたら、私のAI Slide Studioを独自に改造したツールを公開している方が。
@Majin_AppSheet まじんさんの『まじん式 AI Slide Studio』が公開されてから、今日までかなりの時間を費やして、自分用にローカルHTML版に改造してみました。スライド動画化する上で、機能てんこ盛りで細かいところまで設定可能にしてみました。とても睡眠不足です。 pic.twitter.com/GDMe5KQL4g
— aokuma (@ai5809514366862) January 20, 2026
その完成度の高さに思わず引用ポストさせていただいたのですが、後日なんと、DMでコードまで共有してくださいました。
共有されたツールを実際に開いてみると、そこには、私が「できたらいいな」と思っていた機能が、ほぼすべて詰め込まれていたのです。
何が変わったのか
AI Slide Studio → SlideCast Studio で何が変わったのか。
ポイントをざっくりまとめます。
実際の操作動画も撮っているので、ここは読み飛ばしてもOKです。
🔄 「使い切り」→「何度でも使える」
私のAI Slide Studio はGemini Canvasの中で動くツールだったので、Geminiのチャットを閉じたらデータは消えます。毎回、PDFを読み込み直す必要がありました。
SlideCast Studioは独立したWebアプリ(GAS)。URLを開けばいつでも使えて、作りかけのプロジェクトも保存されます。途中で閉じても、次に開いたら続きから作業できます。
🎭 「1人語り」→「キャラクター会話」
AI Slide Studioはナレーター1人の読み上げだけでした。一応、Geminiのチャット欄で「声を変えて」とお願いすれば、Geminiがコードを書き換えて別の声色にすることもできましたが、毎回お願いする必要があった。
SlideCast Studioでは、複数のキャラクターを登録して会話形式の動画が作れます。アイコン付きの吹き出しが表示され、声の種類もプルダウンで選べるので、まるで対談動画のような雰囲気が簡単に出せます。
🎨 「見た目は固定」→「自由自在にデザイン」
v2は、スライド画像の下に字幕が出る、それだけのシンプルな見た目でした。
SlideCast Studioでは:
日本語フォント10種類から選べる
背景にグラデーションが使える
スライドの切り替えにアニメーションがつく(フェードイン、スライドインなど6種類)
YouTube用(横型 16:9) だけでなく TikTok/Shorts用(縦型 9:16) にも対応
YouTube/TikTok/Cinema/Vlogのデザインプリセットがワンタッチで切り替えられる
🎙 「Gemini音声のみ」→「2つのAI音声 + 自前の音声ファイルもOK」
AI Slide StudioはGemini TTSだけで、声も固定でした。
SlideCast Studioでは Gemini TTS に加えて Google Cloud TTS も選べます。声の種類・速度・ピッチも調整可能。さらに、自分で録音した音声ファイルをアップロードして使うこともできます。
この2つの選択肢には、実はセキュリティ面の意味もあります。
Gemini Canvas完結の場合、Canvasが払い出すAPIはGoogle Workspaceのセキュリティで保護されるので安心です。しかし、GASアプリで自前のAPIキーを使う場合、Gemini TTSのAPIキーはGoogle AI Studioから取得することになります。この場合、送信したデータがAIのモデル学習に利用される可能性があります。
そこでGoogle Cloud TTS。会社でGoogle Cloudを契約していれば、そのAPIキーを使うことでデータが学習に使われる心配なく音声生成ができます。企業利用でセキュリティが気になる方にとって、これは大きなメリットです。
🎬 オープニング・エンディング動画も付けられる
動画の前後にOP/ED映像を挿入できます。これだけで一気にYouTubeっぽくなりますね。
開発者・aokumaさんの話
aokumaさんはエンジニアではありません。
本人いわく、コードは「なんとなく読める」程度。
普段はGoogleスプレッドシートなどを使う程度のスキル感とのこと。
そんなaokumaさんが、約5000行のWebアプリを完成させました。
使った道具
PC: M1 MacBook Air
メインAI: Gemini
サブAI: Claude、ChatGPT(Geminiが行き詰まった時のセカンドオピニオン)
エディタ:Antigravity(Googleの新しいAIコーディングツール)
課金: Google One AI Premium(Gemini)のみ
本人の感想
「長文コードになるとミスが増えたり、修正ループに陥ったりして開発が完全にストップすることが多々ありました」
「何度も画面が真っ暗(エラー)になり、絶望を味わいながら泥臭く進めました」
「自分のようなスキル感でも、AIがあればここまで作れるという事実に、開発した本人が一番驚いています。おそらく1~2個作ってみれば、誰でも感覚が掴めるはずです」
これなんですよ…
AIに相談しながら、泥臭く、でも確実に形にしていく。
バイブコーディングは肌で覚えるのが一番ですね。
操作デモ動画
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2026-03-02 追記
aokumaさんがご自身のアカウントで最新版のv2.0を公開されました!
大幅にパワーアップしているとのことですので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
なお、「SlideCast Studio」に関するお問い合わせやご相談は、直接aokumaさんへご連絡をお願いいたします。まじんnoteのコメント欄や掲示板では対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
以下の有料エリアでは、v1.0のコードを提供しております。
(こちらはメンバーシップ(Majincraft)の範囲内で入手可能です。)
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