推しは弟#3 『贈り物の真彦』~Un regalo Mágico~【勝手に復活音楽祭】最終話
はじめに
私は26年4月末にnoteを始めてから、自身の中身を過度に文章に反映してきました。喜びも哀しみも闇も真実の芯はありますが、過分に虚飾を加えてもいます。
noteというプラットフォームの特性上、作品=作者と認識され易く、更にはつい、リアルタイムで私怨を織り交ぜるため、皆様には少なからずのご心配をおかけしてしまってきたと少々反省もしております。
私の本質はテクストにあり、自由に心を表現しておりますが、闇の部分に感じ入って心をお痛めくださらぬよう。
noteに生息すチュパカブラを眺めるつもりでお付き合いいただければ幸いです。
そして私からのpasiónが時に重苦しいのも一重に南米のせいです。
スルーください。
安心してください。
はいてますよ。
ーースギちゃん、ぐらしやすな!
花火を見るたび
感じ入る。
また観れたな
次はいつ
観れるのだろうか
つかの間の非日常
仕合わせを
噛み締める
一瞬を
その刹那を
脳裏に刻み付ける
こたびは我が一族
十数名と
そして弟と
また
観れますように
わたしの
大切な人々と

「目覚めたのは夢の後 いつわりだらけの 地の果てへようこそ」
「太陽の向こうまで 願いよ羽ばたいて」
僕のグアダルーペ様。
僕はnoteにトラウマを描きだしてしまいました。
事実と時空をスライドし、
家族の経験をも拝借し、
盛に盛って参りました。
そう、あくまでこれは「Ken梓/安曇」というキャラの物語だ。
ええ、私には無関係です。
とはいっても…
やはり恥ずかしいと思う気持ちも、
ーーある。
…
そうだ、
私には自慢の弟がいます。
1歳半違いの双子のような弟が。
僕が月で、彼は太陽。
彼は僕のメキシコだ。
嗚呼、noteにも、彼をください。
もう、この暗い「Kenneth安曇/梓」だけでは無理がある。
僕に真のペルソナを。
僕が憧れてやまぬ不屈の明るさを。
『あぶない丘の家』*の安曇・真比古兄弟のように。
(*萩尾望都作)
魔法の贈り物 "Un regalo Mágico" をください!
"Ni tendré otra noche esperando tener un regalo mágico."
「真彦なしには、夜は越せぬ」
(↑『摩利と新吾』オマージュだがアレな意味はないと思う)
7月末に三重に行った。
関西や九州から親戚十数名が大集合。
僕は弟と参加した。
父母は都合で来れなかった。
前日、山田五郎さんの訃報にショックを受けた私を案じ、弟は泊まりに来てくれた。東京駅で落ち合う予定を変更して。
時程も新幹線も、すべて彼が調べ準備をしてくれた。
鉄分を切らしたといえば、その足で買ってきてくれた。
当日、彼は白いTシャツに短パンだ。
僕は細いから、真夏でも重ね着。
大学1年の時、悪女に捨てられた後、筋トレしてバルクした。
プロテインも飲んで、筋肉と共に体重が7キロ増えた。
性懲りもなく、史上最強に思えた。
弟は笑った。
「首が太いw。なんかアズちゃんじゃないみたい笑」
だけど1年たって、
個人的にプロテインが内臓に良くない気がして、セーブした。
そして今では体重はすっかり元通りの、
灰かぶり(体重的に)。
燃え尽きたね。
だが、芯に力は残った。
そう、またまたフェニックス。
僕の名…
Kennethーケルト・ゲール語で「炎から生まれた」ーの体現。

伊勢神宮の「おかげ横丁」を歩く。
古い町並み、みやげものや。
「いやげもの」は、無かったよ。
僕は親戚の4歳のぼうやー母親が都合でこなかったーから目を離さず彼に付き添い一番後ろを歩く。
弟は大きい子供らと一緒にどんどん先へ。
こういうところは、俺の方が面倒見がいいよなァ。
そして、彼らが熱中症にならぬよう注意する。
頻繁にカフェーへ入る。
4歳のぼうやのお手洗いのお世話もする。

ホテルにて、90歳を超えた、ひいおばあちゃんと数年ぶりに再会する。
「アズちゃんが初のひ孫だから」
「おばあちゃんは、コウ君(弟)より、アズちゃんアズちゃんて」
耳に顔を近づけて話す。
杖はついているが、しっかり立てている。
何年も前の、皆での食事会の話をしている。
何度も、何度も…
「あちらのお父さんは元気~?」
叔父さんは言う。
「もうこれが最後かもしれないから」
ホテルで温泉に入り、夕飯のご馳走のあと。
浴衣で叔父さんの部屋へ集まる。
大きく開けた窓。
電気を消すと伊勢湾が見渡せる。
数十名で窓に並んで。おばあちゃんは椅子で。
花火を観覧する。
子供たちは、蛍光の腕輪をつなげ「グーグル」だの言っている。
隣には弟が座る。
緑の光が回る花火。
開いた後、一段階大きくなる花火。
花火の進化を実感す。
4歳のぼうやのトークが止まらない。
「早く未来の花火が観たいなァ。今のはカエルだよ」
皆笑う。
「アズちゃーん、観てるゥ?」
たまに叔母さんか、いとこの海ちゃんが聞く。
声が似てきてどちらか分からない。
「おばあちゃん、観えてる?」
30分ほどたったころ
「もう終わるかな?もうそろそろかな?」
「いや、まだ本番は来ていない」
「まだ、ある」
「8:45に終了だから…」
明らかにフィナーレ的なシークエンス。
「おお、やんややんや」
「船は動き出したか!」
「なんか、早く終わってほしいみたいだね笑」
ーー終了。
弟が言う。
「ホテルの人が、チェックインでくれた手持ち花火やっていいって!子供らといってくる!アズちゃんもくるよね?色々用意してくれるんだって!」
僕は疲れ切っていて、部屋に戻るといった。
転がると途端に眩暈。
だが心地よかった。
外界を存分に楽しんだから。
「記憶の静けさ 青と黄色が混ざり合って出来た」
「緑には花を 花には水を 僕には 夢を」
「線を引いて殻を割って咲いた花の模様」
彼女には、鳥羽水族館で買った真珠のアクセサリーをお土産にあげた。
おそろいのイヤカフと。
青黒い真珠のイヤリングと。
ビーズと真珠を編み上げた、リリアン、もとい腕輪を。
渡すのは遅くなってしまった。
なぜなら腕輪を家で僕が開けてみたとき。
引っ張ったら、接合部のマグネットクラスプーー真ん中の穴にテグスの末端がねじり込んであったーーから、テグスが外れてしまったから。
また弟に笑われた。
アロンアルファを買ってきて、いざ修理。
指がくっつき地味に焦る古典的な失敗をかましながら、接合成功!
ーーただし、磁石の吸着面まで接着してしまい、
リリアンは円環を成したまま…
…ラインには戻らなくなってしまった。
彼女も「アフォだねえ」と。
コウ君のように、笑った。
「大丈夫だよ。真砂の腕は細いから」
実際、ねじねじ、はめることができた。
僕の手も大分華奢だけれど、本当に細いなあ。
体重は同じくらいなのに、不思議だなあ…
彼女の手首からは、3月末の日光旅行のお土産として贈った、
桜の練香水の甘やかな香りがした。
僕たちは、
おそろいのイアカフをつけて、
「キュア・マジェスティ」に変身す。
"Your majestry…A la orden."
「ピクサーの世界展」へ弟と行ったその日の夜。
弟が死ぬ、悪夢を見た。
「文鎮事件」
彼の頭部に、緋文字ーScarlet letter-を負わせた罪の意識にもよる。
「僕を見捨てないで!」
起床して、まず『緋文字』から書こうと思った。
だが皆様を怖がらせると思った。
だからハジケリストを発揮して元気玉を前借して、世界展のレポートから書いた。
そして急直下に堕ちた。
彼は。
詳細には言えないが、とあるオーディションのX次審査まで突破したことがある。
だが僕が露骨に嫌な顔をしたから。
それで当惑したかは不明だが、とにかく、彼は次の審査で落ちた。
また、彼の夢を阻んでしまったかも、しれない。
正直ほっとした。
彼は遠くへ行かなかった。
そして
僕は『緋文字』を描いた。
自分の腕のケロイドをなぞり、彼のこめかみ斜め上の傷に接吻をして。
棘を抜いた。
寄り添い体調を気遣うお言葉、『COCO一番や』との対比をお褒めくださるお言葉、ご自身の傷や体調不良を共有くださるお言葉、そして復活編を望むお声等、多くのコメントを賜った。
皆様、本当に有難うございます。
皆様の「おかげ横丁」
◇
さあああーーー
コスメ店「Pretty Holic」の2階。
机で絶賛「キング・クリムゾンされ中」の
「猫屋敷まゆ」の頬を、風がなでる。
机に開いたままの「Pretty Holic Stationary 手帳」のページを幽霊がめくり、彼女のnoteを覗き見る。
パラパラパラ…
「マイ・プロフィール」の「わたしのたいせつなひと」のページ。
ママ、パパ、ユキ、そして、何名もの、お友達の名前…、一度決裂した、あのお友達の名前も、最後に書いてある。
「まゆー!!」
「来たよー!プリキュア・オールスターズの収録に行くよおー!」
窓の外から声。
まゆは、はっと目を覚まし、窓に駆け寄る。
もう隠れることはしない。
「あっ、来海えりかちゃん!それに、紅城トワちゃん!」
えりか:
「まゆ!あたしをイメージしたコンパクトのデザイン出来たあ?」
「ま、収録から戻ったら進捗・見せてねッ!」
「よっしゃあ、とりあえず変身して気分アゲてくぞッッ!」
「まゆ!青の同志よ!」
まゆ:
「えりかちゃん...」
「わたし、緑キュアだと思うんだけど…」
赤城トワ:
「まゆさん。細かいことは・A⇒そんなの・関係ねェ!」
「…ですわ!」
「わたくしも、かつて『トワイライト』として罪を重ねました…」
「そう、本記事の作者のKennethのように」
「ですが、今の私は、炎のプリンセス!」
「ラピュタは滅びぬ!何度だって蘇るさアアアアアア」
(↑ムスカ味)
「…ですわ!」
「深紅の炎のプリンセス!」
「キュア・スカーレット!」
(もちフェニックスでもある)
「嗚呼、トワちゃん…『VIVA✨光堕ち✨』だね!」
「菓彩あまねちゃん、Amanecer、夜明け!」
「…みたいだね!」
「浄化されそう、わたし…!」
むすんで・つむいで・つながる世界!
キュア・リリアン!
「こわくない・こわくない」
(↑ナウシカ姐さん味)
コウコ(真彦):
「お、おひいさまッ!もう我慢できない!」
「わたくしたちも変身しませう!」
あずみ(Ken梓):
「ええ、コウコさん!いきませう!¡Amonos!」
観てる時の俺:
「ア"ア"ア"ア"ア"ーー」
「キスしちゃうううううーーー!」
「だめッ!!全国のお子様方は見ちゃダメえええええええええええええええ」
💗
マルチエンディングでーす。
①Kenneth梓エンド
えげれすへ1か月滞在した。
南部の方。
ホストマザーはエゲレス人、夫はスペイン人だった。
ストーン・ヘンジを遠くから見た。
海岸線を歩く。
『嵐が丘』にも似た寂寥感漂う風景。
『ケニィの心臓』内で僕の一番気に入っている話は『地獄芸能界』だ。
弟の踊れるアビリティを拝借し『残酷な神が支配する』並みに被害をアンプリファイして書いた。
だがこれは僕の物語だ。
この唄を聞き、
イギリスの海岸の丘の風景および「彼」に思いを馳せる。
”That’s my Resurrección!"
②Miguelin幸樹(真彦・コウ)エンド:
真彦:
「なんかやばいぞ、そのメガネに気をつけろッ!」
(*オーイシさんはファンにそう、愛をもっていじられている。)
「Pellekさんも一歩も引けを取らねえ。こいつはそそるぜェ…!」
「私の心臓 」
「なんどでも なんどでも 言うさァ」
「わたしは 最強」
③トゥルー・エンド
*地震被害に重ね合わせる意図は微塵もございません。
🎵
…
The stars don't shine, they burn.
自ら燃やし、輝く星座
And the constellations shift
I think it's time you learn
星辰の並び揃うとき
我
復活せん
…
The miracle is not
some magic that you've got
The miracle is you
Not some gift, just you
魔法の真彦だけじゃない
自分自身だって奇跡
そして、あなた。
タレントじゃなく
貴方自身
…
Lay down your load
荷を下ろせよ、アトラス
…
Dolores, I see you
哀しみの女王ドロレスよ
我、双眼を開きたり
…
All of you
All of you
…
Home sweet home
「峠の我が家」
…
We need a doorknob
我々には
ドア・ノブが要る
…
"Abre los ojos"
汝の眼を開け
「扉を開けよ」
ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』
(2021年)挿入歌
*和訳は超訳
弟が、真彦が、僕にドアノブを渡した。
山田五郎さん…
武田正彦、さん…
ーーそして、LucasはClausを赦した。
向こう見ずで、家族思いのClausを。
哀しみのマリオネットを。
暗闇の中、Lucasはドアノブを拾った。
Clausの幽霊が、渡したバトンをーー*
ーーLucasは、Matiasをも、赦した。
醜い背むしのQuasimod Matias。
ーー不完全な息子ーー
Lucasの母と義理の弟の髑髏を抱きしめて逝ったMatiasを。
美しいLucasを愛し、憎んだMatias。
義理の息子をーー**
(*ゲーム『MOTHER3』(糸井重里、任天堂作)のオマージュ。作中でドアノブがバトンリレーされていく様子が描かれる。)
(**『MOTHER3』がオマージュする『悪童日記』三部作(アゴタ・クリストフ作)のオマージュ)
(Quasimodとは『ノートルダムの鐘』より)

儚い紫焔の
メキシコ桜
それはハカランダ
Mira, Bell
ーーみて、美しい人ーー
By Kennie/Magico
noteのクリエイターの皆様、いつも、どうも有難うございます!

