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中国の福州でハートの木とドラえもんのユートピア

福建省の省都福州夏の旅。民宿でドラえもんを満喫し、観光スポットで有名なハートの木を見に行ってみた。


福州のズッ友陳君を訪ねて

久しぶりに陳君から連絡がきた。
彼は今東大に留学している。

陳君は東大生御一行様を連れて海南島に行った時のスタッフ仲間だ。

今でこそ仲間と言ってるが、当時は俺の仕事を奪った敵で、ムザン(海南大側のホストで私をいらんと言った敵)が差し向けた刺客と思っていた。

だがしかし、敵が味方となる胸熱展開で、私たちは数々の不測の事態やピンチを乗り越えズッ友となる。

その時の漫画のような海南島の記録はこちら。

中国のハワイ海南島★東大生御一行と無限城|lunzi|note

それから一年後の夏休み。私は陳君と再会すべく、彼の故郷福州に行くことにした。

厦門→福建土楼→福州という旅程で、陳くんに会うのを楽しみにしていた。

実はこの時の旅で一番楽しかったのは福建土楼一泊で、衝撃の赤バケツ体験は今も忘れられない。

一番楽しみにしていたのは陳君との再会だったが、陳君が言うように、福州は特に何もなかった。

でも何をしていたかを思い出を振り返りつつ書いてみようと思う。

福州の民宿でドラえもんKFC祭り

福建土楼と同じ形の駅、南靖駅から福州へ。

三時間弱の道のり

隣の席の男の子が陳君に似ていた。

そして駅に到着。陳君は迎えに来てくれた。
感動の再会!……と思ったら、東京から実家に帰ったせいか、一年前より太っていて「誰???」となった。

まあ、一年前が痩せすぎてたのかもしれない。

それよりなんかテンション低くて、私だけ再会の喜びにハイテンション。

とりあえず私の予約した民宿に向かう。

荷物を運んでくれる陳君

福州は福建省の省都で都会である。
福州大学だった厦門の友人にも「特に何もない」と言われてたが、確かに都会はどこも同じという印象。

本当は陳君の車でドライブで山とか行く予定だった。でも私が行く直前で車が壊れてしまった。

それでも迎えに来てくれてよかった。

なにせこの時の旅でも私はけっこう民宿に泊まっているが、ホテルじゃないから場所がわかりづらい。

いや、場所はわかるのだけど、大抵入り口がわかりづらい。

この時も、ビルには着いたけど、どこから入るのかわからなくて、陳君に民宿の人に電話してもらって助かった。

民宿はtrip.comで予約した。
4500円で一人でこの部屋なら大満足だ。

窓からの眺め

何より私が喜んだのがこれ!

「なんだこれ!監視カメラ!?」と言ったがプロジェクターである。

ベッドの前にはスクリーン!最高の環境だ!

そして私は陳君に、ケンタッキーをデリバリーして映画を観ることを提案。

中国のケンタには必ず手袋がついている

陳君はソファーに座ってたが、私はベッドでゴロゴロしながら映画を観ていた。最高だ!

この時観た映画もよかった。これはもうほんと子どもも大人もお勧め。

実はこれ、前年に広東省から上海に行く吉祥航空の飛行機の中で途中まで見ていたのだけれど、着陸になり、髪型が気合入って強そうな吉祥航空空姐に有無を言わさずで画面を消されてしまったのだ。

この空姐はたぶん新入りで髪の尖りと高さが足りない

すっかり忘れていたけれど、一年後、機内食食べながら狭いところで見るより、大好きなケンタッキーと広いベッドで友だちと一緒に観れるなんて! やはり諦めた頃にさらにいい状態で願いは叶う!

映画を観た後、陳君は帰った。
翌日は15時に約束した。陳君がそう希望した。
日中は暑いからあまり出歩きたくないようだった。

翌日も洗濯をしながら映画を観ていた。

のび太の結婚の映画も見た。

のび太のおばーちゃんは反則。絶対泣く。

ドラえもんに夢中で陳君が来ているのも気づかなかった。

そしてとりあえず出掛ける。

陳君が「一応観光地だが行ってもつまらない」というところに連れて行ってくれると言う。

私「何があるの?」

陳君「何もない」

私「行って何するの?」

陳君「何もしない」

私「……まあ、とりあえず行くか」

なにせずっと陳君はこのテンションだ。
海南の時もそうだっけ?
この時はもう忘れた。

そして観光地に行った。

三坊七巷のハートの木

三坊七巷は三つの区画に七つの路地という意味で、福州中心部の有名な歴史街区で、明・清時代の伝統的な街並みが保存されているエリアだ。

歴史街区なので、マックやケンタもこんな感じ。

でも別にこれここに限ったものではないし、その直前に行った漳州も似たようなものだった。漳州の歴史街区にもこんなスタバ。

そして観光地はどこに行ってもこういう量産系漢服お花頭女子がいて、撮影をしている。

行列の店で何が売ってるのか気になり、列が途切れたのを見て買ってみる。

別に普通。むしろ生クリームいらん。
そしたらただのお茶だけど。

「なんでこんなの人気あるの?」と聞くと、中国のインスタ小红书(RED)でバズったかららしい。

中国人の旅行パターンは、REDおすすめの場所に行き、REDで人気のものを買い、自分も写真をREDにあげて、「旅行しました」の証明とする。

でも結局人気あるとされるから人気があるだけで、実際はこのドリンク同様大したことはないと思う。

これより私は適当に選んで買ったおやつのほうがおいしかった。

でもべつにこれも普通にどこでも買えそうだけども。

で、とりあえずここしかなくて有名なスポットというのがハートの木らしい。

陳君曰く、「前はもっとハートだった」ということで、庭師みたいな人が手入れさぼってんのかと思ったけど、trip.comのシンガポール人のレビューに「枝が自然にハート型になった愛のシンボル」と書いてある。

自然になったならすごいなと思うけど、この時は特に何も思わなかった。

しかも愛と縁の祝福のスポットとかレビューにあるけど、前知識が何もないもんだから、特にありがたみも何もなく、とりあえず写真だけ撮った。

前の人に便乗して撮影

なんか陳君もつまらなさそうだし、私も調べたけど特に行きたい場所もないし、どうする?となる。

海南島の時もそうだったけど、陳君の場合、誰かが主導権をとらなければ動かない。

そこで私が提案したのは、観光地でも何でもないある場所だった。

つづき👇


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