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親になって初めて、「育てられている」と感じた日。

最近、娘の優しさに驚くことが増えた。

ついこの前まで、何をするにも私の手が必要だった。

それなのに今では、私のことを気遣ってくれる場面が少しずつ増えている。

そんな娘の姿を見るたびに、胸が温かくなる。



休日、娘とマクドナルドでポテトを食べていた。

夢中になって食べていると思っていたら、一本のポテトを半分に折って、

「パパ、どうぞ。」

そう言って、私の口元に差し出してくれた。

今まで食べたどのポテトよりも、おいしく感じた。



ある日、洗濯物を畳んでいると、

「私も手伝う!」

と隣に来てくれた。

小さな手で、一生懸命服を畳んでくれる。

でも気づけば、洗ったばかりの服は全部床の上だった。

「まあ、いいか。」

そう思えたのは、服を畳んでくれたからじゃない。

私を手伝おうとしてくれた、その気持ちが嬉しかったからだ。



仕事の日は、どうしても保育園のお迎えが遅くなる。

今日も遅くなってしまったな。

そう思いながら迎えに向かう日も少なくない。

迎えに行くと、私はいつも娘に言う。

「ごめんね、遅くなっちゃった。」

すると娘は、笑顔でこう返してくれた。

「大丈夫だよ!保育園楽しい!」

その言葉を聞いた瞬間、少し肩の力が抜けた。

本当にそう思っているのかもしれない。

もしかしたら、3歳なりに私を安心させようとしてくれたのかもしれない。

どちらなのかは分からない。

でも、その優しさに救われたことだけは確かだった。



親になる前は、

子どもを育てるのが親の役目だと思っていた。

今も、その考えは変わらない。

でも最近は、それだけじゃない気がしている。

娘は少しずつ大きくなっている。

そして私は、少しずつ親にしてもらっている。

そんな気がしている。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このnoteでは、シングルファザーとしての子育てや、人事の仕事を通して感じたことを、一つひとつ言葉にしています。

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