【日報】おれはワールドカップで忙しいにも関わらず東京女子プロレスを観に新木場に行ったに過ぎない(キュアナイル)
よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日物凄い量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかし、おれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)が夏のBIGマッチであるSUMMER SUN PRINCESS '26の開催を7.18に控え、それに向けた最後の前哨戦となる興行を7.4に新木場で行ったのでそれをおれは観に行った。
それをおまえたちにもシェアしようと思いおれはこの記事を書いたという寸法だ。
新木場1stRING

新木場での開催はたしか、3月以来であり結構久々だ。
この日もチケットはかなり売れていたようで、団体の公式側も「残りのチケット枚数がかなり少なくなっており、メール予約をしないと当日会場に来てもチケットが買えず、犬にも慰められない惨めな姿を晒す羽目になる」とアナウンスするほどであったし、入場待ちの列は駐車場からはみ出していた。
この日は曇空だったのでよかったが、7月の太陽が本気を出し始めたら、列の後ろの方の奴らはカサカサに干からびていたかもしれない。
確かにこの会場はあまり広い会場ではないが、これだけの人が集まるとリングを取り囲む観客の密度は凄まじく、熱気に満ち溢れていた。
つまりそれだけのファンがこの興行に注視していた。
行列に並んでるやつらは結構な割合で、コロンビア-ガーナ戦をDAZNで観ていて、魂が北中米に飛んでいた。
この日も朝からアルゼンチン-カーボベルデやオーストラリア-エジプトなどが行われていて、眠そうな顔をしているやつらばかりだったが、それでも11時半試合開始という割と早い時間からの興行にもかかわらず、大勢のファンを新木場に集めさせるのはTJPWの魅力故だ。
前説→アプガ(プ)

いつもの様に白井李世アナが登場し注意事項を読み上げ、来るサマプリのチケットを買うように観客や配信を観ているファンを煽った。

そして、アプガ(プ)が登場し、高見汐珠のコールにより興行がスタートしたのだ。
第1試合 20分1本勝負タッグマッチ風城ハル&七瀬千花 vs 小夏れん&神嵜志音


神嵜詩音は入場時に一瞬だけ北側(つまり後方)を向いてくれるので、そこに注目だ。




第2試合 20分1本勝負3WAYマッチ上福ゆき vs らく vs キラ・サマー


上福ゆきが引退を発表してから初の試合だ。
キラ・サマーはこの後しばらくの間、母国であるオーストラリアに帰国するため、上福ゆきと試合をする機会が必然的に限られていることが証明されている。






かみーゆさんはらくと一緒におやすみエクスプレスをしていたが、そのひと踏ひと踏に何か別れを惜しむような哀愁すら感じた。
第3試合 20分1本勝負タッグマッチ瑞希&高見汐珠 vs 原宿ぽむ&桐生真弥









3歳児は七夕が近いということで、笹を持ってきており、短冊までついている。
試合が始まると3歳児は瑞希と人食いコアラに短冊に願い事を書くように促した。
しかし、これは完全なる罠であり、3歳児とベイブはタッグトーナメントファイナリストを丸め込んだ

原宿ぽむは瑞希を場外へと連れ出し、バックヤードへと姿を消した。
バックヤードからは悲鳴だけがこだまするが、桐生真弥は高見汐珠と試合を続けている。
混沌-CHAOS-とする中、北側の上の方から瑞希が奇声と共に顔を出した。

新木場は北側の2階バックヤードに倉庫があり、倉庫には窓というか開口部があることが知られている。
3歳児は倉庫に鍵を掛け瑞希を閉じ込め、封印されし兎が助けを求めていたのだ。



しかし、高見汐珠は桐生真弥に凄い顔されて抑えつけられているし、3歳児は七夕ソングを歌ってスネを蹴ったりして血も涙もない。
勝つためならば強者である瑞希との直接介入を避けるべきであるし、リングから隔離する戦術は、エンゴロ・カンテの守備範囲外であるタッチライン際でボールを運びゴールを狙いチェルシーを攻略したポッチェティーノ時代のトッテナムを彷彿とさせた。
— ゴ・ナイル・ギ (@maskedridernile) July 8, 2026
瑞希は助けを求めたり、「え?どないしよ……。」と本気で悩んでいたが、決心が付くと開口部から飛び降りてダッシュでリングに帰還したのだ。
(あとでレッスルユニバースで見返したら全くカメラに映っていなかった。新木場の北側席はかなり暗いのでたぶんカメラに捉えられないのだ。)




原宿ぽむは定期的に配信などで桐生真弥の悪口を言う関係なので、この日の連携は絶望的に終わっているし、試合後も責任のなすりつけ合いも起きていた。
この二人のこの感じのやり取りは何も今日始まったわけではないので、いつか決着を着けるべきだ。
第4試合 20分1本勝負タッグマッチ鈴芽&遠藤有栖 vs 上原わかな&凍雅



インプリ戦の前哨戦だ。
ここまでは鈴芽が内容で圧勝している印象だし、前の週に関しては上原わかなは鈴芽に言い返せず悔し涙を流していたのが印象的だ。










上原わかなはスシ・トルネ^ドではなくバナナピローで仕留めるプランを組んでいて意地でも鈴芽を離さない。
遠藤有栖のカットがあったが、2度目の蹴りで遠藤有栖は鈴芽の頭部に当ててしまい鈴芽は予期せぬダメージを負ってしまった。



この日の上原わかなはかなり情熱的で冷静であり、鈴芽との体重差を利用してグラウンドに引き摺り込み得意のバナナピローを決めていた。
バナナピローを完成形に持っていく際に、上原わかなは回転するのだが、鈴芽はそれこそが隙だと言わんばかりに抜け出す術を先週披露していた。しかし上原わかなはその状態でも逃がさないようにしていた。
そしてインプリ王者からタップアウトを奪い直接勝利したのだ。
セミファイナル 20分1本勝負6人タッグマッチ渡辺未詩&辰巳リカ&HIMAWARI vs 中島翔子&ハイパーミサヲ&愛野ユキ





タッグ王座戦の前哨戦だ。
ハイパーミサヲは髪の毛を30センチも切り落としており気合いの入り方が違うと自ら述べており、王座奪取にswitchが入っていた。


ハイパーミサヲは過去のところスプレーを2本隠し持っていることが増えているのが、おれの研究によって明らかになっているが、この日もスプレーを2本使っていた。






渡辺未詩と中島翔子のマッチアップはそれだけで観る価値があるし、血と暴力が支配する灰色のMEXICOに現れたオアシスのようだ。



渡辺未詩のティア・ドロップで決着したが、試合後も揉め続けていた。
メインイベント 20分1本勝負タッグマッチ荒井優希&芦田美歩 vs 山下実優&ハットリ桜

プリプリ王座戦の前哨戦だ。
山下実優は入場の時に北側の方を向いてからリングインするのだが、その際に一瞬微笑んだ表情を見せた。
自信に溢れているようにも見えたし、これから荒井優希を好きなだけ蹴れる喜びの表情にも見えるポジティブな印象だ。





芦田のミッフィーと荒井優希の京都出身のタッグはタッグとしての結果こそどしてはいないが、独特な合体技を披露していて、唯一無二だ。
特筆すべきは、このタッグは王者であり団体のTOPである荒井優希をベースにするのではなく、特殊な軟体レスリングをする芦田のミッフィーに荒井優希がアジャストしている点だ。
芦田美歩の動きはかなり特殊だが、それに荒井優希が合わせることで、荒井優希はシングルプレイヤーとしての引き出しが増えている印象すらある。


芦田のミッフィーは山下に思いっきり背中を蹴られて苦悶の表情を浮かべながらも常人には出来ない前屈をしているし、まるでジャン=クロード・ヴァン・ダムだ。
芦田のミッフィーがもうワンステップ上に行くのに必要なのはヴァン・ダムなのかもしれない。
おれは日常的にヴァン・ダム出演作品を観ているが、芦田のミッフィーがヴァンダミングアクションを試合に取り込んだら跳ねると思う。







荒井優希と山下実優の王座戦に挑むものの直接対決が行われ、予告編として充分なものを見せ、最後は山下がスカルキックで荒井優希を倒し、芦田美歩を変形コブラクラッチで締め上げて勝利したのだ。
エンディング


勝利した山下は7.18に荒井優希を蹴り倒すと宣言したが、荒井優希は「私がチャンピオンです」とだけ言い残し去っていった。
その後、山下がハットリ桜と締めの挨拶をしようと試みたが、ハットリ桜は鳥喰かやの記憶がないためか、山下の挨拶を知らなくて変な空気になったが、限界を自分で決めずに大会が終了した。
特典会

おれはベイブの前に立つと、無言でHELLOWEENのライブ会場で買ったドイツ国旗をあしらったタオルを広げた。
ベイブはフットボールムンディアムでドイツ代表を応援していることはおまえも知っていると思うが、ドイツは南米のパラグアイに・・・・負けた。
ベイブは「おお、それは……!?」と反応したが「あ、でも、もうこれ使わないですもんね。」とドイツ国旗をしまい込んだ。
サッカーファンは全員頭がおかしいので、煽りを交えた形でしかコミュニケーションが取れないのだ。

ベイブはドイツの敗北には茫然としていたらしく、悲しみに暮れていた。
2014年の成功以降、迷走しているドイツ代表はユニフォームのサプライヤーまでアディダスからナイキに変更してしまうくらいにどうかしており、完全に自分を見失っている。
おれはベイブを気の毒に思いながらも、おれ自身はスペインに肩入れしているので笑顔を絶やせなかった。
あと、前回紹介した2010年大会の大陸間プレーオフのウルグアイ-コスタリカの国歌斉唱を観てくれたらしく、面白がってくれたので良かった。
それと、この日の朝に観たアルゼンチン-カーボベルデは本当に素晴らしい試合だったので絶対に観たほうが良いとも言った。

ハイパミにはシンプルにタッグ王座戦を楽しみにしていると話した。
おれは「真弥さんが轢かれないことを願います」と言ったが
「さあ、それはどうでしょう……。」とはぐらかされた。
あと、髪の毛を切ったことを誰にも気づいてもらえていないと言っていたがおれは信じていない。

文りんはモータルコンバット/ネクストラウンドの感想を話した。
文りんはフェイタリティ集動画の見過ぎでゲームを持っていないのにフェイタリティのコマンドを覚えているくらい頭がネクストラウンドしていることは過去に明らかになったが、この映画も気に入ったらしくもう既に2回も鑑賞している。
特にクン・ラオとリュウ・カンの哀しき兄弟対決のシーンが気に入っていたようだった。
(おれは、逆噴射聡一郎先生のリュウ・カンがクン・ラオをノコギリみたいな帽子でトドメを刺したシーンを「これはクン・ラオとリュウ・カンの間でしかわからない、複雑な感情があるのだろう。おれがおもったのは、リュウ・カンはどうしても自分の手でクン・ラオを殺すことができなかったのだ。だがトーナメントには勝たなくてはいけない。だから、ああするしかなった・・・・。おれはそれをいっしゅんで感じ取り、歯を食いしばった。」という文章に感銘を受け、「道徳の授業ってモータルコンバットの為に受けるものだったんだ……」と思った。)

SUMMER SUN PRINCESS '26のカードが発表された

そして、いよいよ7.18のSUMMER SUN PRINCESS'26の対戦カードが全て発表された。
王座戦は前哨戦を重ねたことで見どころがハッキリとわかって来たし、上福ゆきの引退ロードも色々と関係が深いベイブ(新宣材写真がとても好きだ)が対峙するし普段TJPWには出ない隈取や今成夢人や髙木三四郎も出てくるし何故かそこに放り込まれたハットリ桜にも注目だ。
瑞希の対戦相手は謎だが、何かしらのサプライズを提供してこようとしている気概を感じるし、なにか嬉しいものが観れる予感がする。
おれはワールドカップで忙しいのでいつもと違い、ビッグマッチ用のプレビュー記事は書くつもりはないが、楽しみな気持ちは変わらない。
そもそもこの記事やここまでおれが書いた記事を読めば、おまえも今回のBIGマッチの見どころがなんとなくわかるはずだ。
開催はもうすぐそこへ迫っている。
チケットを買え。今すぐにだ。
(キュアナイル)
