【日報】おれは第6回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメントの準決勝を観てきた(キュアナイル)
よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日物凄い量の文章を書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかし、おれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)の冬の風物詩である「ふたりはプリンセスMax Heartトーナメント」が開催され、その準決勝である1.31の新宿FACE大会を観てきたので、おまえたちにもシェアするべきだと思いこの記事を書いたという寸法だ。
新宿FACE

この日は10:30会場、11:00試合開始だったが試合開始前に2.14に行われるMIRAIと凍雅のインプリ王座戦の調印式を行うというので早く席に座る必要があった。
そして、いつもの事ながらFACEはエレベーターで7階に上がらないといけないし、ドリンクチケット代を払ったりする必要があるのでいつもよりも手順が多い。もたもたしていると試合開始前にポートレートを購入できずに咽び泣く可能性もある。
なので、おれは割と早くに家を出たが、乗り換えた3路線が全て遅延したり、乗り換えの猶予が1分しかなかったり、タルサドゥームの軍勢が追いかけてきたりして大変だった。
やっとの思いでFACEの入場待機場所であるトー横に並ぶが、ビル風が凄い抜けて極限まで寒くアラスカだった。


そして10:45くらいになると白井李世アナが登壇しインターナショナルプリンセス王座戦に向けた調印式を執り行うとアナウンスし、MIRAIと凍雅が登壇した。
調印式


凍雅はMIRAIについて当然研究しており、逆に凍雅側もMIRAIに研究されているのを承知だが、それを超えてみせると宣言した。

そしてMIRAIはやはりレッスルユニバースで凍雅の動きを研究しており、一発の爆発力に注意しているようだった。
また、2.14の王座戦で防衛し、そのまま両国国技館でも防衛戦を行いたいと宣言した。
前説→アプガ(プ)



そのまま試合観戦の注意事項が読まれ、更に芦田美歩、山下実優、鈴芽の3人が登場した。
そして4.4福知山三段池公園での芦田のミッフィー凱旋大会、4.5アクロス福岡での山下実優凱旋大会、5.6つくば国際会議場多目的ホールでの鈴芽の凱旋大会が発表された。
京都KBSホールでは何度か試合を行った事があるが、福知山へは初進出で、奥まったところにあるらしい。
アクロス福岡はだいたいこの時期に開催しているので馴染みのやつも多いだろう。
茨城へは初進出となる。

そしてアプガ(プ)が呼び出され「カワツヨチャレンジャー」が披露されたあと、高見汐珠のコールで試合が始まったのだ……。
第1試合 15分1本勝負 HIMAWARI vs.神嵜志音




HIMAWARIの独特なファイトSTYLEに神嵜志音が戸惑う試合だ。
HIMAWARIは髪での攻撃は身体の一部であって反則ではないという持論をもっており、確かにその通りなのでアジャさんの「一斗缶は体の一部」というトンチよりもかなり説得力がある。
第2試合 15分1本勝負 ハイパーミサヲ vs.鈴木志乃

元々はここにらくが加わり3WAYマッチになる予定だったが、鳥喰かやの負傷で対戦カードがシャッフルされ、緑色のコスチュームの者同士のシングルマッチに変更された。
この2人の対戦は何度かあるが、最近だと2025.9.29に行った猫はるな引退興行での「こんな展開ファンタ☆スティック! ゴー☆ジャス・レボ☆リューションマッチ」であり、アンテナの高い奴らは様子のおかしい試合が組まれる予感していた。
ハイパミは先週決まった坂崎ユカ&KONOSUKE TAKESHITA組に勝つべくセルフ試練を課すとして、鈴木志乃の得意なルールで試合を行うという話になった。
鈴木志乃はあっち向いてホイをやらせると面白いことになるということが昨年判明し、またそれで勝負を仕掛けるのかと思ったが、実は縄跳びも得意だと言い始めた。
そしてフォールしてカウントが返されたらペナルティとして2重跳びを10回跳ばなければならないという不思議なルールが制定された。

しかし、この元バスガイドはこれだけではフェアであって、ハイパミにとって試練になってないという話になり鈴木志乃は2カウント、ハイパーミサヲは通常通り3カウントをとれば勝利という更に特殊なルールが加わった。
ルールを読み上げる白井アナが大変そうだった。


鈴木志乃がフォールを狙うがカウント1で返されペナルティが発生して縄跳びをすることになった。
得意だというだけあり、キレイな2重跳びをしていて会場からは拍手が起きる。

ハイパミもフォールを狙うが返されてしまう。
そして二重跳びをすることになるが、結構な回数引っかかってしまう。
跳び終わったころには脚にダメージが来ており、確実に3カウントを狙えるときにしかフォールをしない作戦に移り、いつもとは違う試合運びをしていた。
トランプのやつも気分で関税とかのルールを変えるので、それに順応しないと生きていけないことを示唆するような試合だ。



フォールだと返されるリスクがあるので、ギブアップ勝ちを狙った元バスガイドだったが、最終的にラ・マヒストラルで丸め込まれて得意なルールだったが勝利を逃した。
第3試合 20分1本勝負 中島翔子 愛野ユキ 風城ハル vs.荒井優希 芦田美歩 キラ・サマー



中島翔子 愛野ユキ 風城ハルの3人は東女特撮部という派閥を組んでおり、デカレンジャーの主題歌で入場してきたし、プレバンで買ったであろう武器を持ってきた。
言い訳ができないくらいには武器なので即座にリングから片付けられていた。
あと、ボス(CV稲田徹)を探していた(実際にこの日も客席にいた。)。




この3人で試合するたびに「合体」を試みるのだが、毎回一番下の風城ハルは押しつぶされ自滅するのが定番となっている。
今回は早くから風城ハルが諦めムードだったが、芦田のミッフィーとキラがチアダンスで風城ハルを応援することで焚きつけ、再び「合体」をさせるがやはり失敗して自滅した。
これは芦田のミッフィーの作戦であり、新たなチアの応援の境地だと思った。
この特撮部の3人は3.29の両国へ向けて盛り上げると口にしており、特撮に関する試合が組まれるような気がした。
第4試合 20分1本勝負 渡辺未詩 辰巳リカ 桐生真弥 vs.山下実優 らく 小夏れん


おれは、このカードをみたとき驚愕した。
元々は桐生真弥は山下と鳥喰のK!SS//と組むはずだったが、前述の通り鳥喰かやが負傷欠場した影響でカードが変更されてこのようになった。
辰巳リカは過去に味方の桐生真弥を裏切ってアイアンマンのベルトを試合中に奪ったことがあるし、渡辺未詩も辰巳リカとグルなので信用できない。
山下も過去にベイブに騙されてアイアンマンのベルトを奪われて怒っているし、らくも小夏れんも何してくるかわからない。誰ひとりとして信用できる奴がいなかった。


ベイブは入場の段階から警戒しており、団体最高位王者にも関わらず渡辺未詩を先にリングインさせたり、サボテンの裏に隠れる毒サソリを全部殺虫剤で殺すなどして徹底的に危険要因を取り払っていた。



しかし、それだけ注意していても辰巳リカは試合前に裏切ってきた。
やはりこの女は信用できない。
指に「C」「R」「I」「M」「E」とタトゥーが入っていてもおれは驚かない。








ベイブは全員が敵という状況でひどい目に合うし、助けを求めても「自分でどうにかしろ」と白昼夢の2人は掛け合ってくれない。
バンデラスだってブシェミが味方してくれたのに、リングというメキシコで誰も味方してくれないのは相当な過酷な状況であり、ブチョのやつにハチの巣にされてもおかしくない状況だった。


ベイブもアジャコングとのシングルマッチを控えているので、ただやられているだけではなく、山下の理不尽な蹴りを受けながらも怯まずにエルボーを打ち返したりしてカッコよかった。



最後は辰巳リカが小夏れんにツイスト・オブ・フェイトで勝利し、なんだかんだで桐生真弥と勝利の喜びを分かち合ったが、すぐさま肘を打ち込まれた。
やはり辰巳リカは信用できない。
第5試合 20分1本勝負 MIRAI サラ・フェニックス vs.凍雅 七瀬千花







凍雅は王座獲得に向けて勢いにのせたいし、MIRAIに力を誇示したいところだが、サラ・フェニックスもなかなかの曲者であり苦しんでいるシーンがあった。
しかし、MIRAIに向かって放ったエルボーは凄い威力だったし、MIRAIもビックリしたと思う。
逆にMIRAIのエルボーは手打ちで放っていたようにみえ、タイトル戦に向けて力を隠している印象すらあった。
最後は七瀬千花の肩が外れそうなくらい強烈な関節技を決め、MIRAIが勝利した。
MIRAIは純粋に凍雅に興味深々といった目だし、ピュアでストロングでフェア&スクエアな試合が観れそうだ。

セミファイナル 時間無制限1本勝負トーナメント準決勝 鈴芽 遠藤有栖 vs.瑞希 高見汐珠





トーナメント優勝経験もあるでじもんは瑞希とその息のかかった高見汐珠のダーティーな握手のやりとりを警戒するが、その辺は瑞希が一枚上手だった。
でじもんはキャリアの浅い高見汐珠を孤立させ、ある程度はその作戦が上手くいっていたが、この試合のスポットは殆ど瑞希が独占していた。
瑞希はタッグでも実績を残しているが、そもそもシングルでもチョー強い。
チームが上手く行ってなくてもキリアン・エンバペが一人でゴールを決めてしまうのと一緒だ。


高見汐珠がの技のバリエーションが日に日に増すことに脅威を感じながら、最後は瑞希がキューティースペシャルで遠藤有栖から3カウントを奪いなんと決勝まで進んでしまった。

メインイベント 時間無制限1本勝負 トーナメント準決勝 マックス・ジ・インペイラー 原宿ぽむ vs.上福ゆき 上原わかな




マックスに対しては腰抜け気味になる松井レフェリーとは大違いだ。
試合開始早々に、かみーゆさんはマックスに「映画出たんだって?観たよ」とマックス・ジ・インペイラーとの距離を内面から詰めようとする。
おれも知らなかったが、マックスはDOLLYというホラー映画に出ているらしく、たぶん殺人鬼役だ。


昨年のトーナメントで現王者組は同じくFACEの地でぽむペイラーに敗れているので、その再現をさせないためにはどうするのかが注目された。


OberEatsは最近使い始めた上原わかなの組んだ手を踏み台にかみーゆさんが高角度から踏み抜くやつをマックスに浴びせ、巨体相手に攻略法をみつけようとしていた。

マックスの攻略がカギとなるのは誰が観ても明らかだったが、3歳児の意地やプライドも随所に感じられ、特にサミングを止めてからのスネ蹴りを狙うときの眼は闘気に満ちていた。


最後は上原わかながスシトルネードでマックスを排除し、上福ゆき得意のジャンピングフェイマサーを3歳児に決めてOberEatsが勝利した。


試合後、勝利したOberEatsの前に瑞希と高見汐珠が現れた。
上福ゆきは瑞希が自分のデビュー戦の相手だったことに触れ、高見汐珠はたんなるガキとして扱い、決勝戦への意気込みを語った。
そして、AIやチャットGPTや予測変換の及ばない真の血の通った試合をすると言い残しこの日を締めたのだ。
特典会
この日は文りんがいなかったのでハイパーミサヲと桐生真弥のところに行った。

つくばで鈴芽の凱旋興行が開催されることになったが、北関東のゴッサムシティは要石がある方らしく、そこにカウントできないらしい。

ベイブとは前回に続いてシャルケ04が調子が良さそうなことを話した。
おれは最近読んだ「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」という本で520000リットルのビール貯蔵庫から、スタジアム中に張り巡らされたアホみたいにながいパイプを伝ってビールが提供されることを知ったが、ベイブは現地のスタジアムツアーでそれを知っていた。
あと、アジャコング戦について話すと、とたんに元気がなくなった。
残るは決勝だ

トーナメントも残るは決勝戦だけだ。
ダークホース的に勝ち上がってきた瑞希と高見汐珠だが、高見汐珠の奮闘と、瑞希のコンディション次第では一人で試合を決められるので優勝する可能性もある。
しかし、現王者組はリングの外での勢いもあるし、このまま優勝してしまう気がする。
そうすると、3.29の両国国技館でのタッグ王座戦はどうなるのか?
完全無敵となったので王座戦は行わないのか?
おれはあることにずっと前から気が付いている。
この日は桐生真弥とアジャ・コングのアイアンマンヘビーメタル王座戦が予定されているのはおまえたちも知っているはずだ。
この試合でベイブはアジャコングとの2度目のシングルマッチを行うわけであるが、この試合を通してアジャコングはベイブのことを認めざるを得ない状況になると思う。
そして上福ゆきはアジャコングとのシングルマッチを避け続けている。
上福ゆきがベトナム シンガポールのアジア2冠王者だった時にもアジャコングはベルトに興味を示していたことをおまえは思い出したはずだ。
藤沢大会 試合後コメント🎙
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) May 25, 2024
アジャ「(次はシングル?)あの紫のベルトって俺の色じゃね?ってずっと思っているんで」上福「死ぬ気でやれば何でもできるとアジャさんから教えてもらったので、死ぬ気で最後までアジャさんとのシングルは逃げ切ろうと思います」#tjpw pic.twitter.com/jKMd3cu3bS
そもそも桐生真弥と上福ゆきは同じ東洋大学出身ということで「東洋盟友」というタッグを組んでいたが上原わかなが上福ゆきのパートナーとなったことでこのタッグは解散することになった。
昨年のタッグトーナメントでは猫はるなとのタッグ「猫人」でOberEatsと名乗る前の2人に挑み敗れたが、それ故に桐生真弥は勝たなくてはならない。
上原わかなもねくじぇねトーナメントを優勝した特賞としてアジャコングとのシングルマッチを行っており、決着を着けるべき相手だ。
また、桐生真弥と上原わかなは2023.12.17のクリスマス興行での短時間でのシングルマッチで引き分けに終わっていて決着がついていない。

桐生真弥曰く「スペースローリング謝罪とかやってたら時間が無くなった」

つまり、この4人はそれぞれ闘わなくてはいけない理由があり、重い宿命を背負っている。
故に決着を付けなければならない。

完全王者となったOberEatsの前に姿を現すのは今大会に出場していない桐生真弥とアジャコングの2名が最もふさわしいように思う。というかそれ以外考えられない。
おれはそういうことを言っている。
あと、急遽参戦が発表された関口翔が何かしらの鍵を握っている気がするがどうなるかわからない。
関口翔も角田奈穂の引退ロードで、上福ゆきとのシングルマッチを代打で出場して凄い試合をしていたし、何かしらの縁がある。

しかし、これはOberEatsが優勝した場合の話であり、瑞希と高見汐珠が優勝したら成立しない話だ。
そもそも、瑞希と高見汐珠が決勝まで上がってくるとおまえは予想できたか?予想していたやつは少ないはずだ。
しかし、実際に決勝まで勝ち進んでいるわけで、もう1回予想外の結果が待ち受けている可能性もある。
両国国技館に向けての闘いは既に始まっているわけであり、おまえは目を背けることはできない。
そういった事実に真剣に向き合い、2.14の決勝戦を見届ける準備をしろ。
もう、そういう時期に来ている。そしておまえもその試合を見届け真の男となるときが来たのだ。
(キュアナイル)
