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【歴史のかけら5】「機械時計の父」~時間を持ち運べるようにした男~の話

週末になると、同居人のMikishanが歴史のかけらを拾い始めるの。
今日も何かを拾ったみたい。
カチカチカチ…あれなあに?
おもしろそう! 
猫のひいらぎより

1656年、オランダの物理学者クリストファー=ホイヘンスが、振り子時計を完成させた。
振り子の原理はあのガリレオ=ガリレイが発見して、彼の息子がそれを使って振り子時計を作ろうとしたけど、できなかったらしい。

それを成功させたのがホイヘンスだ。


クリストファー=ホイヘンス


振り子の周期を一定に保つには、振り子がサイクロイドと呼ばれる軌跡を描かなくてはならないことに気づいた彼は、振り子とおもりを用いてサイクロイド曲線を正確に描ける大時計を作ることに成功した。
1日に1分以内の誤差で収まる時計を作ってみんなをびっくりさせたのだ。
さらにその3年後にはなんと1日の誤差数秒以内という精巧な時計を作り上げた。

サイクロイド曲線


さらにさらに。
振り子時計は正確だけど大きすぎるというこの問題を解決するために、ホイヘンスはゼンマイ仕掛けの時計を開発した。
彼のてんぷゼンマイの仕組みを使って懐中時計がつくられた。つまり、人は「正確な時間」を持ち歩けるようになったというわけだ。

こうしたわけで、かれは「機械時計の父」といわれている。
彼の発明が人間の生活を大きく変えたことは想像に難くない。
16~17世紀のいわゆる「科学革命」期の科学者としては、ガリレイやケプラーの方が有名だけれど、ホイヘンスの功績もとてつもなく大きかったに違いない。

ちなみに土星の輪っかやタイタンを発見したのもホイヘンスなんだって。

ひいらぎのひとこと
「振り子って楽しいよね。ずっと見ちゃう」

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