【歴史のかけら4】小さな儒教の話~今の暮らしにも潜んでるむかしの教え~
同居人のMikishanは「歴史のかけら」のコレクター。
今日は、昔の中国の偉い人の教えのかけらを見つけたよ。
じつは、あたいも大事にしてるんだ。
ちょっとだけ見てってよ。
猫のもみじより
基本設定は年功序列。
仁義は大切。
温故知新をモットーに。
私たちの文化に根づいているそんな感覚。
今の時代、もう関係ない、っていう人もいるけど、そんなことはない。
これを無視したら、だいぶ社会の中で生きにくくなる。
今から約2500年前に戦乱の世で生み出された孔子の教えは、私たち東アジア人の暮らしのそこここに染み込んでいて、ふとした時に顔を出す。
孔子の生きた時代は、戦争がしょっちゅう起きている、無秩序で混乱した時代だった。
「力がある者が勝つ」という殺伐とした世界に悲しんだ孔子は、「社会が平和になるためにはどうしたらよいか」を考え、教えを確立していった。
彼の教えに貫かれているのは、「目上の者を敬愛し、目下の者を保護する」ということで保たれる秩序と原則。
国王、上司、親には尊敬の念を忘れない。
逆に上の立場に立ったら、相手を気遣い、守る義務が生じる。
まあ、国家という枠組みで考えると、人々に忠誠を要求するため、あるいは身分を固定化するため、だいぶ都合のいいように使われた歴史もあった。
中国の「科挙」という試験では何よりも儒学が重んじられ、出世と切っても切り離せないものになっていったこともよく知られている。
だから、批判も多い。
それでも儒教の考えは、中国から朝鮮半島、そして日本へと、川の水が染み込むように自然に広がっていった。
そして、2500年という長い年月、家族や人間同士のつながりを大切にしたい人々の心に寄り添ってきたのだ。
人々の日常の中で小さな平和を守ってくれた温かい教えの部分もあったのはまちがいない。
目上とか目下とか、もうはやらない言葉ではある。
時代とともに、とらえ方は変えていかなきゃいけないとも思う。
でもこの教えの中にある温かさだけは・・・受け継がれていったらいいなと思う。
もみじのひとこと🐱
昔は親より先にご飯を食べたら、めっちゃ怒られたらしいよ、ひいらぎ。
ひいらぎのひとこと🐱
昔の人は、自分の分を我慢してでも子どもにご飯をくれたらしいよ、ママ。
