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PC時短術と神ツール5選|仕事が遅い営業職が定時退社を実現した方法

■ はじめに:マウスの「カチカチ音」が、残業のBGMだった

以前の僕は、とにかくPC作業が遅い会社員でした。

エクセルからメールへ文字をコピーするときも、右手でマウスを握りしめて、カチッ、カチッ。 ブラウザのタブを切り替えるときも、カーソルを合わせて、カチッ。 ファイルを探すときも、フォルダをひとつずつ開いて、カチッ、カチッ。

静まり返った残業中のオフィスで、僕のマウスの音だけが響いている。 「なんでこんなに時間がかかるんだろう?」 そう思いながらも、手を動かすスピードを上げることくらいしか解決策が思いつかずにいました。

でも、あるとき仕事が速い先輩の画面を見て衝撃を受けました。 先輩の手は、ほとんどマウスに触れていなかったんです。 キーボードの上を指が滑るように動いて、画面が魔法のように切り替わっていく。

「あ、僕が遅いのは能力のせいじゃなくて、“やり方”を知らないだけだ」

そう気づいてから、僕はPCの設定や操作方法を根本から見直しました。 モノを減らして部屋を整えるように、PCの中身や操作も「無駄な動き」を徹底的に断捨離したんです。

今日は、マウスばかり使っていた僕が、定時で帰るために導入した**「地味だけど最強の時短術」「ツール」**を紹介します。

■ 時短術①:「Alt + Tab」で画面を切り替える(脱・マウス)

まず最初にやったのは、**「マウスを使う頻度を減らすこと」**です。 マウスに手を伸ばして、カーソルを動かして、クリックして、またキーボードに戻る。 この「手首の往復」が、1日に何百回、何千回と積み重なって、膨大な時間を食いつぶしていました。

そこで覚えたのが、ショートカットキーです。 中でも、**「これだけは絶対に手放せない」**というのがこの2つ。

  • Alt + Tab (ウィンドウの切り替え)

  • Ctrl + Tab (ブラウザのタブ切り替え)

以前は、エクセルを見ながらメールを打つとき、いちいちマウスで下のタスクバーをクリックして画面を切り替えていました。 でも、Alt + Tabを使えば、左手の親指と中指だけで一瞬で画面が切り替わります。

ブラウザで調べ物をしているときもそうです。 たくさんのタブを開いていると、目的のタブをクリックするのも一苦労ですが、Ctrl + Tabなら右へ右へとサクサク移動できます。

もちろん、コピー(Ctrl + C)&ペースト(Ctrl + V)は基本中の基本ですが、これらを**「画面切り替え」と組み合わせる**ことで、作業スピードは何倍にもなります。 思考のスピードに合わせて画面がついてくる感覚。これ一度覚えると、もうマウスには戻れません。

■ 時短術②:アプリやファイルは「アイコンを探さない」(Windowsキー検索)

次に手放したのは、**「画面上のアイコンを探す時間」**です。

「エクセルどこだっけ?」とデスクトップを目で探したり、スタートメニューからフォルダを辿ったり。 この数秒間も、積み重なると大きなロスになります。

今は、アプリやファイルを開くとき、迷わず**「Windowsキー」**を押します。 Windowsキーを押すと検索窓が出てくるので、そこに最初の数文字を打ち込むだけです。

  • エクセルを開きたい → Winキー 押して「Ex」と打つ → Enter

  • メモ帳を開きたい → Winキー 押して「me」と打つ → Enter

これだけで、一瞬でアプリが立ち上がります。 マウスを持ってカーソルを移動させる必要すらありません。

この方法に変えてから、「探す」という行為そのものがなくなりました。 デスクトップにショートカットアイコンを並べる必要もなくなるので、画面もスッキリして、ミニマリスト的にも心地いい。 「必要なときに、名前を呼べば(打てば)すぐ出てくる」。この感覚が、仕事のストレスを大きく減らしてくれました。

■ 神ツール①:思考の外部メモリ「OneNote」

タスク管理やアイデア出しに使っているのが、Microsoftの**「OneNote」**です。

以前は、紙のメモ帳や付箋、PCの「メモ帳」アプリなどに情報が散らばっていました。 「あれ、あのメモどこだっけ?」と探す時間が頻繁にあり、それがまた残業の原因になっていました。

OneNoteを選んだ理由は、**「いつでもどこでも見返せるから」**です。 PCで書いたメモが、スマホのアプリにも即座に同期されます。

  • 車を運転中にふと思いついたアイデアを、駐車場に着いてすぐスマホでメモする

  • オフィスに入ったら、PCでその続きを書く

  • 会議の議事録をPCで取り、帰宅後の隙間時間にスマホでサッと確認する

シームレスに情報が繋がっているおかげで、「情報を探す時間」がゼロになりました。 ミニマリストとして物理的なモノの場所を決めているように、情報の「定位置」をOneNoteに決めてしまう。 脳の容量を覚えることに使わず、考えることに使うための「外部メモリ」として愛用しています。

■ 神ツール②:ブックマークバーを「アイコンのみ」にする

これはツールというより設定ですが、ブラウザ(EdgeやChrome)の**「ブックマークバー」**もミニマルに整えています。

以前は、ブックマークしたサイト名がズラズラと並んでいて、バーが埋め尽くされていました。 目当てのサイトを探すのに時間がかかるし、見た目もごちゃごちゃして美しくない。

そこで、よく使うサイト(Gmail、カレンダー、チャットツールなど)は、**「名前を消してアイコンのみ」**で表示するようにしました。 (ブックマークを右クリック→「編集」→名前を空白にして保存)

こうすると、ファビコン(サイトのアイコン)だけが横一列にズラッと並びます。 見た目がスッキリするのはもちろん、一度に表示できる数が増えるので、**「ワンクリックでアクセスできるサイト」**が増えます。 視覚的なノイズを減らすことは、集中力を維持する上でとても重要だと感じています。

■ 神ツール③:トラックボールマウス(ロジクール)

これは「デスクツアー」の記事でも紹介しましたが、やはり外せません。 ショートカットキーを駆使してマウスの使用頻度は減りましたが、それでもデザイン作業や細かい操作にはマウスが必要です。

そんなとき、**「ロジクール(M575Sなど)」**のトラックボールマウスは最強の相棒です。 腕を動かさずに親指だけで操作できるので、疲れ知らず。 デスクの上が書類で散らかっていても(なるべく片付けますが)、マウスを動かすスペースがいらないので作業が止まりません。

物理的な道具を見直すことも、立派な「時短術」のひとつだと思います。

■ おわりに:1秒を削ることは、自分の時間を守ること

「ショートカットキーを覚える」とか「検索窓を使う」とか。 ひとつひとつは、たった1秒や2秒の短縮にすぎません。

「そんな細かいこと気にしてどうするの?」と思うかもしれません。 でも、その1秒の積み重ねが、**「定時で帰る」**という大きな結果に繋がります。

1秒を削ることは、ただ速く仕事を終わらせるためだけではありません。 その浮いた時間で、本を読んだり、副業をしたり、ゆっくりお風呂に入ったり。 **「自分の人生を生きるための時間」**を確保するために、僕は仕事の無駄を削ぎ落としています。

もし今、「仕事が遅くてつらい」と感じている方がいたら、まずは**「マウスを使わずにアプリを開いてみる(Windowsキー検索)」**ことから始めてみてください。 その小さな「ラクになった感覚」が、働き方を変えるきっかけになるはずです。

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