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【PTAハック】最前列の会長が教える、1時間の会議を5分で要約する「最強の書記」の作り方

「……(あ、やべ。今、腸腰筋のこと考えてて聞き逃した)」

高校PTAの役員会。私の席は、あろうことか校長先生の真横、最前列のド真ん中です。
小中学校のPTAとは違い、高校の会議は独特の緊張感があります。事務長が淡々と読み上げる予算案、飛び交う専門用語。本来なら一言一句聞き漏らしてはいけない立場なのですが、55歳日本記録を目指す私の脳内は、油断するとすぐに「今日のトレーニングメニュー」「新しいスパイクへの興味」へと逃避してしまいます。

これではいけない。威厳ある会長として、スマートに議論を捌きたい。
でも、手書きのメモでは追いつかないし、私の記憶力は(悲しいかな)年々低下中。

そこで今回、私は会議室に「ある秘密兵器」を持ち込みました。これが想像以上に凄かったので、全国の悩める役員さんに共有します。


「高校PTAは「よそ者扱い」である」

まず、前提として高校PTAの特殊性をお話しさせてください。小中学校のPTAは、運動会のお手伝いや登下校の見守りなど「親の手作り感」が満載です。しかし、高校は違います。

  • 会議の進行は先生(学校側)

  • お金の管理も事務室

  • 資料も完璧に用意されている

つまり、保護者は運営の主体というより、「学校にお呼ばれしたゲスト」に近いのです。
なのに、会長である私はその中心に座らされる。「予算の詳細は?」「後援会との兼ね合いは?」 事前に打ち合わせもなく詳細を把握しきれていない私は、内心ヒヤヒヤです。
もし総会で鋭い質問が飛んできたらどうしよう……。
この「何ともアンバランスな状態」を埋めるためには、会議の内容をできる限り頭に叩き込む必要があります。

でも、人間だもの。聞き逃すこともあれば、漢字が思い出せないこともある。漢字を思い出している間に次の議題に行っていることもしばしば。まさに負の無限ループです。

これが実際の会議写真、結構厳かにやってます。中央が私です

「3万円のAIデバイスは買えない。ならば…」

「ボイスレコーダーで録音して、後で文字起こし?」とも考えました。いや、しかし、1時間の会議を聞き直すなんて苦行です。

「流行りのAIボイスレコーダー(Plaud Noteなど)を買う?」とも思いましたが、あれは2〜3万円します。スパイクやプロテインでさえ1円単位で節約しているのに、ボランティア活動のために自腹を切るには高すぎます。

そこで私が目をつけたのが、Androidスマホに標準装備されている「Google音声文字変換」アプリです。
これ、実は使ったことがありませんでした。「聴覚障がい者支援」のためのアプリなので「自分には必要ない」と思い込んでいたのですが、ふと閃いたのです。
「これ、会議の議事録作成に転用できるのでは?」

会議中に起きた「奇跡」

使い方は簡単。スマホを机の上に置き、アプリを起動するだけ。すると、勝手に画面上にリアルタイムで会話が文字になって流れていきます。

ここで、予期せぬメリットを発見!会議中に隣の校長先生から「あ、ZEN会長、今の件ですが…」と小声で耳打ちされたんです。校長への対応に集中している間も、もちろん会議の進行は止まりません。「はい、そうですね」と答えながら、私は「今、何か数字が出て重要なこと言ってたよな」とパニック。
「やばい、今、全体会で何の話が進んでた!?」

その時です。
スマホの画面をスッ指で下にスクロールしました。するとそこには、私が聞き逃した数秒間の会話が、バッチリ文字で残っていたのです。

「(……なるほど、来年度予算で変更になる話か)」

涼しい顔で会議に戻る私。これぞ「リアルタイム巻き戻し」機能。 記憶力が落ちてきたおじさんにとって、これはまさに「机の上の小さな秘書」を手に入れた瞬間でした。

「ゴミ」を「宝」に変えるGemini

もちろん、無料アプリなので精度は完璧ではありません。「生徒指導」が「正当始動」になったり、「県P連」が「件ピレン」になったり。これを単に文字だけで見たのでは、議事録として到底使い物にはなりません。

ここで登場するのが、私の優秀な相棒「Gemini」です。会議終了後、誤字脱字だらけのテキストデータをまるっとコピーし、Geminiにこう指示してみました。

「以下のテキストはPTA会議の録音データです。誤字を推測して修正し、決定事項とこれからの宿題を箇条書きで要約してください」

GeminiのGem機能を使い、フォーマットを指定していればもっと楽にできます

するとどうでしょう。 AIは文脈を理解し、「正当始動」を勝手に「生徒指導」に脳内変換して、ほぼ完璧な議事録を吐き出してくれたのです。

写真分かりづらくてゴメン(._.)おかしな文章なのは分かると思います

結論:AIは「サボり」ではなく「優しさ」だ

この方法を使えば、

  • 会議中は参加者の目を見て話せる(メモを取らなくていいから)

  • 聞き逃しても焦らない(巻き戻しできるから)

  • 欠席者への共有も爆速(要約がすぐできるから)

さらに、このデータを以前紹介した「NotebookLM」に蓄積していけば、「去年の今頃、何決めたっけ?」という質問にも即答できるデータベースが完成します。

これだけの環境が、無料で作れる。浮いたお金と時間は、もちろん「ハムストリングの強化と新しいスパイク購入」に使わせていただきます(笑)。

全国の役員さん、ぜひ次の会議でスマホをそっと机に置いてみてください。 景色が変わりますよ。


実は今回、続きがあるのです

記事を締めくくろうと思いましたが、もう一つだけ、忘れられないエピソードを。それは「校長先生の『陥落』の瞬間」です。

会議が始まる前の静かな数分間。私は隣に座る校長先生に、そっと「爆弾」を投げてみました。

「校長、卒業式の式辞の作成進んでますか?」 「いやぁ、まだ1ヶ月ありますから。まだまだ取り掛かってもいませんよ」

苦笑いする校長に、私は悪戯っぽく微笑んでパソコンを向けました。
「実は私、今年は(内緒ですが)AIに手助けしてもらって、もうドラフトを作ってみたんです」

校長の顔にはハッキリと「懐疑」と「否定」の色が浮かびました。
「へー、ZENさんは最近よく使うとおっしゃってましたもんね(笑)」 言葉の裏には「祝辞をAIで作るのか? 時代が時代とは言え、機械で魂が入れられるのか?」という、長年教育のトップとして支えてきたプロの自負が見え隠れします。

私は構わず、NotebookLMに読み込ませた過去の原稿と今年の学校の出来事をGeminiに流し込み、その場でプロンプトを叩きました。

わずか、20秒。

画面の右側に、私の「想い」をコピーしたかのような、情感豊かな文章がさらさらと溢れ出しました。覗き込んでいた校長の目が、目に見えて大きくなります。

「もちろんドラフトですよ。ここから私が加筆修正するんです」とフォローを入れる私。しかし、校長の視線は画面に釘付けです。

「いや……うむ……。うーん、便利なのは分かるけど。……いや、ちょっともう一回その文章、見させてもらっていい?

懐疑的だったベテラン教育者が、「自分も使ってみようか」という誘惑に負けた瞬間でした。「Geminiっていうんですか?え?Googleなの?このスマホにも入ってるの?」と矢継ぎ早に質問してくる校長。伝統と子どもたちを思う少し頑固な想いが、テクノロジーに敬意を表した、忘れられない数分間でした。


【お知らせ】 実は、このAIハックで浮いた時間を使って、とんでもないものを自作してしまいました。 ヒントは、お母さんたちが大好きな『ランチ』。近日公開します!


【お知らせ2】ZEN、進化します!
こうしてAIと日々格闘し校長先生の前でドヤ顔をかましているうちに、私自身もなんだかバージョンアップしたくなってきました。

ということで、名前とアイコンを新しくしました!

  • 新ネーム: ZEN|100m走るAI使いのPTA会長

  • 新アイコン

55歳、目標を持って前に向かいリスタートをイメージ、もちろんAI作成

以前の「出口戦略家」という肩書きも気に入っていましたが、より親しみやすく、今の私の活動(PTA×AI×爆走)が伝わるようにしました。

中身は変わらず「腸腰筋を気にする55歳」ですので、引き続きよろしくお願いします!

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