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「オレ、すげーじゃん」20kg減量の先に待っていた、50代おじさんの幸福な勘違い

人生のOSを再起動するのに、遅すぎることはない。55歳、サザエさんの波平さんを超えた今、私が本気で見据える『未来への挑戦』について書きました。
今回はPTAから離れて私の趣味のお話。趣味?というのか目標と言うのか、まだまだ目指そうと漠然と思って少しだけ行動している話。
健康のことや、やる気を出す導火線にもなったこと、ダイエットにもなったこと、人間の体ってのは不思議なものだということ、色々なことに出会った話です。


PTA会長、ついに限界が来る(笑)

さてさて、PTAってほんとストレスが溜まるんですよ(笑)
↑(結局、最初っからPTAかよ)↑

会長ってだけでやたら反論してくださる方がいらしたり、学校からの協力依頼など訪問や外出も多い。なるべくポジティブに捉えようとか、長くやってれば慣れてくるとは言え、いつもそういう時ばかりじゃない。

そこで、ストレス発散&健康のため、ジョギングを始めたんです。むしろこれはストレス発散よりも健康のためがメインだったかも。

HbA1c 8.0からの「フガフガ」ウォーキング

50歳をこえ、体重は若い頃より20kg以上増加、血圧の薬を飲み、糖尿の指標数値HbA1cが正常値5.6のところ8.0まで急上昇!結構、ヤバい数値になってきたんです。

2ヶ月に1度の通院、そのたび血液検査をし、その数値を確認する主治医の顔がいつも苦々しいこと。口では「薬を変えれば良いかも。注射もあるし」とか言ってくれるんだけど、明らかに勉強していない子どもを穏やかに叱るモードなんです。こちらも、このやり取りを繰り返すのが嫌になる。

そこで一念発起! 「歩こう、暇な時間はとことん歩いてやる」

スタートは3年前の夏。暑い中、熱中症に気をつけながら、時には涼しい大型ショッピングタウンの中をフガフガと歩いていたんです。

20kg減!「オレ、すげーじゃん」の瞬間

何とか続けることができ、季節は冬になります。寒いんですよ…。暑いのは時間帯を考えたり室内だったりで続けられたんですが、冬は歩くのが困難なくらい寒いんです。

そこで思ったのが「寒いなら、ちょっと走ってみようかな」

その日、聞いていた音楽に合わせ歩きの途中から走ってみたんです。歩くのが習慣になっていたお陰で、続けて1kmくらいは走ることができました。
(曲はAdoの「うっせーわ」「阿修羅ちゃん」を丸々2曲分、このリズムに合わせて走るとちょうど1kmだった覚えあり)
でも、学生を卒業してから30年動いてなかったおじさんは1kmが限界。
それが続けていくと1kmが2kmになり、あっという間に10kmが平気になってくる。

「オレ、すげーじゃん」 なんです。冬でも汗だくになるんです。

体重はみるみる減少、MAX78kg近くまであった脂肪はドンドン消え去り、半年少しで59kgまでに!

オレ、すげーじゃん(再)」 頭もスッキリよく回ってきている実感もあり、素晴らしい効果です。

HbA1cの数値も6.0の正常値になり主治医も驚愕!

「何があった?」とジョギングを説明するも半分信じられないみたいな顔で、隣の看護師さんに「この前までデブだったんだよ、急激に痩せたから心配だよ」、看護師「先生、言葉づかい」と興奮している。

薬は2錠から1錠、量も半分となるが、主治医は「さすがに薬をなくすのは少し伸ばそうと思うけど、これだけ急激に減少すると高血糖ではなく薬が効きすぎて低血糖の心配がある。あまり無理しないように。いやー、嬉しいけど薬の量が難しい、医者泣かせだ」と喜びを表現してくれました。

ただ、「まさかとは思うけど、ガンとか他の病気の検査を念のためにしておこう」と余計な検査が発生するオチがつきましたが(苦笑)。

「大病説」が流れるほど激変した見た目

この辺りはちょうど中学PTAの休会しよう問題だったこともあり
↓ 詳しくはこちら ↓

お母さん方からは「ZEN会長、どうも大病を患って大胆な行動を取ってるみたい」と噂されたり(結果的に『会長の熱意がすごい!』と良い方に解釈と受け取られ、休会問題もうまくいったのですが笑)、それくらい明らかに見た目が変わったんです。

絶壁のお尻を救え!公立体育館の「ガチ勢」へ

ただ、痩せれば格好良くなるってものではない。中高年のダイエットは貧相に見えてしまうものです。特にお尻が絶壁…。

数年、顔を合わせてなかった実家の母にまで病気を疑われ、「ちょっと増量しよう」と今度はジムの門を叩きます。金額が安かったので近くのチョコザップを利用してみたものの、健康生活の一助にはなるがたくましい体とは程遠い。

でも、高額なジムに通うほど志は高くない。そこで見つけたのです、安い筋トレ場。
公立体育館の運動場。1回あたり数百円、缶コーヒーくらいの金額で利用できる。

自由な時間が取れる夕方に訪問すると、そこは彫刻のようなスタイルの御仁達。「ふんがーふんがー、ガーンガーン」と多くがガチ勢の皆さんなんです。でも、不思議と居心地は悪くない。週に1、2回まじめに通ってみました。

ちょっとたくましくなってきましたよ。

勘違いの果てに、目指すは「日本記録?」

走ることも少しだけ続けてきていた私は、大きな勘違いをするのです。

「オレ、すげーじゃん。足もすげー速くなってんじゃん(再々)」

多分、老化によるスピード感覚のズレ、いわゆる勘違いだと思います。
でも、その勘違いを加速させる出来事が。

YouTubeで楽しそうに走る高齢のスプリンターを目にしたとき、私の中に眠っていた「高校時代のOS」が、30年以上の時を経て再起動したのです。
昔の部活動って楽しくも、その反面、嫌になることもありました。
厳しい監督や先輩がいて、「オレ、何でこんなキツい練習やってんの」って嫌でしたよね。
この年齢になると、自らのペースで競技に向かうことができる、すなわち自由に楽しくできるんです。

55歳(波平さん超え)となった今、本気でマスターズ陸上M55男子100mに出場してみようと思います。
そして日本記録を狙ってみようかなー、なんて。
でも、まだタイムは計っていません。
計測して現実を知り、やる気をなくすのがもったいないからです(笑)。
ダメならダメでも、目指していればいつか出るかも。

この年になって新しい夢ができたのも自分でビックリしてます。
PTAの中でも「昔は良かった~」や「若い頃は、こう見えて速かったんですよ」なんて昔の自慢話を耳にするのですが、「昔じゃなくて今、速いんですよ」と言う方が格好良い。

気がつけばこの3年で、ランニングシューズ12足、練習用・大会用のスパイクを3足も買い込み、娘たちからは冷ややかな白い目で見られています。
でも、私の脚はかつてないほど「行くぞ」と言っています。無駄遣いではありません、悪いのは速くなった足のわがままです。

勘違いはどこまで続くのか。いや、勘違いを現実に変えられるのか。

「次回、55歳の私が挑む『日本記録』の壁の高さについて語ります」(つづく)


★ついに第2話公開! 勢いで「日本記録」を目指すことにした私が、まず手に入れたのは3万円超えの「魔法の靴」でした。

👇 続きはこちら:30数年放置した「走るOS」をアップデート!厚底スパイクに魂を売った話


娘、「靴は何を履いても一緒だよ」と白目


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