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第3話 中途入社の彼と僕

▶︎第1話を読む:「電車の中で泣いている大人を、君は見たことがあるか(無料)
▶︎ 第2話を読む:「壊れれいく前兆」(無料)

その人は、ある日、突然やってきた。

中途入社の彼。

僕より少し年上で、前職は大手企業だと聞いた。
自分でも起業して会社を経営しているという話もあった。

彼は僕とは正反対の人間だった。

定時になると迷わずパソコンを閉じ、
「お先に失礼します」。あまりに自然で、誰も止めなかった。

苦手な仕事や単純作業は若手に任せ、成果の見える部分だけを自分で担う。


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