ゲーム作りが難しいのは、才能がないからではありません【AIゲーム制作の記録 #4】
レジェンドです。
今日も記事を開いてくださり、ありがとうございます。全7回連載の#4です。
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ここまで読んでくださった方は、もうなんとなく気づいているかもしれません。ゲーム作りというのは、思っていたより遠い世界ではないということを。
AIを使えば、コードは出てきます。実際に動くものも、想像していたより早く形になります。「え、こんなにあっさり動くのか」実際に動いた瞬間、僕はかなり感動しました。
でも同時に、こう思っている方もいるかもしれません。「とはいえ、ゲームを作るなんて、やっぱり難しいのではないか」と。
僕も最初はそう思っていました。でも実際には、ゲームを形にすること自体は、思っていたよりずっと簡単でした。
では、なぜゲーム作りが難しく感じるのか。それは、一度で全部を完成させようとしてしまうからです。
難しいのは、才能がないからではありません
ゲーム作りでつまずく理由は、多くの場合、「どんな順番で作ればいいか」を知らないだけです。
最初から、きれいな画面を作ろうとする。最初から、面白いシナリオを全部考えようとする。最初から、音楽も演出もランキングも入れようとする。そうすると、当然しんどくなります。やることが多すぎるからです。
ゲームには、いろいろな要素があります。ルール。キャラクター。操作。画面。音。演出。難易度。達成感。もう一回遊びたくなる仕組み。これらを最初から全部やろうとすると、初心者はほぼ止まります。
僕も、最初から全部やろうとしていたら、たぶん続いていなかったと思います。
だから大事なのは、才能よりも「順番」です。まずは、どんなゲームを作りたいのかを小さく決める。次に、遊べる状態まで形にする。そのあとで、気持ちよさや見た目を整えていく。この順番で考えるだけで、難しさはかなり変わります。
最初に決めるのは「遊びの核」です
僕の場合、ゲームを作るときは、まず「遊びの核」を決めます。難しく考えなくて大丈夫です。「このゲームでは、何をしたら面白いのか」これをひとつだけ決めます。
ティッシュ字検定ゲームなら、「破れないように文字を書く」です。落ち物パズルなら、「同じ動物を4つ並べて消す」です。シューティングなら、「敵を避けながら撃つ」です。まずは、ここだけでいいです。
世界観も、ストーリーも、見た目も、最初から完璧に考える必要はありません。むしろ、最初から全部を考えようとすると、手が止まります。
「何をしたら面白いのか」ここだけを決める。これが最初の一歩です。
次に、最小の形で動かします
遊びの核が決まったら、次はそれを最小の形で動かします。ここで大事なのは、欲張らないことです。最初から完成品を作ろうとしません。タイトル画面も、凝った演出も、ランキングも、音も、いったん後回しです。
まずは、遊びの核が成立するかどうかを確認します。ティッシュ字検定ゲームなら、まずは画面に書けるか。筆圧のようなゲージを作れるか。ゲージが上がったら、破れる表現ができるか。ここまで動けば、最初の形としては十分です。
落ち物パズルなら、まずはブロックが落ちてくるか。左右に動かせるか。同じものが並んだら消えるか。これで十分です。
きれいかどうかは、あとで考えればいいです。面白いかどうかも、まず動かしてから考えればいいです。
動かないものは、改善できません。でも、動くものは改善できます。ここがすごく大事です。
最後に、気持ちよさを足していきます
最小の形で動いたら、そこから少しずつ気持ちよさを足していきます。
成功したときに、気持ちいい音を入れる。失敗したときに、もう一回やりたくなる演出を入れる。見た目を少し整える。スコアを表示する。難易度を少し調整する。遊んだあとに、誰かに見せたくなる仕組みを入れる。こういう部分を、あとから足していきます。
最初から全部入れようとしなくていいです。まず動かす。それから整える。この順番です。
自転車の練習も、たぶん同じです。最初からきれいに曲がれて、止まれて、長い距離を走れる人はいません。まずは一こぎです。それができたら二こぎです。少しずつ「できた」を増やしていきます。
ゲーム作りも、きっと同じです。キャラクターが動いた。物が落ちてきた。当たり判定がついた。スコアが増えた。そのひとつひとつは小さくても、積み重なると、ちゃんとゲームになっていきます。僕はそれを、AIでゲームを作る中で何度も実感しました。
AIは、この順番を進めやすくしてくれます
AIがあると、この流れをかなり進めやすくなります。
「こういうゲームを作りたいです」「まず最小の形で作ってください」「次に、この部分を直してください」「もっと気持ちよく遊べるようにしてください」こんなふうに、段階を分けて相談できます。
一度で完成させようとしなくていいです。むしろ、一度で完成させようとすると、AIへの指示も複雑になります。結果として、うまくいきにくくなります。
AIに頼むときも、人間が考えるときも、順番が大事です。遊びの核を決める。最小の形で動かす。気持ちよさを足していく。この順番で進めると、初心者でもかなり作りやすくなります。
ゲーム作りは、もっと多くの人に開かれていい
ゲーム作りはもっと多くの人に開かれていいはずです。特別な人だけのものではなくていい。ゲームが好きな人が、「自分も作ってみたい」と思ったその気持ちを、ちゃんと形にできる世界であってほしい。今の僕は、そう思っています。
そして、AIはその入口をかなり広げてくれています。もちろん、AIを使えば何でも簡単に名作になるわけではありません。でも、最初の一歩はかなり踏み出しやすくなりました。昔なら止まっていた場所を、AIと一緒なら越えられることがあります。ひとりでは作れないと思っていたものが、少しずつ形になっていく。その体験は、かなり面白いです。
#5では、僕が実際にAIを使って、ゲームを「動く形」にしていく流れを公開します。AIにどんな言葉でお願いして、返ってきたコードをどう動かし、そこからどう手を加えていくのか。実際に打ち込んだプロンプトを見せながら、制作の流れをそのままたどっていきます。
最後に、今日いちばん伝えたかったことを。ゲーム作りは、才能よりも順番です。まずは「遊びの核」を決める。次に、最小の形で動かす。最後に、気持ちよさを足していく。この順番で考えると、ゲーム作りのハードルはかなり下がります。AIは、その一歩目を助けてくれる道具です。
「自分もいつか作ってみたい」と思ったことがあるなら、まずは小さく動くものを作るところから始めてください。
#5は夜の公開予定です。
それでは#5でお会いしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!!
