AIに「ゲーム作れる?」と聞いたら、本当に動いてしまった話【AIゲーム制作の記録 #2】
こんにちは、レジェンドです。今日も記事を開いてくださり、ありがとうございます。7回連載の#2です。
#1では、僕が『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』に救われた話を書きました。
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#1
あのゲームを遊び終わったあとも、「ゲームに救われた」という感覚は、僕の中にずっと残っていました。ただ、生活が急に変わったわけではありません。次の日から、いきなり何かを作り始めたわけでもありません。
ゲームは、僕にとってあくまで「遊ぶもの」でした。誰かが作った物語を楽しむもの。誰かが作った世界に入っていくもの。自分が作る側に回るなんて、まだ想像もしていませんでした。
AIでゲームを作る人たちを見かけた
そんな僕が、少し不思議な投稿を目にしたのは、『パラノマサイト』が発売されてから約2年後のことです。
ある日、Xのタイムラインに、ChatGPTを使ってゲームを作ったという投稿が流れてきました。オセロ。シューティングゲーム。簡単なRPGのようなもの。いろいろなゲームを、AIにコードを書かせて作っている人たちがいました。
それを見たとき、僕は思いました。「本当に、AIでゲームなんて作れるのか?」
最初は半信半疑でした。ゲーム制作というのは、もっと専門的な世界だと思っていたからです。プログラミングができる人。絵が描ける人。音楽を作れる人。シナリオを書ける人。そういう人たちが集まって、ようやくゲームは作れるものだと思っていました。少なくとも、自分ひとりで作るものではないと思っていました。
でも、タイムラインには、実際にAIでゲームを作っている人がいました。それなら、自分も一度くらい試してみてもいいかもしれない。そう思って、僕はChatGPTを開きました。
最初に作ろうとしたのは、動物の落ち物パズルでした。

試しに、僕はChatGPTに聞いてみました。「パンダや犬、トラ、ウサギといった動物たちが落ちてきて、縦か横に4つ並ぶと消える落ち物パズルゲームを作れますか?」
するとChatGPTは、あっさりこう返してきました。「作れます。コードを生成します。」そして、わずか1分足らずでコードを生成してきました。
もちろん、その時点では半信半疑です。「本当にこれで動くのか?」そう思いながら、出来上がったコードをエディタに貼りつけ、ブラウザで開いてみました。
すると、画面の上から、パンダや犬、トラ、ウサギのブロックがゆっくりと落ちてきました。左右に動かすと、ちゃんと動きます。4つ並べると、ちゃんと消えます。
もちろん、完璧なゲームというわけではありません。デザインはシンプルでしたし、細かい挙動も、どこかぎこちなかったです。それでも、その瞬間、僕の頭に浮かんだ感想はひとつだけでした。
「……動いた。」
ほんの数分前まで、ただの文章だったものが、画面の中でゲームとして動いていました。これは、かなり不思議な感覚でした。
ゲーム制作の入口が、急に目の前に現れた
繰り返しになりますが、僕の中で、ゲームというものは「誰かが作ったものを遊ぶもの」でした。でも、その瞬間、見え方が少し変わったんですよね。
自分の言葉でお願いしたものが、画面の中で動く。まだ荒いけれど、ちゃんと遊べる。完璧ではないけれど、ゲームの形になっている。これは、自分にとってかなり大きな衝撃でした。
僕がすごかったわけではありません。すごかったのは、AIによって、ゲーム制作の入口が一気に低くなったことです。
きっとこの記事を読んでいるあなたも、「ゲームを作るなんて、難しいに決まっている」そう思っているかもしれません。僕も、このときまではまったく同じでした。遊ぶのは好きでも、作るのは別の世界の人がやることだと思っていました。専門知識がいる。センスもいる。時間もかかる。自分には縁のない世界だと、どこかで決めつけていました。
もちろん、このときの僕には、ゲーム開発の知識なんてほとんどありません。コードの意味も、正直よく分かっていません。それでも思いました。「よし、もっと面白いゲームを作ってみよう。」
今思えば、この一歩が大きかったです。最初から名作を作ろうとしたわけではありません。完璧なゲームを作ろうとしたわけでもありません。ただ、動いたことがうれしかった。自分のアイデアが、少しだけ形になったことがうれしかった。その小さな驚きが、次の制作につながっていきました。
気づけば、ゲーム作りの沼にハマっていました
そこから僕は、ゲーム作りの沼にどっぷりとハマっていきました。次はどんなゲームを作ろうか。どんなテーマなら面白いだろうか。AIにどこまで頼めるのだろうか。そんなことを考える時間が、どんどん増えていきました。
ゲーム制作というと、大きな世界観や、壮大なシステムを考えないといけないように思えます。でも、AIと一緒に作るなら、もっと小さな思いつきから始められます。日常で見かけたもの。SNSで流れてきた言葉。ちょっと笑ってしまうようなネタ。そういうものでも、ゲームの入口になります。
そして、そんなふうにネタを探していたとき、ふと、あるユニークなアイデアが目に飛び込んできました。それが「#ティッシュ字」というnoteのハッシュタグです。
柔らかいティッシュに文字を書く投稿が、次々と流れてきました。柔らかくて、すぐ破れてしまうティッシュに、きれいな文字を書く。想像してみると、それだけで妙に難しそうです。
その瞬間、僕の頭の中で、ひとつのアイデアが弾けました。「これ、ゲームにしたら絶対面白い。」そう思った瞬間、僕の心に火がつきました。
そして僕は、「ティッシュ字検定ゲーム」を作ることにしました。
……とはいえ、ティッシュに文字を書くゲームなんて、本当に成立するのでしょうか。半信半疑のまま、僕は次の一歩を踏み出すことになります。
続きは、3回目の記事で書きます。
今日のゲームを作りました
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今日の記事で書いたように、僕がAIゲーム制作にハマったきっかけは、「とにかく動いた」という小さな驚きでした。
あの「……動いた。」から少しずつ作り続けてきて、今ではこんなものも作れるようになりました。
今日のゲームは、小さな本屋を30日間で「街で噂になる本屋」に育てる、経営シミュレーションです。(このゲームはPC専用です。スマートフォンでは遊べませんのでご注意ください。)
本を仕入れて、お客さんにおすすめして、夜は自分も本を読む。お金だけでなく、常連や評判、お店の居心地まで、バランスよく育てていくのがコツです。あなたの小さな本屋を、30日かけて「誰かの居場所」にしてみてください。
このゲームは、Kindle作家/ブックカフェ店員としてご活躍されているようこさんから着想をえて作ったのですが、実際に遊んでいただいたところ、「これは……時間が溶けてしまいそうです」と、とても楽しんでもらえました(笑)
本屋に住む
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『本屋に住む』遊び方
このゲームは?
小さな本屋さんを育てるゲームです。
本を売ったり、お客さんと話したり、お店をよくしたりしながら、30日間で人気の本屋を目指します。
目標
30日目までに、次の3つを目指します。
お金を増やす
常連さんを増やす
お店のレベルを上げる
うまく育てると、「街で噂になる本屋」になります。
1日の流れ
1日は、3つの時間に分かれています。
朝
お店の準備をします。
掃除する
棚を整える
少し休む
朝は、お店をきれいにしたり、気力を回復したりしましょう。
昼
本屋を開いて、お客さんを迎えます。
一見さんを接客する
常連候補を待つ
本を仕入れる
お店をアップグレードする
昼は、お金を増やしたり、常連さんを増やしたりする大事な時間です。
夜
本を読んだり、1日を終えたりします。
本を読む
読書メモを整理する
就寝して次の日へ進む
夜は、自分とお店を成長させる時間です。
「一見さんを接客する」とは?
初めて来たお客さんに本をすすめます。
うまくいくと、本が売れてお金が増えます。
お金を増やしたいときに選びましょう。
「常連候補を待つ」とは?
名前のある特別なお客さんが来るのを待ちます。
何度もよい接客をすると、その人が常連さんになります。
常連を増やしたいときに選びましょう。
本の仕入れ
昼に本を仕入れることができます。
本がないと、お客さんに売ることができません。
在庫が少なくなったら、本を仕入れましょう。
お店のアップグレード
お金がたまったら、お店をアップグレードできます。
アップグレードすると、
接客が成功しやすくなる
常連が増えやすくなる
気力が回復しやすくなる
評判が上がる
など、ゲームを進めやすくなります。
アップグレードは画面の下のほうにあるので、見えないときはスクロールして探しましょう。
気力について
行動すると、気力が減ります。
気力が少ないと、できない行動があります。
気力が減ったら、
少し休む
コーヒーを淹れる
寝る
などで回復しましょう。
クリアのコツ
最初は、この流れで遊ぶと分かりやすいです。
朝に掃除する
昼に接客する
本を仕入れる
夜に本を読む
寝て次の日へ進む
慣れてきたら、常連候補を待ったり、お店をアップグレードしたりして、本屋を大きく育てましょう。
大事なこと
このゲームは、急いで勝つゲームではありません。
毎日少しずつ、本屋を育てていくゲームです。
本を売って、お客さんと仲良くなって、あなただけの本屋を作っていきましょう(このゲームはPC専用です。スマートフォンでは遊べませんのでご注意ください。)
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3回目の内容について
3回目では、noteで初めて自分の作ったゲームを公に発表した、『ティッシュ字検定ゲーム』の制作秘話を書きます。
初めて世に出すときは、うれしさよりも不安のほうが大きいものでした。あのとき何を考え、どんな反応が返ってきたのか。「自分の作ったものを、人に見せる」という最初の一歩の話を、次回お届けします。
それでは3回目の記事でお会いしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!!!
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