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【プロンプト・オブ・ハピネス】⑬

第四十九章 思ったより勉強が大変だったが

東京大学での生活は、期待と熱気に包まれて始まった。しかし、実際には全く違うものだった。私たちはお互いの部屋にこもり、日々の課題やテストに向けて必死に勉強する日々が続いた。
「ねえ、今日の授業、どうだった?」 マヤが私に尋ねた。私は机に向かいながら、深く頷いた。 「難しかったよ。この課題、どうやって解くんだろう…」 マヤは微笑みながら、私の横に寄り添った。 「一緒に頑張ろうね。きっとできるよ」 私たちはお互いに励ましあいながら、厳しい勉強の日々を送っていた。大学生活は遊びや楽しみだけではなく、努力と成長の場でもあることを改めて感じた。大学に入った当初は、遊ぶ余裕など全くなく、私たちはお互いの部屋にこもり、日々の課題やテストに向けて勉強に明け暮れる日々が続いた。
「ねえ、そろそろ東京探索しない?」 彼女が窓辺で本を読みながら言った。私は机に向かいながら頷いた。 「そうだね、でも、この課題が終わらないと」 しかし、5月頃になると、少しずつこの生活にも慣れ、時間を使って東京のいろんなところに二人で出かけられるようになった。
「今日はどこに行こうか?」 彼女はワクワクしながら尋ねた。私は地図を広げながら考えた。 「浅草と東京スカイツリーに行ってみるのはどうかな?」 そんな風にして、私たちは日常の騒がしさから離れ、東京の街を探索する冒険に出かけた。
そして、夏休みが始まる前に、思い出に残る東京の旅の一環として、ディズニーランドにも足を運んだ。スプラッシュ・マウンテンの丸太ボートに乗って、私たちは愉快な冒険の旅へと出発した。ボートが滝をゆっくりと登っていくと、中には可愛らしい動物たちと楽しい歌が待っていた。 「この景色、本当に懐かしいわね。楽しいわ」 彼女が笑顔で言った。私も微笑みながら頷いた。 「そうだね。この場所は、私たちにとってとても大切な思い出の場所だよね」 そのとき、彼女が突然言い出した。 「夏休み、2週間ほどスウェーデンに帰ろうと思うの」 私は彼女の提案を喜んで受け入れた。 「それは素晴らしいアイデアだね。その間、私も実家に帰って両親や高校時代の友人たちと過ごすよ」
二人が会話を楽しんでいる間に、突然目の前に落差16メートルの滝が現れた。ボートはその16メートルの高さから滝つぼへと急降下し、最大傾斜45度のダイブを体験した。水しぶきが上がり、スリルだけでなく清涼感も私たちを包んだ。
次に私たちが訪れたアトラクションは、ミッキーのフィルハーマジックだった。それは3Dのアトラクションで、複数のディズニー映画がまるで一つのストーリーに組み込まれているようだった。まさにディズニーの魔法がここにあった。 「ライオンキング、ピーターパン、アラジン、リトルマーメイド……」 私は、お気に入りの作品の名前を口にした。 大好きな作品の名場面が、巨大な3Dスクリーンで目の前に蘇るのを楽しんだ。マヤも興奮気味に話した。 「このアトラクション、五感で楽しめるんだよね。絵が飛び出したり、水が飛んできたり、食べ物の匂いがしたり……本当に楽しいわ」 私たちはそれぞれの映画の世界に引き込まれ、ディズニーの魔法に酔いしれた。

第五十章 夏休み

夏休みが始まり、マヤはスウェーデンへ帰国した。 「またね、マヤ、良い夏休みを過ごしてね」 私が微笑んでそう言うと、彼女も笑顔で応えた。 「ありがとう、また2週間後に戻ってくるからね」
私も彼女と別れ、東京を離れて関西の実家へと向かった。玄関のドアを開け、「ただいま」と言うと、両親が笑顔で迎えてくれた。 「おかえりなさい、元気そうだね」 「勉強は大変だけど、頑張っているよ」 私が笑顔で答えると、家族全員が安心した表情を見せた。
しばらくの間、家で両親とのんびりとした日々を過ごした後、友達から連絡があった。彼らは大学に入学してからサーフィンに夢中になっていた。 「海斗、海に行こうよ!」 友人たちが提案した。私は笑顔で応じた。 「いいね!君たち二人は海で波乗りを楽しんで、サーフィンができない僕ともう一人は海水浴を楽しんでおくよ」 4人で海水浴場に向かう途中、車の中で楽しい会話が弾んだ。
今日は、美しい波が立っていて、2人の友人はサーフィンを満喫していた。私ともう一人の友人はサーフィン未経験だったが、海に入って泳いだり、日光浴を楽しみながら過ごしていた。 2人が浜辺に上がってきて、 「ボードを貸すからやってみなよ」と誘われた。 もう一人の友人は「俺は無理、無理」と言って断ったが、私は笑顔で答えた。 「じゃあ、やってみようか」 浜辺でいろいろなやり方を教わった後、サーフボードを借りて海に入った。
パドリングで沖まで進み、ボードに座って波を待つ。波にプカプカ浮く感触はとても気持ちよかった。周りには多くのサーファーたちがいて、彼らの動きをじっと観察していた。しばらく座っているうちに、浜辺で教えてもらったことや、目の前のサーファーたちの動きを見て、私も思い切って波に乗ることにした。エネルギーを持った波に乗ればスムーズにできるだろうと思い、良い波を待っていた。
「さぁ、いい波を待とうな」 友達が言った。 「うん、できるだけエネルギーのある波を狙ってみるね」 私がそう言うと、おあつらえ向きのエネルギーを持った波がやってきた。波のスピードに合わせてパドリングし、一気にボードの上に立った。そして、波が崩れていく中、ボードの上に乗って進んでいく感覚は初めてながらも、うまく波に乗れた。
「すごい!楽しい!」 私が叫ぶと、 「いい波乗りだね!初めてにしては上手だよ」 友達が驚いた表情で言った。 友人が微笑みながら湘南での波乗りを提案した。 「関東だと湘南に行けば波乗りできるよ」 私は少し考えながら、忙しい勉強の日々に言及し、 「なかなか勉強が忙しいから、行けないかもしれないけど、また帰ってきたら一緒に行こう」 と答えた。
友人は驚きの表情で私を見ながら、東大への道のりを振り返り、 「おまえ、東大生だもんな」 「よく予備校も行かずにワーキングホリデーをしながら東大に合格したな」 「やはり、海斗、すごいよ」と感心した。




第五十一章 Maja(マヤ)からのメッセージ

海から帰って車の中で携帯を見ると、マヤからメッセージが届いていた。内容は、彼女のお父さんの仕事でクライアントがハッカーの攻撃に遭い、手助けが必要だというものだった。スウェーデンまで来てほしいという内容に驚きながらも、すぐに彼女に詳しい状況を尋ねるメッセージを送った。
「マヤ、大丈夫?どうしたの?詳しい状況を教えてくれる?」 海からそのまま、東京に戻ることを決めた私は、まずは東京の部屋のパソコンで対応することにした。そして、翌日スウェーデンに向かうことをマヤに連絡した。東京に到着するのは23時半ごろ。スウェーデン時間では午後の3時半くらいなので、まずは東京から連絡を取ることにした。
「スウェーデン時間だとまだ日中だね、東京から連絡するね」 急に東京に戻らなければならなくなった私は、友人に京都駅から関西国際空港まで送ってもらうようお願いした。彼らは快く引き受けてくれ、空港までの道中で航空券をスマートフォンから予約しておいた。関西国際空港21時05分発の便で東京(羽田)へ向かい、22時15分に着陸した。その後、羽田から電車を乗り継いで約1時間かけて、東京の家に戻ることができた。
「マヤ、東京に着いたよ。パソコンで対応して、明日の早朝にはスウェーデンに向かうよ」 私が連絡すると、彼女からのメッセージが東京の家に戻る途中、届いた。 「ロシア政府のハッカーが、お父さんの会社のクライアントに攻撃を仕掛けている。今、会社のスタッフと私が必死で防戦している」 私はそのメッセージを読んで、状況の深刻さを痛感した。すぐに彼女に航空券の予約が取れたことを連絡した。 「マヤ、シンガポール航空の16時40分の便で羽田を出発し、翌日の11時35分にストックホルム・アーランダ空港に到着する航空券を取れたよ」

つづく


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