有機的に生きる人は、速さを競わない。
── ズレは、異常などではなく調整だ
有機的なものは、基本的に速くない。
成長も吸収もゆっくりと確実に行われる。
木が育つのも、
身体が回復するのも、
栄養が吸収されるのも、
関係が深まるのも、
すべてに「時間」を含んでいる。
画一的ではない。
だから、
有機的に生きようとする人ほど、
スピード競争から自然と降りていく。
ズレる。
遅れる。
立ち止まる。
でもそれは、
失敗でも停滞でもない。
次の変化の瞬間を待つ、間(ま)でしかない。
有機体にとって、
ズレは「異常」ではなく
成長と調整のサインだ。
身体も無理すると痛みが出る。
痛みが出たら、止まる。
ちゃんと止まって時間をとって休み、
手当てと手入れと休養をすることで
全体が整い癒されていく。
もし人生で、
進めない感じがあるのなら。
それは、
間違っているのではなく、
調整が必要なだけかもしれない。
信じ預けて、じっくりと待てばいい。
有機的に生きるとは、
速く進むことではない。
ちゃんと生きることだ。
全体が壊れない速さを、選び続けること。
その人のペースに戻ったとき、
人生はまた、静かにそして強く動き出す。
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