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呼吸が通ると、身体の動きも変わる|臨床note①


オンラインワーク中に
よく行う確認があります。

それは、

「力を入れる」と「力を抜く」
を明確に切り分けること。

一見シンプルですが、
ここには多くの盲点があります。

人の身体は、

力を入れているつもりの場所では
実はあまり働いていなかったり、

逆に、力を入れている自覚がない場所に
強い緊張が残っていることがあります。

まずはそこを、
関節単位で丁寧に観察していきます。



仰向けでは、
伸筋の働きと呼吸を連動させながら、

鎖骨の下やバストサイドを軽く触れ、
胸郭が広がる動きと感覚を確認します。

呼吸が通り始めると、
胸まわりの動きが少し変わります。



うつ伏せでは、
背骨・肩甲骨・骨盤といった背面が、

呼吸によって
ふくらむ感覚を感じていきます。

呼吸は、
前だけでなく

背中にも広がります。

この感覚が出てくると、
身体の中の圧のバランスが少し整います。



横向きでは、
安定した姿勢の中で呼吸を保つことを
確認します。

姿勢が変わると、
呼吸は乱れやすくなります。

その中でも
呼吸が通る状態を保てると、

身体はまた少し安心します。



今回は特に、

逆腹式呼吸

を細かく分解していきました。

横隔膜が動きだす感覚。
無駄な力が抜けていく感覚。
腹圧が高まりはじめる感覚。

この3つがつながると、

呼吸が
身体の中心から動き始めます。



身体は、

「正しい形」に近づくことで
整うわけではありません。

多くの場合、

気づいた瞬間に
少しずつ変わります。

呼吸に気づくこと。
緊張に気づくこと。
動きの癖に気づくこと。

その小さな気づきが、
身体の伸びしろになります。

身体の動きを変え、
呼吸を変え、

日常の感覚を
少しずつ変えていきます。



整えるとは、
何かを足すことではなく、

身体の中で起きていることに気づくこと。

その気づきが、
身体を変え始めます。


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