ストーリーづくりって難しいけどおもしろい!AIでアニメOP風MVを作って見えたこと【Vol.1|構成編】
こんにちはKuronoです!
先日、初めてアニメっぽい作品を作ってYouTubeにアップしました!
「自分にしてはすごいのができた!」という嬉しさと、「もっとこうすればよかった…!」という反省が入り混じって、いろんな気持ちがぐるぐるしていました。
今回の記事は、「次はもっと良いものを作りたい!」という思いから、少し辛口に自分を振り返ってみた内容です 笑
同じように制作してみたいと思っている方にとって、少しでも参考やヒントになれたらうれしいです。
そして、まとめようとしたら、気づけば内容が膨大になってしまって…。今回は使用したツールと、構成づくりで気づいたことを中心にまとめていきます。
Topic.1:使ったAIツールと調整ツール
イラスト:Nano Banana (Google AI Studio , Leonardo.Ai)、Midjourney
イラスト編集:CLIP STUDIO
アニメーション:Vidu AI
音楽:Suno AI
音楽編集:Studio One
歌詞:ChatGPT(大枠を作ってあとで自分で調整)
※今回は【構成編】で具体的にどう制作したかはまた別記事にまとめます。
11/6公開:音楽編
11/22公開:アニメーション編
Topic.2:全体の構成について気付いたこと
ー物語を伝えるには、“構成と世界観”の設計が大切
もう頭の中でずっと頭の中でキャラが動いていて――「これを形にしたい!」という気持ちだけで、とりあえず思いつくままに作ってみたのが今回の作品です。
良いものができた!と思う反面、「これって自分以外の人に伝わる内容だったのかな…?」とふと考えてしまいました。
漫画のようにストーリーの前提があるわけではない中で、アニメMVとして世界を見せるのは想像以上にハードルが高い…。
キャラが登場しても、設定や関係性が伝わらなければ混乱してしまうし、感情移入も難しくなってしまいます。
さらに、演出・キャラ・音楽――そのどれかひとつでも、心を射抜くような強い魅力がないと、見る人の印象には残りにくいのではと感じました。
今後に活かすため、反省点と改善案、そして良かった点を箇条書きでまとめてみました。(反省点多めです…!)
① ストーリー構成・演出
【反省点】
全体的な盛り上がりが弱い(“サビ”をもっと劇的にしたい)
1〜10話くらいのストーリーをなぞっただけになってしまった
最終的な目的や敵がわかりづらい(旅の目的が見えない)
大人数がいる場面など舞台を補強する描写がない
OPをやるには3:22は長いためより構成が難しい(通常アニメだと1:30くらい)
最初の自然風景が「つかみ」として弱い(Youtubeのアナリティクスみても最初6秒間の離脱率が高い)
【改善案】
・文字だけでもいいので構成ボードや絵コンテを作り全体を俯瞰してから制作する
・冒頭のつかみ、緩急、クライマックスを明確にし構成を組む
・1:30くらいの曲でつくってみる(3分動画なら2つの作品に分けるとか)
・一枚絵に複数キャラを配置して世界観がわかるようにする
② 映像・ビジュアル
戦闘シーンなど大きな動きや速い動きがなくインパクトが足りない
イラストのスタイル統一が若干できていない
一部にAI特有の違和感が残っている
【改善案】
・主要キャラ以外の“層”を増やす。(必要に応じて主要キャラ増やす)
・戦闘シーンはVidu以外のAIツール(Soraとか)も検討
・構図のバリエーションを増やす
③ キャラクター
登場人物が少なく、少年と少女以外の同年代キャラも不足(大人キャラ中心)
喜怒哀楽の勢いがもうちょっとほしい
【改善案】
・主要キャラ以外の“層”を増やす。(必要に応じて主要キャラ増やす)
・キャラクターの喜怒哀楽をしっかり描き、どの感情も伝わる表情作りに力を入れる(AIがどこまでできるか…)
④音楽
曲の入りが静かで最初に興味を持ってもらいにくい
【改善案】
・サビの盛り上がりから始める構成や、印象的なイントロで惹きつける工夫をする
◆よかったところ
頭の中のイメージをなんとか最後まで形にできたこと
アニメっぽいイラストを動かすことができ、方法も知ることができたこと
なんとなくでも、ストーリーらしい流れを作れたこと
AIツールを使いながら、いろいろ考えて楽しめたこと
それぞれのAIツールの強みや弱みも学べたこと
改善案…本当に自分にできるのかはまだわかりませんが、焦らず、少しずつ形にしていけたらと思っています…!
もともとは「自分のイメージを形にしたい」という気持ちがきっかけでしたが、やっぱり見る人に何かが伝わる作品にしたい、という思いもあります。
技術的にまだまだな部分も多く、完成度を追いすぎると終わりが見えなくなってしまう――そのあたりのバランスに、いつも悩んでいます。
アニメOPはひとまず完成したので、次は「ストーリーをアニメにしてみる」という挑戦を、自分なりに試していけたらと思っています。
気になっているツールは、リップシンクがよさそうな「dzine.ai」とAI音声の「ElevenLabs」です。
さいごに
なんやかんや反省も多かったけれど、できあがった作品はすごく気に入っています!
キャラが動いて楽しそうにしている様子を見るたびに、いまだにニヤニヤしてしまうくらい 笑
「まさか自分にも“アニメっぽいもの”が作れるとは…!」という感動と「AIを使えばもっといろんなことができるかも!」という期待でいっぱいです。
何かを作って公開するって、本当にパワーがいることだなと感じます。
楽しい気持ちと不安がいつも隣り合わせですが、それでもやってみたからこそ味わえた達成感や楽しさがありました。
すごい作品がたくさんある中で落ち込むこともありますが、他のクリエイターさんの記事を読むと、背中を押されるような気持ちになり不思議とまたやる気がわいてきます。
そして、改めて感じたのは、「イラストを描ける人」「音楽を一から作る人」や「アニメ制作に携わる人々」のすごさです。
構成ひとつ取っても、どれだけの技術と経験が詰まっているのか――まさに神業だなと思いました。
AIがあっても、プロのような完成度にたどり着くのはまだまだ難しいと感じました。
どんなにツールが進化しても、やっぱり感動を生み出すのは、ストーリーや構成を生み出す人の感性なのだと思います。
作品を形にできたこと、そしてAIを通してたくさんの気づきを得られたことが、今はとてもうれしいです。
これからもしばらくはAIと一緒に、いろんな表現を試していきたいと思います。
