これにぴったりな言葉が浮かびました “人の振り見て我が振り直せ”
皆さんはこのタイトル画像はご覧になりましたか。
各国首脳が初めて参加した石破首相にあいさつするため次々と席を訪れている様子です。
皆新しい日本の首相がどんな人か直に合って間近に見てみようと興味津々なわけです。
それに対し、座ったまま握手しているので、散々「失礼だ」、「恥ずかしい、日本の恥だ」といってたたかれたわけです。
外務省も「これはマナー違反ではない」と言って火消しに追われていました。
その首脳たちが去ると、他の首脳たちが談笑している中で一人ぽつんとスマホをいじっているのです。
これも写されていました。

私は政治的な話や個人的批判の話をするのではなく、これらをビジネスシーンに置き換えて見てみたいと思います。
中堅クラスになってくると、仕事で祝賀会や懇親会、セミナーなど様々な会合に「お前行ってこい」と、出席する機会が増えてきます。
中堅クラスであれ幹部クラスであれ、出席する人は皆会社を代表してそこに居るわけです。
そういう会合に始めて参加したら知らない顔ばかりでどうしたら分からなくなるでしょう。
どのように振舞えばいいのでしょう。
ここからがまさに“人の振り見て我が振り直せ”です。
会場に入ってから発言予定の内容再確認や、重要連絡事項のチェックなどは必ず会場に入る前にトイレにでも行ってそこで済ませておくべきで、会場に入ってからこのように行うべきものではありません。

最初の第一印象で「この人はこういう人か」と思われてしまうと、挽回は難しくなります。
写真のように冷ややかな視線を送られることになってしまいます。
事前準備の重要性については以前にも記事にしていますので、参考にしてください。
又、どの会社の誰が参加しているかはリストが配られているはずなので、初めて参加したわけですから、めぼしい相手にはこちらから出向いて挨拶をすべきです。
他の人も同じような感覚でどんな人が来ているのか、まずは探り合っています。
談笑できるようになるには回数を重ねて知り合いと言える仲になる必要があるのです。
まずは自分を知ってもらうことです。
「**(会社)に**(人)ありき」と思ってもらえるようにするための第一歩です。
最初は肝心ですよ。
「緊張するなあ」と言う方は以前のこの記事もご覧ください。
立食パーティーなどでもそうです。
お腹が空いていておいしそうな料理が並んでいるからと言って、ガツガツ食べてばかりではいけませんし、逆に最初の完敗が終わるや否や挨拶しまわって名刺交換ばかりしているのも考えものです。
名刺を集めに行っているわけではないのですから、お互いどんな会社のどんな人かが分かるようにしっかり話をしていかなければなりません。
それには数名で十分です。
「何を話していいか分からない」、「コミュニケーションも苦手だし」と言う方は以前のこんな記事も参考になるでしょう。
挙句の果てに集合写真に間に合わずすっぽかしたそうです。

交通渋滞や電車の運休と言ったことはよくある話です。
その日の状況はしっかり確認し、アポイントに遅れたりしないようにしなければなりません。
ましてやすっぽかすなどと言ったことはビジネスシーンでは言語道断です。
これらのことは、今自分がどういう状況で、何をすべきかを考えると、おのずと答えは出てくるものです。
会社の上司もそれを期待して送り出したはずです。
次の画像も批判の声が上がっています。

嫌そうなトランプ大統領と、「やったぞ」といった表情の石破首相、私はこの対比に思わず笑ってしまいましたが、批判はそこではなく、前のめりのトランプ大統領に対し、石破首相が左ひじをついたまま握手をしている点にありました。
先の座ったまま握手の批判から握手を練習したと言います。
トランプ大統領は引き込むような握手をするから肘で支えているのだと。
ビジネスシーンでも握手は重要です。
トランプ大統領はビジネスマン出身なのでそこがよくわかっているのでしょう。
やわらかいとか分厚いとか言った手の感触、そっと握るのか強く握るのかと言った握り方、力の入れ方、引き込むようにするのか、大きくゆするのか、どのくらい握っているのかといったようなことは人によってみな違うのです。
交渉の場などでは特に相手がこちらより優位になるようなことがあってはなりません。
常に対等か自分のほうが優位でなければならないのです。
決して生半可な気持ちで何となく握っていてはダメなのです。
握手はただのあいさつではないのです。
相手は握手の時からこちらを飲み込もうとしているのです。
しっかり相手を見据えてまっすぐ姿勢を正して立ち、気持ちを込めて握手するようにしてください。
このように、いろいろなところで反面教師のとてもいい教材となりました。
最後に、昨日日本に対するトランプ関税25%が発表されたようです。
皆さん“人の振り見て我が振り直せ”、これらをよく見てご自分ならどうするかを考えてみてください。
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