株式相場の格言Pt3 本質編
前々回より続く株式相場の格言の最終回は、相場の本質に関する格言を集めてみました。
Part1と2は以下をご覧ください。
「頭と尻尾はくれてやれ」
頭は天井、尻尾は大底、それを狙うのはやめて、手堅くいく戦略が望ましいということです。大穴狙いは墓穴を掘るのが関の山です。
「相場は相場に聞け」
相場を読むためには、先入観を捨てなければばいけません。相場の動きをよく観察すれば、必ず見えてくるものがあるのです。
「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
投資家の心理をうまく表現した言葉です。悲観とは皆が見放した時、懐疑とは半信半疑ながら上昇を始め、楽観で強気相場になり、幸福感のバブルに酔う様子です。最後は消えてしまうのですね。悲しい。
「相場に絶対はない」
証券会社にいるとき、絶対言ってはいけない言葉に「絶対」というものがありました。「絶対あがるから買ってください」、「絶対もう天井だから売るべきです」、しかし100%絶対というのは相場においてはないのです。
「噂で買って事実で売れ」
これも鉄則です。噂の段階では期待値で株価は上昇します。しかし、公に発表されてしまえば、材料出尽くし、或いは期待外れとして売られてしまうのです。いい材料が出てからでは遅いのです。
「潮目を読め」
潮目、つまり市場の流れ、トレンドを読むことが重要です。今で言う“空気読めよ”、ということです。
「強気相場に売りなし」
いったん上昇トレンドに入ってしまえば、小さな下落はあっても、ある程度上昇は続くものです。下がったからと言ってすぐに売らなくても大丈夫な場合が多いということです。
「相場は明日もある」
どこかの歌にも「明日があるさ」というのがありましたね。失敗しても長期的にみて最後に勝てばいいのです。
「相場は時の氏神」
これも長期的戦略の重要性をいうものです。予測不能な相場だからこそ長期投資が勝利すると言います。
「強気相場には九分の力、弱気相場には一分の力」
市場トレンドが強気になっている時にこそこそ投資し、弱気になっている時は少し控えて慎重になるべきです。
「相場は生き物」
相場というのはまるで生きもののように予測不能な動きをすることがあります。柔軟な対応が求められます。
「一喜一憂するな」
今日はいくら上がった、下がった、と言うように株価の日々の値動きに一喜一憂していてはストレスがたまる一方です。長期投資でどっしり構えましょう。昔は売買手数料の安いネット証券がなかったので、デイトレードは難しかったこともあります。
「相場に勝つためには、自分自身に勝て」
これは相場という言葉を外してもいいですね。自分自身が一番の強敵かもしれませんが。
「相場は時の運」
株価には業績の裏付けと言った要因もありますが、流れというもというものもあります。確実なものはなく、運次第の側面もあるのです。
「麦わら帽子は冬に買え」
これも私の好きな「人の行く裏に道あり花の山」と同じ意味ですね。人気がなく株価が下がっている時に買った方が利益が大きいということですが、夏まで待たなければいけないので、資金的な余裕が大事です。
「嵐の中にいるときは休むべし」
これも「休むも相場」と同じく、相場が乱高下している時に手を出すと、やけどしますよ、という戒めです。

以上3回にわたって株式相場の格言をいくつか紹介してきました。
格言というのはいつもながら奥が深いですね。
お読みいただきありがとうございました。スキ・フォローを頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

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