株式相場の格言Pt1 リスク管理編
私は大学を出てすぐに証券会社に入りました。
上場会社の財務内容を調べたり、株価にどのように反映されるのかと言ったことに興味があったからです。
もう45年も前のことですが、初めての社会人生活ということもあって、その時に習ったことを結構いろいろ覚えているものです。
その中で今回は株式相場の格言と言われる言葉について、リスク管理に関すること・売買のタイミングに関すること・基本的な本質に関することの3回に分けてお話しします。
株式相場だけでなく、人生訓のように受け取ることも出来るものばかりです。
まずは第1段として、リスク管理に関する格言です。
「見切り千両」
株価が下がってきて買値を下回ってきた時、これ以上損失が拡大しないように、早めに損切りして損失を最小限に抑えることが大切だということです。
継続することも大切だけれど、いざと言うときにすっぱりやめて次に移行することも大切な事です。
「損して得取れ」
短期的に損失を出しても、長期的に利益を得る判断も大事だということです。なかなかむつかしいですが。
「利食い千人力」
株価が上がってきたとき、もっと上がるもっと上がると欲張りすぎると売り時を逃してしまうことがあるので、儲かっている間に売って利益を確定させることも大事だということです。何事も欲張りすぎてはいけませんね。
「欲張りは身を滅ぼす」
同じような意味です。相場が過熱してくると、まだまだ上がると錯覚してしまい、そのうちに急落して売り時を逃してしまうことがよくあります。
「売り買いは腹八分」
これもそうですね。それだけ大事だということですが、欲張らずにほどほどの利益で満足するのが一番賢いということです。相場の先行きは誰にも分からないのですから。ギャンブルもほどほどで切り上げなければいけないということにもなります。
「休むも相場」
のめり込みすぎてはいけません。たまには売買することを止めて、相場を静観することが次のチャンスをつかむ秘訣です。
「一勝九敗」
10回のうち、1回大勝すれば9回負けてもいいというものですですが、負けても負けてもいつかは大勝するから大丈夫ということではなく、大きく勝つ可能性を見出すことが大事だということです。
「卵を一つのカゴに盛るな」
卵とはお金のことです。かごとは投資対象のことです。つまり、一つの銘柄やジャンルに集中せずに分散投資がリスクを軽減するうえで有効だということです。企業が業態を拡大させるのもこの戦略ですね。
「相場は人の気迷い」
人の気迷いとは、投資家の感情がコロコロ変わることです。相場には変動リスクがあるため、冷静な判断が欠かせないということです。
「信用は信用ならず」
これは上級者が行う信用取引についての格言です。保有している現金の何倍もの取引を行えるもので、これは信用できない、つまりリスクが非常に大きいと言っています。FXなどもこれに当てはまりますね。
「自信過剰は禁物」
ビギナーズラックでなくても、買った株が値上がりが続くことがあります。こんな時こそリスク管理を怠らず、冷静に望むことが求められるということです。浮足立ってはいけません。
「閑散に売りなし」
株式市場の売買高が減ってきて、相場が閑散とする時があります。下がるのではないかと慌てて売るのではなく、市場の状況を見極めることが先決です。危機の対応マニュアルのようなことですね。まずは状況判断です。

今回はここまでです。次回は売買のタイミング編です。
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