AIに絵を描かせる方法は、プロンプトじゃなく“対話”でやる。 #216
1. プロンプト地獄、いったん忘れへん?
画像生成AIが流行りはじめてから、ずっと言われてきた。
「この呪文を入れろ」
「完璧なプロンプトを書け」
「単語の順番が大事や!」
……正直、めんどくさくない?
ワイもそう思ってた一人や。
そもそも、ワイみたいな絵や写真のプロでもない人が最初から全部説明できるわけないねん。
どんな構図で
どんな空気で
どんな距離感で
どんな光で
どんだけディテールで
そんなもん、言語化むずすぎる。
ワイはそこで気づいた。
──これ、プロンプトじゃなくて“対話”で作った方が早い。
これが、プロンプトをいじってるいわゆるエンジニアとしてのワイの一つの見立て。
今回は、その目線で読んでみてほしい。

2. 対話で絵を作ると「曖昧なまま始められる」
プロンプト式の最大の欠点はこれ。
最初の一撃で全部決めないといけない。
つまり「抜け漏れ」が地獄。
逆に 対話方式 はこうや:
とりあえず“ざっくりした雰囲気”を投げる
AIが草案を返す
良い部分と違和感を分ける
ピンポイントで修正
最後にプロンプト化して完成
これ、ワイ的には、プロンプト式より100倍ラクや。
なんでかというと──
プロンプトは完成品。
対話はプロセス。
完成品をいきなり作るのは大変でも、
プロセスは誰でも進められる。
これが強すぎって感じた。
3. 実際にやってみた
今回、別AI(Gemini)とやりとりしたんやけど、
そこでも完全にこの「対話型」で絵を作ってた。
たとえばワイ、最初に言ったのはこれだけ。
「今日さ、仕事で部下の発言にハッとさせられた」
「なんでやと思う?」
「どんなイメージが心にある?」
「これをさ、“少女とドラゴンとダークファンタジー”の絵に変えたいんや。イラストを描くプロンプトにしてくれへん?」
これ、めっちゃ曖昧やろ?
数字もないし、美術用語もゼロ。
それでもAIはちゃんと“最初の草案”を返してくれる。
で、ワイはそれに対してこう返すだけでいい。
「そんな世界観ええな! ほなまずそのストーリーにしてや」
「その上で、それを絵に落とし込む感じで」
──これだけで、AIは勝手に世界観を組み立ててくる。

まさに “会話しながら形にする” 感覚。
しかもこの方法、
絵の知識がゼロでも完全に成立する。
ただな、ここからはうまく持っていくには、どう足掻いて知識がいるって感じるw
けど、絵をかけるプロンプトはでてくるw
4. 誰でも使える「対話5ステップ」
STEP1:まず“雰囲気”だけ伝える
「青白くて静かな世界」
「情報の海みたいな空気」
「距離は近め」
細かく書かなくていい。
曖昧でOK。
STEP2:AIが返した画像生成プロンプトを観察する
いいところ
違和感のあるところ
を分けるだけでいい。
STEP3:1個ずつ修正指示を出す
「もう少し静かに」
「髪を光の線にして」
一点集中でOK。
STEP4:スタイルは最後に決める
「アメコミ調」
「細い線」
「モノクロ寄り」
途中で決めると迷走する。
最後で十分。
STEP5:完成直前だけ“プロンプトまとめ”をAIに書かせる
ここだけプロンプト形式にすればよい。
つまり、
プロンプトは完成後の“議事録”みたいな役割。
かっこよく、英語のプロンプトにしたかったらここで、AIいうねん。
今の対話から想像できる世界をAIで絵を描くプロンプトにしてくれへん?
なおかつ、英語のプロンプトがええわ。
って。
5. 曖昧でもいい──むしろ曖昧な方が強い理由
ワイ が自然にやっていたが、
実はこれ、めっちゃ理にかなってる気がしてる。
なぜなら、ガチガチのプロンプトで固めないことで、AIとの対話に「セレンディピティ(偶然の幸運な出会い)」 が生まれる余白ができるからや。
● 曖昧な方がAIが“平均的な意味”を拾う
→ 世界観の輪郭が作りやすい
● 最初に完璧な文章を作る必要がない
→ 迷ってもOK
● AIが草案を作ってくれる
→ 人間は修正だけすればいい
● アートディレクションのやり方と同じ
→ プロの制作プロセスがそのまま一般化
だからこの記事の本質はこれ。
絵は“作る”んじゃなく、AIと“育てる”。
6. おわりに:プロンプト至上主義は、もう古い!?
もちろんプロンプトは便利。
でも、呪文みたいに固めすぎると逆に自由度を失う。
※もちろん、イメージを具現化したいとか時と場合にはよる。
これから大事なのは、
世界観を渡す力
曖昧さを活かす力
絵を見ながら修正する力
AIと会話して作品を育てる力
つまり、
絵が描けなくても、
誰でも“AIアートディレクター”になれる時代。
ワイはこれを「対話で描く画像生成」と呼んでる。
ただ、勘違いせんといてほしいのは、これは「何も知らなくていい」って意味やない。
対話をより深く、より鋭くしていくには、やっぱり「表現方法の知識」 という自分自身のアップデートが不可欠や。
「どんな光を当てれば、この感情が伝わるのか?」
「この構図には、どんな美術史的な文脈があるのか?」
その知識が、AIとの対話をさらに高い次元へ連れていってくれる。
……そのあたりの「知識をどう実戦に組み込むか」という話は、また別の機会に。
あなたのAI絵づくりも、今日から“対話”で始めてみるのはどう?
表現法について参考にしているクリエイターさん
表現法の一覧メモ
もしこの記事が「ためになった!」「そんなのもありなんや!」と思ったら、スキ or コメントで教えてな。
ワイはみんなの「スキ」を主食にして、次の仕組みを練り上げる生き物やねん(笑)
ほな、また。
そして、ワイはこれがちょっと欲しいのよね・・・w
7.おまけ
Geminiネーサンとの対話


生成した画像生成用プロンプト
A person with an expression of joyful discovery sits relaxed in a comfortable armchair, gesturing actively as they engage in a natural conversation with a friendly, glowing AI avatar projected from a holographic interface. Instead of lines of code, the interface shows abstract speech bubbles and flowing conceptual shapes. From their dialogue, vibrant, swirling streams of light, liquid paint, and evolving artistic elements—like half-formed fantasy landscapes and creatures—emerge and fill the cozy, warmly lit room. The atmosphere is magical, creative, and full of serendipity. The art style is a blend of expressive watercolor and ethereal digital illustration.
生成した画像





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